学校ブログ

冷たい雨の一日となりました・・・ 11月20日(水)

2024年11月20日 17時01分

雨の予報が出ていたので、子供たちの登校を心配していましたが、登校の時間帯には、雨がちょうど止んでいてほっとしました。冬を感じる冷たい雨の一日となりました。

本日、1年生の保護者、お父さんがお一人来校してくださいました。「PTA奉仕作業に都合が合わず参加できなかったので、この日であれば時間の都合がつくので校内の草刈り作業をやらせてほしい」と先日お電話をいただきました。来校された際、「雨ですけど、草刈りをします」とおっしゃってくださいましたが、気温も上がらない寒い日だったので、普段は手が届いていない体育館の扉のレールや入口周辺の清掃をお願いしました。

今週、こしんでんアート展を行っています。体育館がきれいになり、気持ちよく保護者の皆様をお迎えすることができます。ありがとうございました。

今日の給食は、本校の6年生が栄養バランスを考えて決めてくれた希望献立でした。チャーハン、揚げ餃子、ナムル、わかめスープ、牛乳です。とてもおいしかったです。夕飯のメニューとかぶっていないことを祈っています。お子さんに「今日の給食どうだった?」と感想を聞いてみてください。

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こしんでん集会に向けた発表練習 11月19日(火)

2024年11月19日 18時08分

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22()のこしんでん集会に向けて学級内で、異学年との交流で発表練習を行っています。自分の学んだことや学びを通して考えたことを自分の言葉で他者に伝える、子供たちが付けなくてはならない力です。

聞く人に伝わる発表かどうかは、相手の気持ちになって考えなければ分からないことです。学んだことの発表を通して、子供たちは多くのことをまた学んでいると感じます。

発表練習では、子供たち同士でよさを認め合ったり、助言し合ったりする場面も設けています。今日の授業でも、子供たち同士で学び合う姿がとてもステキでした。

ボランティアさんによる紙芝居(1年生) 11月19日(火)

2024年11月19日 17時54分

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今日は、地域のボランティアさんが来校して下さり、1年生に紙芝居を見せて下さいました。1年生にとっては、2回目の紙芝居でした。

8時10分までの朝の支度が早い子もいれば、なかなか進まない子もいます。「もうすぐ紙芝居が始まるよ~、急ごう!」と子供たちを急かしながらお支度の後押しをしました。

朝の時間帯で、気分が乗らない子も最初は目につきましたが、だんだんと紙芝居の世界に子供たちが引き込まれていくのが分かりました。

デジタル社会の中で生活している子供たちです。だからこそ、目の前の人から聞こえてくる声や目の前でめくられながら進んでいく紙芝居のお話は新鮮なのだと思います。

毎回、朝早くから来てくださるボランティアさんには、頭が下がります。子供の様子がどうであろうと、いつでも子供たち一人一人を大切にして語りかけてくださっています。本当にありがとうございます。

こしんでんアート展の作品展示を行いました! 11月18日(月)

2024年11月18日 16時55分

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本日の放課後、明日から始まるこしんでんアート展のための作品展示を職員が行いました。

学校の体育館が、美術館に生まれ変わり、子供たちの作品一枚一枚が展示されました。図工作品と書写の作品の中から、子供が自分でアート展に出品する作品を一つ選びました。作品には、子供たちの思いやこだわりがつまっていて、個性もよく表れています。子供たちの作品一つ一つを見ながら、先生たちの会話も弾んだようです。展示された作品を見ているだけで、心が温かくなります。

<浅羽東小 こしんでんアート展>  

場所: 体育館

日時: 11月19日(火)~22日(金)

    午後2時30分から午後4時まで ※22日(金)のみ15時45分まで

一部のクラブ活動の作品も展示しています。こしんでん集会当日は、子供たちの発表もあるので、時間帯によっては体育館が混み合い、じっくりと作品を見る時間がないかもしれません。お時間があるようでしたら、火~木曜日にも、ぜひお出かけください。

御来校の際は、名札を付けて職員玄関からお入りください。感想カード「いいとこみっけカード」を御記入くださると幸いです。子供たちへの勇気づけとなります。

持久走記録会に向けての試走をしました!11月15日(金)

2024年11月15日 16時19分

昨日から今日にかけて全学年で12月3日に行われる持久走記録会に向けての試走が行われました。力いっぱい走る、頑張る子供たちの姿に感動します。

走るのが苦手・・・という子もいます。苦手なことにもチャレンジする、苦手なことでも頑張る子供たちの姿には勇気をもらいます。

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応援する姿もかっこいい!

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そして、今日は東こども園の園児たちが園外保育に本校の「古新田の森」や駐車場でドングリを拾いに来ました。「ドングリころころどんぶりこ~」と歌いながら拾う姿や、坂道を笑顔でただただ走る姿などなどにほっこり!

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被爆ピアノコンサートを開催しました!(5、6年生) 11月14日(木)

2024年11月14日 17時59分

今日は、79年前に投下された原子力爆弾で被爆しながらも奇跡的に残ったピアノによる演奏会が開かれました。広島で生まれ育ち、今も広島でピアノの調律や運搬の仕事をされている矢川さんは、広島から自分の運転するトラックで日本全国に被爆ピアノを運び、コンサートを開く平和活動をされています。2001年から始め、今年で24年目、47都道府県はすべて訪れたというのですから、驚きです。

矢川さんは、「これが私ができる平和の種まきです。」とおっしゃっていました。「自分にできる平和運動をしているだけです。」と、謙虚に話される矢川さんの表情には、柔らかさと静かな強さ、そして奥深さを感じました。

本校に今日運び込まれたピアノは、ヤマハ製のピアノで昭和13年製と書いてありました。このピアノは、アメリカやノルウェーにも運ばれ、演奏されたピアノだそうです。世界に被爆ピアノは12台あるそうです。日本が世界唯一の被爆国ですから、そのすべてが日本、広島と長崎で被爆したピアノということになります。矢川さんは、そのうちの7台を管理し、平和の種まきのために活用しているそうです。

子供たちから矢川さんに質問する場面もありました。2人の男の子が勇気を出して、質問してくれました。

当時、ピアノはたいへん高価な物で、家一軒とほぼ同じくらいの値段だったとか・・・被爆ピアノを見ていると、80年前、このピアノをどんな家庭のどんな人が弾いていたのか、その家族は原爆で生き延びられたのか、ピアノが発見されたとき、建物はどんな状態だったのか、発見した人はどんな気持ちだったのかなど、いろいろな疑問が浮かんでくると同時に、当時の光景を想像してしまいます。学校の体育館や音楽室にもピアノはありますが、全然違って渋く?見えます。ピアノ独特の表面の輝きやつやはほとんどなく、墨汁で塗った黒といった色合いでしょうか。(表現が適切かは不安です)

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矢川さんのお話の後、4人の代表児童がピアノを演奏させてもらいました。戦禍を生き延びたピアノでのお友達の演奏には、重々しさのようなものが音色に加わっているかのようにも感じました。ステキなピアノ発表会でした。

続いて、袋井市在住のソプラノ歌手とピアニストによる演奏も聴かせていただきました。プロの音楽家さんたちの歌と演奏は、また格別でした。生でソプラノ歌手の歌声を聴いた子供たち、声量と高音域の声の美しさに感動しました。最後に、子供たち全員で被爆ピアノの伴奏で、校歌を歌いましたが、ソプラノ歌手になりきろうとしていた子もいた気がします。

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今日のコンサートを通して、子供たちのうちに平和の種が蒔かれました。この種がしっかり根付いて、芽を出し、成長していくことを願っています。お礼の言葉を述べた6年生の代表児童の言葉が心に残りました。国語の授業で習った教材に出てきた戦争の話を思い出し、戦争について、平和について考えていました。子供たちが平和の種を蒔く人になってくれることを期待させてくれるスピーチでした。私自身も平和の種を蒔く人になりたいと強く思わされました。

被爆ピアノに触れ、原爆に関する資料も見せていただきました。今、世界は大きく動いています。平和が壊され、戦争に巻き込まれている人たちが大勢います。子供たちと平和について考えたい、話をしたい、そんな気持ちになりました。

袋井市の被爆ピアノコンサート実行委員会の皆様のお力添えがあって、今回、本校でこのコンサートを開催することができました。「子供たちに平和の大切さとありがたさを伝えたい」そう思って活動してくださっている実行委員会の皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

保護者の皆様、御家族の皆様も参加してくださっていました。ステキな時間を共有できたことをうれしく思っています。ぜひ、御家庭でお話や演奏を聴いた感想をお子さんとお話しください。ありがとうございました。

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リモートで表彰式を行いました! 11月14日(木)

2024年11月14日 17時20分

今日は、朝の時間帯に図工の作品や理科の自由研究、読書感想文など様々なコンクールで優秀な成績を収めた子供たちの表彰式を行いました。校長室で表彰式を行い、他の子供たちは、教室で参加するというかたちをとりました。

8人の子供たちに賞状を手渡しましたが、立派な賞状だけでなく、中には記念品が添えられているものもありました。夏休みの宿題などで、頑張って取り組んだ成果です。お家で額に入れて飾るなど、大切にしてください。

賞状を手にするチャンスはだれにでもあると思いますが、賞を得ることだけが目的ではありません。大切なのは、チャレンジすること、そして興味をもったことに打ち込むことだと思います。自分の可能性をどんどん広げてほしいです。

市民ひとり一句一首運動で入選した子供たちの作品がステキだったので、紹介します。 

優秀賞「せみがなく みんみんみんと いきている」

佳作「あさがおが さいたがかれた かなしいな」

佳作「ゲームじゃない はじめてとった かぶとむし」

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<修学旅行記 最終号>プライドとリスペクトを心に、最高の思い出を!

2024年11月14日 08時00分

バスは、最後の見学地、東京タワーに到着しました。東京タワーも有名な観光地、東京スカイツリーほどではありませんが、ここにもたくさんの修学旅行生と観光客が訪れていました。

最初に東京タワーのアテンダントの方々(接客してくださる方)が東京タワーについて説明をしてくださいました。電波塔としての役割はスカイツリーに譲っていますが、まだまだ東京のシンボルという感じがします。東京タワーの魅力は、なんと言っても見た目の美しさかもしれません。バスの中でガイドさんが話してくださったことと重なる話もありましたが、子供たちはアテンダントさんを大切にした聞き方がしっかりできていました。

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数機のエレベーターがあり、わずかな待ち時間で学級ごとに乗ることができました。展望台から見える東京は、やっぱり大都会でしたが、所々に緑も確認することができました。床がガラス張りになっているところもありましたが、怖がる様子もなく、真下に見える景色も楽しんでいました。

東京タワーが最後の買い物ポイントで、子供たちは最後の買い物を楽しみしていました。買い物ができる3階には、エレベーターで降りるのですが、エレベーターを待つ時間がもったいないと思ったのか、長い長い階段を使って降りた子もいたそうです。3階のショップでは、主に東京タワーオリジナルのお土産が、2階のショップでは、人形焼きや東京ばな奈など、東京名物、定番の東京土産を手に入れることができました。去年の修学旅行で、東京ばな奈を探し回っている子たちがいたのですが、去年は買い物が許可された場所には売っておらず子供たちが残念がっていました。今年は、ほとんどの物が手に入りそうです。家族やきょうだい、一人一人思い出しながら買い物する子、豪快に買い物をする子などそれぞれでしたが、子供たちは十分満足することができたようです。

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下から東京タワーを見上げることで、見納めとし、バスに乗車しました。そのままバスは東京駅へ向かいました。バスの中で、ガイドさんと運転手さんにお礼を伝えました。たった二日間だけでも、一緒に過ごしたことで不思議な絆が生まれたような気もしました。ガイドさんは山形のご出身だそうで、東京に憧れ、東京で働きたいと上京したと話してくれました。運転手さんは、東京駅近くの路上にバスを停車すると、すぐにバスの下に潜り込み、子供たちの荷物や職員の荷物をせっせと取り出してくださいました。バスを運転するだけがお仕事ではありません。乗客のために、一生懸命尽くしてくださっていました。各訪問地では、子供たちがバスを下車する際、一人一人を「いってらっしゃい」と温かな眼差しで見送ってくださり、バスに戻ると「おかえりなさい」「お疲れ様でした」と温かく迎えてくださいました。ガイドさんも、運転手さんも、温かなお人柄と誠実なお仕事への取り組みがとてもステキでした。

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東京駅の構内で、同行してくださったカメラマンさんにお礼を言ってお別れをしました。そして、乗車する新幹線の時刻までトイレに行くなどして、少し待ち、やがて新幹線のホームへと上がっていきました。

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東京駅に折り返し運転の新幹線が到着しても、すぐに乗り込むことはできません。車内清掃等の作業があります。ホームでの待ち時間に、近くにいた子供たちに世界に誇る新幹線の清掃スタッフさんの話をしました。

おそろいのユニフォームで、素早く新幹線に乗り込み、座席の向きをかえたり、シートのカバーを取り替えたり、車内清掃をしたりするスタッフさん。東京駅に到着してから、作業できる時間は7分から10分と言われています。「いいかい、あそこでスタンバイしているあの人たちのこと、よく見ててよ。働く様子を。てきぱき働くでね。しかもすごく丁寧に仕事をされるからね。」「降りてくるお客さんに対してもしっかりお辞儀してあいさつもされると思うよ。」「むちゃくちゃかっこいい!って外国の人もSNSに上げるほど新幹線のお掃除をするスタッフさんって有名なんだよ」私の前振りで興味をもった子供たちは、実際の仕事ぶりをじ~っと見ていました。まずは、下車されるお客さんをホームで丁寧に迎えます。車両が空っぽになったところで、チームごとに乗り込み、作業を開始します。「すごっ!」「はやっ!」「あっという間にやっちゃうね」車内をのぞき込みながら驚きの笑みを浮かべた子供たちから、驚きの声も聞こえてきました。どんな手順で、車内清掃をするのか、感心しながら子供たちは見つめています。やがて、「やっぱ、プライドだよね」と話す子供たちの声が聞こえてきました。プライドをもって仕事をされる清掃スタッフさんの姿から、仕事に対するプライドを感じた子供の口から自然ともれた言葉でした。働く人の姿をかっこいいと感じられる子供たちがとってもステキでした。学校教育は小学校で終わるものではありません。子供たちが社会的に自立すること、社会で働き、よりより社会をつくる人に成長していくことを支援していくのが私たちの仕事です。子供たちがやがて生き生きと働く姿をみたいなぁと思って、子供たちと接しています。

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行きの新幹線では、座席を回転させて楽しく過ごす子もいましたが、帰りは疲れている子もいるので、落ち着いて静かに過ごすことを班長さんたちに指示してありました。友達と話をして過ごす子、寝ている子、しおりに振り返りを記入している子もいました。

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掛川駅で在来線に乗り換える頃にはわずかに雨が降っていましたが、愛野駅に着いた時にはちょうど雨も止んでいました。愛野駅で、帰着式を行い、代表児童が修学旅行で自分たちが成長したこと、そして、これからの課題について発表してくれました。

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解散する前に、最後の最後までお世話になった添乗員さんに、全員でお礼を言いました。私たちが、事故なく無事に旅行するために最も気を配ってくださっていたのが添乗員さんでした。ありがとうございました。

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卒業まで、あと5か月。6年生が浅羽東小の文化の礎をしっかりと築いて次の6年生にバトンを渡してくれることを期待しています。楽しい楽しい修学旅行でした。でも、体調不良で修学旅行に参加できなかったお友だちもいました。とっても残念だったと思います。東小での残りの日々、全員が仲間へのリスペクトを忘れずに、一日一日を修学旅行以上の楽しい思い出にしてほしいです。

私が見た修学旅行の報告は以上です。子供たちそれぞれの目に映った景色があり、それぞれの心にかけがえのない思い出が刻まれていることと思います。

ありがとうございました。

赤い羽根の共同募金への協力をありがとう(さわやかボランティア委員会) 11月13日(水)

2024年11月13日 16時49分

さわやかボランティア委員会の子供たちが、今週3日間、赤い羽根の共同募金活動を行いました。

この共同募金は、変化の激しい社会の中、だれもが住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう役立てられます。「子ども家庭」「障がいのある人」「高齢者」「災害」「地域福祉」の5つの分野を設けて、それぞれの分野ごとの社会課題解決に取り組む事業や活動に対して助成されます。

3日間の本校の募金活動でどれくらいの額が集まったかについては、委員会で集計して、子供たちに報告されます。多くの子供たちが募金に協力していました。そして、委員会の子供たちが「御協力、ありがとうございます」とお礼を言っていました。助け合いの精神がどんどん広がっていくといいなと思います。

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募金は私たちの知らないところで役立てられます。私たちが会ったことのない人の幸せのために私たちの善意が役立てられます。会うことのない人を大切に思う募金はもちろん尊いことですが、もっと大切なことは目の前にいる人をまず大切にすることだと思います。家族であったり、友達であったり、地域の人であったり・・・。目の前の人を大切にすること、目の前にいる人を幸せにすることで、私たちの生活する社会は今よりもっとステキな社会になっていくと思います。

<修学旅行記7>プライドとリスペクトを心に、最高の思い出を!

2024年11月13日 08時00分

バスは、浅草から上野公園に向かいました。上野公園バス駐車場には、何台もの観光バスが集まっていて、ここもまた人気の観光地であることを実感しました。バスを降りて歩いた歩道では、上野駅から歩いてきた人たちと合流しました。多くの人がいっしょに上野公園に向かって歩いていきました。

国立科学博物館の前で集合写真を撮り、先生からお弁当のことやその後の活動の注意事項、最終的な集合時刻について確認するお話がありました。ここでも、しっかり話を聞く子供たちの姿が輝いていました。

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お弁当とお茶が配付され、昼食となりました。天気もよかったので、上野公園でお弁当を食べました。雨が降ったら、バスの中で・・・という計画でした。雨だけでなく、風のない心地よい陽気でした。しかし、浅草で食べ歩きを楽しんだために、お腹が空いていないという子がたくさんいたようです。「先生~、お弁当食べれない・・・」そんな声も聞こえてきましたが、おいしいお弁当で、ぺろりと平らげてしまう子や食べきれないという子のおかずをもらって食べてくれる子もいました。

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食べ終わった児童から容器を片付けます。添乗員さんが、ゴミをまとめてくださいましたが、「ごちそうさまでした」「ありがとうございます」「お願いします」といった言葉を自然と発することができる子供たち、頭を下げながら容器を渡す子供たちの姿をうれしく思いました。

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昼食後、学習グループでの活動に入りました。上野公園には、国立科学博物館だけでなく、国立博物館、西洋美術館、上野の森美術館、東京都美術館など、魅力的な場所が数多く集まっています。それでも、今年の6年生の子供たちの計画では、上野動物園と科学博物館に行く班がほとんどだったそうです。限られた時間だったので仕方のないことですが、日本中に小中学生は無料・・・という施設がたくさんあります。今のうちにできるだけたくさんそういった施設を訪問してほしいなと思います。

動物園ではこの動物を・・・、科学博物館ではこの展示を・・・どうしても見たいものを決めていたのでしょう、子供たちはグループごとにお目当てのものを探しに出掛けていきました。上野公園にも、修学旅行生や観光客が大勢訪れていました。私は上野動物園に入ったのですが、遠足で来ていた小学生や親子遠足の園児もたくさんいました。動物よりも圧倒的に人が多い状況で、上野動物園の目玉であるパンダには40分待ちの行列ができていました。動物園だけでもかなりの広さがあり、勾配のある立地だったので、歩くのはたいへんだったと思います。それでも、子供たちは浜松動物園や日本平動物園とは違う上野動物園を楽しむことができたようです。

自然科学が好きな子にとっては、科学博物館はワクワクする場所であったと思います。地球のこと、そしてそこに住む生き物のこと、私たちが住む日本のことを知ることができます。多くの学びがあったことと思います。

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上野公園での集合は、12時45分でした。10分前くらいからだんだんと子供たちが集まってきました。歩き疲れた・・・という子供たちもいたようです。2分前の時点で、1グループ間に合っていませんでしたが、動物園の方から集合場所に向かってくる子供たちの姿を確認することができました。必死に走ってくる子供の姿、一番後ろには友達の手を引いて急げ急げと頑張っている子供たちの姿が見えました。集合時刻に遅れること自体は、よいことではありません。でも、なんとか間に合わせようと真剣に頑張っている子供たちの姿に先生方の顔には自然と笑みがこぼれていました。子供たちの誠実な態度をうれしく思いました。

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全員の集合が完了し、バスに戻りました。そして、最後の訪問先、東京タワーに移動です。

私が乗車したバスの中では、班ごとに準備したレクがまだ全部終わっていないから・・・とレクの続きを行うことになりました。最後に登場したグループの児童がレクの説明をします。「今から先生たちにジャンケンをしてもらって、負けた先生に歌を歌ってもらいます。歌は、僕たちが決めます。じゃあ、先生、ジャンケンをしてください。」え~っ!なんじゃあ、それは!そんなのレクじゃないだろぉ!そう訴えましたが、まったく聞く耳はもっていない様子で、「じゃあ、アンパンマンの歌でお願いします」と提案される始末でした。ガイドさんも、「いや~先生もたいへんですね」と言いながら、スマホでアンパンマンの歌を検索してガイドさんのマイクを通じて流してくれました。出だしだけ歌うから、後はレク係の班で歌をつないで締めてね・・・そうお願いしてなんとかやり過ごし、バスは東京タワーに到着しました。

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<修学旅行記6>プライドとリスペクトを心に、最高の思い出を!

2024年11月12日 08時00分

浅草では、グループごとにおみくじを引いたり、参拝をしたり、お土産を買ったり、食べ歩きをしたりして楽しみました。東京で最も有名な観光地の一つであるために、修学旅行生だけではなく、多くの観光客が集まってきます。外国人の姿もたくさん見かけました。英語以外の外国語を話す方もたくさんいて、外国人にとって日本が人気の海外旅行先であることを感じました。日本でもここ数年、物価高となってきましたが、アメリカなど海外の物価は日本とは比べものにならないほど高くなっていると聞きます。それゆえ、海外の人にとっては物価の安い日本が人気の旅行先になっているそうです。

浅草寺のおみくじは、「凶」が出る割合が他のお寺と比べて高いとガイドさんが言っていました。運勢は7種類あるそうですが、凶が3割程度だそうです。おみくじを引いた子供たちの運勢はどうだったのでしょうか。

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仲見世通りの途中にスカイツリーが見えるポイントがありました。仲見世通りを進んだ先には雷門があります。スカイツリーを背景に、雷門を背景にたくさんの写真を撮ることができました。家族へのお土産を買っている子もたくさんいました。人形焼きは、どのお店が安いのか、おまけをくれるのか、子供たち同士で情報交換をしていました。浅草での食べ歩きについては、しっかり事前調査をしてきた子たちも多く、メロンパン、いちご飴、おだんごなど、お目当てのお店を探して味わう子供たちが大勢いました。「さっき朝ごはん食べたばかりだよね」先生たちからは、時々そんな声が聞こえてきました。

子供たちの浅草での滞在時間は、1時間半もありませんでしたが、その短い時間でも観光客の数はどんどん増えていきます。袋井市にもこんなふうに人が集まる観光地があれば、地域経済は潤うだろうなと思ってしまいました。

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ほとんどのグループが、時間通りに集合場所に戻っていましたが、集合時刻に全グループがそろうことはできませんでした。時間を守ることは、「自分も相手も大切にする」ことにつながっている、あらためてどの子にも分かっていてほしいと思いました。

遅れてきた子供たちの全員の集合を確認し、再び歩いてバスまで移動しました。バスが停車していた道路の前には、小学校があり、校庭で制服を着た小学生たちが遊んでいました。本校の子供たちは、東京の小学生を横目で見ながらバスに乗り込みました。私にとっても、大都会、しかも観光地の小学生は浅羽の小学生と違うのだろうとか興味津々でした。ちょうど見守りの先生らしき方が立っていたので、話し掛けると、子供たちが遊んでいたのは、校庭ではなく地域の公園で、グランドがあまりにも狭いので、台東区にお願いして昼休みと休み時間には、学校のために開放してもらっているとのことでした。休み時間に見守りとはたいへんだ・・・と思いましたが、先生が注意をしないと、外国からの観光客にとっては、制服を着た小学生が珍しい、かわいいとの理由でやたらと写真を撮られてしまうのだとか・・・ところ変われば悩みも変わるものだと思いました。

私も子供たちに続いてバスに乗り込み、次の目的地、上野公園に向かいました。

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我が家のメディアに関するルールは?(健康の日) 11月11日(月)

2024年11月11日 16時49分

先週7日()に、浅羽学園保健委員会が開かれました。昨年までは、学校保健委員会というかたちで学校ごと開催していたものを今年は学園で開催し、本校から12人のPTA役員の皆様が参加をしてくださいました。

今年のテーマは、「With メディア ~家庭での声かけ、働きかけを考えよう~」でした。中学校と4つの小学校の保護者がグループをつくり、各御家庭でネット、スマホのルールをどうしているのか、事例を元にして話し合いました。オンラインゲームにはまってしまった小学生、食事中も友達にメールの返信をしなくてはならない小学生、学校から帰るとずっとスマホを手放せない中学生・・・3つの事例が出てきました。

どの家庭でも悩みはあるようで、グループごと、話し合いが盛り上がっていました。

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本校では、本日、学園「健康の日」として、今日から17()まで行う「メディアコントロール・ウイーク」の指導を行いました。子供たちは、どれくらいメディアに触れているのだろう、小学生はどれくらいスマホを使っているのだろうと興味をもって参観していました。ある高学年のクラスでは、寝るときもスマホをもって布団に行く人?と担任の先生が尋ねると、クラスの半分以上の児童が手を挙げていました。私にとっては衝撃でした。この子たちがスマホを手放せなくなっているとしたら・・・驚きではなく、ショックです。

保健室の先生たちが作ってくださった今日の資料では、「インターネット、スマホの利用時間と脳の発達」の話や「スマホを使っている時間と数学のテストと勉強時間の関係」に関する研究結果が話題となりました。

私たちの生活を便利にしてくれる一方で、マイナス面も指摘されるスマホなどのメディア利用です。自己コントロールが十分にできない子供たちに与えるには、大人がしなくてはならないこと、考えなくてはならないことがたくさんあるなと思わされます。SNSを介したトラブルも心配です。大人が、子供を守る意識を高めていかなくてはなりません。

今週、子供たちがメディアコントロールに挑戦します。メディアに触れる時間をどれくらいにしようか、自分で考え、自分で決めて、チャレンジします。保護者の皆様、御家族の皆様の御理解と御協力、見守りと励ましをお願いいたします。

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<修学旅行記5>プライドとリスペクトを心に、最高の思い出を!

2024年11月11日 08時00分

修学旅行二日目の朝も、東京ではきれいな青空が広がりました。暑くも寒くもない、清々しい日となりましたが、夕方からお天気は下り坂の予報が出ています。とにかく子供たちの活動に支障が出ないことだけを祈って一日をスタートさせました。

起床時刻630分に各部屋をまわると、寝ている子はほとんどいませんでした。着替えや荷物の整理をしている子たちに、「おはようございます」とあいさつすると、さわやかなあいさつの声が返ってきました。7時過ぎにはすべての荷物を持って12階、14階から、1階の朝食会場に移動しなくてはなりません。時間的な余裕はありませんでしたが、子供たちが、そのことをしっかり意識していることが伝わってきました。普段からきちんとした生活リズムで生活できているからなのか、修学旅行で興奮して早起きしたのかは分かりませんが、寝ている子を起こすという作業もありませんでした。

こうして7時を過ぎる頃には、14階の子供たちはすべて移動を完了していました。部屋もきれいに片付けられていて、最後に確認に入ったどの部屋にも忘れ物はありませんでした。12階に宿泊していた子供たちも時間通りに支度をして移動ができたようです。12階では、ホテルの方々に宛てたお礼の手紙を残してくれた優しい児童が何人かいたそうです。

「カスハラ(カスタマーハラスメント)」なんて新しい言葉ができ、ニュースなどでも話題になる悲しい時代になりました。ホテルの方にお礼の気持ちを伝えられるカスハラとは真逆のところにいる子供たちがどんどん増えていけば、もっともっと平和で優しい社会になるのになぁと思いました。

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朝食は、セルフサービス形式の洋食でした。日常とは違う空間と雰囲気の中、テーブルごとおいしい朝ごはんをいただきました。お代わりをすることもできたので、スープやパン、ヨーグルトなどをお腹いっぱい食べていた子もいました。

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食後には、ホテルの支配人さんや従業員さんにお礼を伝える退館式を行いました。「お部屋はいかがでしたか?泊まり心地はいかがでしたか?」と質問され、「ベッドがふかふかで気持ちよかったです」「部屋がむちゃくちゃきれいでしたぁー!」とすぐに答えてくれる子が何人もいて、ホテルの方もうれしそうでした。支配人さんのお話を聞く子供たちの姿は、普段の学校生活で「聞くこと」を大切にしてきた成果か、当たり前に話をする人の方に体を向け、(ほぼ)ビシッとした姿勢と態度で聞くことができていました。浅羽東小の6年生のプライドを感じました。そして、そんな子供たちの姿を誇らしく思いました。

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お別れのあいさつをして、荷物を持ってホテルからバスまで歩いて移動しました。子供たちが道路を渡る箇所にはホテルの従業員さんたちが立っていてくださり、子供たちの安全を確保しながら、見送りをしてくださいました。

プライドをもって働く大人の姿を見せていただけたことは、子供たちが自分の生き方を考える上ですごく意味があります。「ホテルマンって、かっこいい!」と思った子もいたようです。いろいろな場面で、ホテルの皆さんが私たちを大切にしてくださっていることを感じました。

ガイドさんと再会をはたし、バスは、二日目の最初の目的地、浅草に向かいました。巨大なスカイツリーを右手に見ながら、雷門の前に向かってバスは進み、雷門の前を曲がってしばらく走ったところでバスは停車しました。9時前でしたが、すでに多くの観光客が浅草寺に向かって歩いていました。私たちもガイドさんに率いられ、浅草寺に向かいました。

いよいよ浅草の散策開始です。添乗員さんと先生からの注意事項をみんなで確認しました。

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<修学旅行記4>プライドとリスペクトを心に、最高の思い出を!

2024年11月8日 08時00分

ホテルから10分程度歩いて東京ドームシティアトラクションズに向かうと、同じ方向に向かう人の数がだんだんと増えていきました。幸か不幸か、東京ドームでは午後6時から「キヨの東キヨドーム in TOKYO DOME」というユーチューバーさんのイベントが開催されようとしていたので、かなりの人が集中していました。子供たちは二列になって、東京ドームに入場しようとする人の波をかき分け、すり抜け、遊園地の方に進んで行きました。当然、歩いている子供たちの列を横切っていく人たちも大勢います。わずかな時間でも周りをきょろきょろ見渡していたら、前の人を見失ってしまいそうな状況です。列の最後尾の職員は、はぐれてはたいへん・・・と、後ろから子供たちに「お~い、前の人をしっかり見てってよぉー!」「見失うなよぉー!」そんな声をかけ続けました。

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遊園地側に入り、集合場所となるバイキングの前に整列し、添乗員さんが入園の手続きをするのを待ちました。そこで、アトラクションを利用するためのQRコード付きリストバンド式のチケットとミールクーポンが配付され、活動グループごとに動き出しました。ドームでのイベントが始まる時刻が近づくと、フードコートにも空席が出てきたので、まずは腹ごしらえからと夕食をとる子供たちが大勢いました。夕飯の人気は丸亀製麺?だったとか・・・。観覧車やジェットコースターなど定番のアトラクションだけでなく、お化け屋敷に行った子供たちもいたようです。あまりの怖さにリタイアしたり、走って逃げたために転んだりした子もいました。大きなケガにならなかったのは、不幸中の幸いでした。

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7時40分の集合時刻には、ほぼすべての班が最初に解散した場所に戻ってくることができました。遅れてしまった班の子供たちもすぐ近くのアトラクションに乗っていたようで、申し訳なさそうに駆けてくるのが見えました。集まった子供たちは、それぞれどんな楽しみ方をしたかを先生や友達に報告し合いました。それぞれの班で起こった事件?!をネタに笑っている班もいくつかありました。「あー、楽しかったぁ~!」心の底から漏れているであろう子供たちの言葉をとってもとってもうれしく思いました。

再び二列に整列し、みんなでホテルに向かいました。遊園地ではしゃぎまくった子供たちでしたが、列が動き始めると気持ちをしっかり切り替え、マナーを守って移動することができました。そんな姿も我々職員をうれしい気持ちにさせてくれました。

ホテルでは、荷物の受け取り方や部屋のカギの使い方などの説明を受け、二つの階に分かれ、自分の部屋に入り、各部屋で振り返りをしたり、お風呂に入ったりした後は、思い思いに過ごしました。カメラマンさんが各部屋で記念撮影をしてくださいましたが、お化け屋敷で見たゾンビになりきる子供たちもいたようです。

午後9時、エレベーターホールで班長会議をしました。班長さんたちから、「静かに話が聞けたのはよかった」「列がバラバラになってしまうこともあったけれど、言われればすぐに直すことができた。言われなくてもできるようにしたい」など、一日目のよかった点や反省点が出されました。その中で、「もっと温かい声掛けをしていきたい」と話してくれた班長さんがいました。自分ことだけ考えるのではなく、友達が嫌な気持ちにならないように、友達がいい気持ちになれるように考えているその子の優しさに感動しました。私も、「優しい言葉掛けをしていきたい」と思わされました。

午後10時、各部屋をまわって、消灯の声掛けをしました。トランプをやっていた部屋もありましたが、明日の朝が早いから消灯して布団に入るよう話をすると、すぐに布団に入る準備をし始めました。素直な子供たちの態度をうれしく思いました。

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大きな物音がして・・・子供たちの話し声がいつまでも聞こえてきて・・・ということもなく、我々職員も早めに布団に入ることができました。

2mのプロバスケットボール選手がバスケットを教えてくれました!(5年生) 11月7日(木)

2024年11月7日 18時30分

5年生は、三遠ネオフェニックスから講師をお迎えして、バスケットボールを通した交流会を行いました。すでに選手としての第一線は退かれていますが、プロチームのアンバサダーとして活躍しておられる鹿毛誠一郎(かげ せいいちろう)さんが講師として訪問してくださいました。

一流のプロ選手としても活躍してこられた鹿毛さん、チームの運営に携わるようになっても大きな仕事をされています。今、NBAに挑戦している河村勇輝選手は、高校卒業後、この三遠のチームに一時、所属したそうです。高校で大活躍した河村選手の入団交渉に鹿毛さんは尽力され、見事河村に選手をチームに迎え入れました。

鹿毛さんの身長は、ちょうど2m。子供たちには、どうしたら背が伸びるのかを教えてくれました。とにかく「よく寝ることとよく食べること」だそうです。将来、プロスポーツ選手になりたいと思っている子もいますが、プロスポーツの世界は、とても厳しい世界です。そこで活躍できるようになるためには、「メリハリをつけること」が大切だと元プロ選手がお話ししてくれました。やる時にはとことん自分を追い込んでやる、休む時にはしっかり休む、気持ちの切り替えが上手にできるか、どうかは大切なことだそうです。普段の生活でも、気持ちの切り替えが苦手な人は大人でも、子供でもたくさんいます。子供たちが自分の生活を振り返ったり、自らの「生き方・在り方」を考えたりする学びの多い時間になりました。

バスケットを地域のクラブでやっている子も何人かいるようですが、まったくやったことがない子がほとんどでした。プロの選手から教えてもらえるというのは貴重な機会です。バスケットのおもしろさ、スポーツの楽しさを体験することができました。

三遠ネオフェニックスは、浜松アリーナでもリーグ戦を行います。日本代表の選手も所属しているようなので、機会があれば、一流のプレイを見るためにぜひ応援に行ってみたいですね。三遠ネオフェニックスの活躍を祈っています。本日は、ありがとうございました。

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