学校ブログ

<修学旅行記4>プライドとリスペクトを心に、最高の思い出を!

2024年11月8日 08時00分

ホテルから10分程度歩いて東京ドームシティアトラクションズに向かうと、同じ方向に向かう人の数がだんだんと増えていきました。幸か不幸か、東京ドームでは午後6時から「キヨの東キヨドーム in TOKYO DOME」というユーチューバーさんのイベントが開催されようとしていたので、かなりの人が集中していました。子供たちは二列になって、東京ドームに入場しようとする人の波をかき分け、すり抜け、遊園地の方に進んで行きました。当然、歩いている子供たちの列を横切っていく人たちも大勢います。わずかな時間でも周りをきょろきょろ見渡していたら、前の人を見失ってしまいそうな状況です。列の最後尾の職員は、はぐれてはたいへん・・・と、後ろから子供たちに「お~い、前の人をしっかり見てってよぉー!」「見失うなよぉー!」そんな声をかけ続けました。

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遊園地側に入り、集合場所となるバイキングの前に整列し、添乗員さんが入園の手続きをするのを待ちました。そこで、アトラクションを利用するためのQRコード付きリストバンド式のチケットとミールクーポンが配付され、活動グループごとに動き出しました。ドームでのイベントが始まる時刻が近づくと、フードコートにも空席が出てきたので、まずは腹ごしらえからと夕食をとる子供たちが大勢いました。夕飯の人気は丸亀製麺?だったとか・・・。観覧車やジェットコースターなど定番のアトラクションだけでなく、お化け屋敷に行った子供たちもいたようです。あまりの怖さにリタイアしたり、走って逃げたために転んだりした子もいました。大きなケガにならなかったのは、不幸中の幸いでした。

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7時40分の集合時刻には、ほぼすべての班が最初に解散した場所に戻ってくることができました。遅れてしまった班の子供たちもすぐ近くのアトラクションに乗っていたようで、申し訳なさそうに駆けてくるのが見えました。集まった子供たちは、それぞれどんな楽しみ方をしたかを先生や友達と報告し合いました。それぞれの班で起こった事件?!をネタに笑っている班もいくつかありました。「あー、楽しかったぁ~!」心の底から漏れているであろう子供たちの言葉をとってもとってもうれしく思いました。

再び二列に整列し、みんなでホテルに向かいました。遊園地ではしゃぎまくった子供たちでしたが、列が動き始めると気持ちをしっかり切り替え、マナーを守って移動することができました。そんな姿も我々職員をうれしい気持ちにさせてくれました。

ホテルでは、荷物の受け取り方や部屋のカギの使い方などの説明を受け、二つの階に分かれ、自分の部屋に入り、各部屋で振り返りをしたり、お風呂に入ったりした後は、思い思いに過ごしました。カメラマンさんが各部屋で記念撮影をしてくださいましたが、お化け屋敷で見たゾンビになりきる子供たちもいたようです。

午後9時、エレベーターホールで班長会議をしました。班長さんたちから、「静かに話が聞けたのはよかった」「列がバラバラになってしまうこともあったけれど、言われればすぐに直すことができた。言われなくてもできるようにしたい」など、一日目のよかった点や反省点が出されました。その中で、「もっと温かい声掛けをしていきたい」と話してくれた班長さんがいました。自分ことだけ考えるのではなく、友達が嫌な気持ちにならないように、友達がいい気持ちになれるように考えているその子の優しさに感動しました。私も、「優しい言葉掛けをしていきたい」と思わされました。

午後10時、各部屋をまわって、消灯の声掛けをしました。トランプをやっていた部屋もありましたが、明日の朝が早いから消灯して布団に入るよう話をすると、すぐに布団に入る準備をし始めました。素直な子供たちの態度をうれしく思いました。

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大きな物音がして・・・子供たちの話し声がいつまでも聞こえてきて・・・ということもなく、我々職員も早めに布団に入ることができました。