昇降口の吹き抜けに、素敵な七夕飾りがあります。放課後子ども教室の子どもたちが作った七夕飾りです。放課後こども教室は、地域のボランティアの方が、子どもたちと交流しながら、様々な遊びや学びの場を提供する「安全で安心な放課後」の活動です。年間14回計画されていて、希望があった1年生から6年生までの児童が参加して、ニュースポーツ、昔の遊び、ものづくり、マジックショーなど、様々な活動が行われます。
今回は、七夕に合わせて、スタッフが取ってきてくださった竹に、子どもたちが飾りを作り、願い事を書いた短冊とともに飾り付けました。短冊には、こんなことが書かれていました。
「いつも元気でいられますように。」
「友達がたくさんできますように。」
「おこづかいが増えますように。」
「犬を飼えますように。」
「勉強ができますように。」
放課後子ども教室では、子どもたちが、親でも先生でもない地域の大人とつながることによって、学校や家庭では得ることのできない貴重な「学び」を得ることができます。スタッフの皆さん、これからも子どもたちのために、楽しい活動をよろしくお願いいたします。




4年生は、総合的な学習の時間に、福祉の学習に取り組んでいます。今日は、講師に、点字サークル「つくし」代表の鈴木さんと袋井市社会福祉協議会の職員の方をお招きして、点字について学びました。
点字は、視覚障がい者が指先の感覚で読むことができる文字です。フランスのルイ・ブライユが考案し、日本では、明治時代に、石川倉次が日本語の点字を考案したといわれています。4年生の子どもたちは、講師の鈴木さんから、点字の意味や書き方、読み方などを教えていただきました。実際に、点字器と点筆を使い、縦3点、横2列の枠の中に点を打つことを体験しました。
子どもたちは、点字一覧表を見ながら一文字ずつ打っていきました。また、五十音だけでなく、濁音や拗音、促音などの音も点字で表すことができることも学びました。「難しいけれど楽しい。」「もっと書いてみたい。」と話している子もいて、点字について意欲的に学ぶことができました。最後に、自己紹介文を点字で作りました。
点字は、私たちの身の回りの様々なものに書かれています。今日の学習をきっかけに、点字が身近な存在であり、それを使って文字を読む人のことを想像できるとよいと思います。「ふだんのくらしをしあわせに」という福祉の目的や、「自分も相手も大切にする子」という浅羽東小学校の目標につながっていければと願っています。






袋井市は、健康寿命日本一を目指して、様々な取組を行っています。その一環として、「袋井市子どもの健康教育支援事業」として、5年生を対象に、小児生活習慣病予防講座を実施しています。
今日は、袋井市の栄養教諭、栄養士、健康寿命課の職員が来校し、食事を通した健康づくりについて指導してくれました。まず、二人に一人が生活習慣病で亡くなることや、生活習慣病の定義と原因について解説してくれました。そして、「食事」「運動」「休養」の3つの生活習慣を改善することで、生活習慣病を予防することがて切ることを学びました。特に、今日のお話は、「食事」に関するよりよい生活習慣について、詳しく教えてもらいました。
また、「なぜ、栄養のバランスのとれた食事が必要なのか?」について、自分が食べた朝食のメニューについて調べる活動を通して学びました。おやつは1日1回200kcalまでとすることや、塩分の摂りすぎに注意することも学びました。
最後に、子どもたち一人一人が、生活習慣病を予防するために、自分で取り組めそうなことを書きました。
「食事を摂るときは、3つの栄養バランスに気を付ける。」
「3色の栄養が摂れるように、お母さんに伝える。」
「お菓子を買うときは、成分表を確認して買う。」
「お菓子の食べ過ぎに気を付けて、一日200kcalまでを守る。」
などと、学んだことをもとに、自分の生活を振り返って書くことができました。
大事なことは、よい生活習慣を身に付けることです。これから毎日、意識しながら継続していくことが大切です。ご家庭でも、お子さんと一緒に「よりよい食習慣」について考え、生活習慣病を予防していけるとよいですね。






6月から7月にかけて、学校支援ボランティア「古新田サポーター」の皆さんが、5年生の家庭科の手縫いの支援をしてくださっています。5年生の家庭科では、裁縫道具を使って手縫いの学習をしています。各教室1~3人ずつ、2学級で8回の授業に延べ16人の方が、ボランティアとして手縫いの仕方を教えてくださいます。
針と糸を持つのも初めてという子もいて、運針に苦労していましたが、ボランティアの方が優しく見守りながら支援してくださって、どの子も、「できた!」「上手に縫えたよ!」と満足そうでした。ボランティアの皆さん、ありがとうございます。
2学期には、6年生が家庭科でミシンに挑戦します。今、古新田サポーターとしてボランティアを募集中です。地域の方が大勢登録してくださっていますが、保護者の皆さんの中でも、ご協力いただける方がいらっしゃいましたら、ぜひご協力をお願いいたします。



6月25日(水)に、浅羽中学校の2年生約60人が浅羽東小学校に来校しました。来てくれた中学生は、浅羽東小学校の卒業生です。浅羽学園では、毎年、中学2年生が出身の小学校に出向いて、学習の支援をする活動をおこなっています。これは、小中の交流活動の一環で、中学生が小学生の役に立つことの喜び(自己有用感)を感じたり、小学生が中学生にあこがれを抱いたりすることをねらいとしています。
小学生の中には、知っている中学生を見つけると、駆け寄って抱き付いたり、話し掛けたりする子もいて、とてもうれしそうでした。中学生たちは、各学級に数名ずつ分かれて、5時間目の授業のサポートをしてくれました。教室に入ると、はじめはお互いに緊張ぎみでしたが、個別の支援の時間になると、小学生にわかりやすく説明したり、優しく接したりする中学生の姿が見られました。小学生も、中学生に教えてもらい、「わかった!」と、うれしそうな表情を見せていました。
浅羽学園では、小中の交流活動として、「中学生先生」の他に、中学校1年生の「読み聞かせ」や、中学校2年生の「小学校職場体験」、生徒会役員による「合同あいさつ運動」などをおこなっています。様々な交流活動を通して、幼小中一貫教育の充実を図っていきます。




今日は、6年生が社会科の時間に税金について学ぶ「租税教室」が開かれました。磐田法人会青年部の皆さんが来校し、税金の仕組み、使途などについて、アニメーションの動画やスライドなどを使いながら、子どもたちに詳しく教えてくださいました。子どもたちは、「税金は50種類もあると知り、びっくりした。」「税金が大切なことはわかっていたけれど、今日のお話を聞いて、より大切なことだと感じた。」「税金の無駄遣いは絶対にだめだと思った。」などと感想を話していました。






授業の最後には、今日学んだことをもとに、七夕の短冊に税金についての願いを、子どもたち一人一人が書きました。それを笹に飾り付けて、6年生の廊下のスペースに置きました。短冊には、こんな願いが書かれていました。
「小さい子やお年寄りが元気に暮らせるように税金を使ってほしい」
「未来ある人のために、留学資金を負担してほしい」
「高校まで、教科書を無料にしてほしい」
「税金を上手に使い、よりよい未来になってほしい」
今日の「租税教室」を通して、よりよい社会になるよう、子どもたちも大人も、みんなで税について考えていかなければいけないと思いました。磐田法人会青年部の皆さん、本日はお忙しい中、ありがとうございました。

縦割り班活動は、異学年の子どもたちが互いに交流することで、人とかかわることの楽しさや思いやりの心を育てる活動です。浅羽東小学校では、「1年生を迎える会」や「6年生を送る会」などの行事や、清掃、遊びなどの活動を縦割り班でおこなっています。
今日は、年間3回行う「縦割り遊び」の日でした。縦割り班ごとに各教室に分かれて、6年生が計画した遊びをおこないました。6年生は、事前に下級生も上級生もみんなで楽しめる「数字チャンピオン」「フルーツバスケット」「宝探しゲーム」などの遊びを考え、ルールも、全員が楽しめるように工夫しました。また、休み時間には、ゲームに必要なものを一生懸命作り、準備万端、今日を迎えました。6年生にとっては、遊びの説明をするのも初めての経験でしたが、苦労しながらもしっかりと役割を果たしました。下級生も、6年生が考えた遊びを、夢中になって楽しみました。
「縦割り遊び」は、11月と1月にも実施します。週2日の縦割り清掃とあわせて、異学年の交流で「自分も相手も大切にする子」に育ってほしいと思います。










「雨が降っている時に大地震が発生したら、どこにどうやって避難するのがよいのか?」これが、今日の避難訓練の課題でした。今日の天気は雨天ではありませんでしたが、雨天を想定して、体育館に避難しました。雨天時に大地震が起きた時は、被害の状況にもよりますが、運動場へ避難するのは現実的ではありません。安全が確保されていれば、体育館や教室などの校舎内にとどまるのが最善です。
今日は、全校児童が「おさない・はしらない・しゃべらない・もどらない」の避難の約束を守って、体育館へ安全に避難することができました。今日は月曜日とあって、上靴を家に忘れてしまい、履いていない子がいました。普段から上靴をしっかり履くこと、話をしっかり聞くこと、机の中や周りを整理整頓しておくことなど、普段からやれることを習慣化しておくことも大切です。避難訓練の時だけでなく、「防災を日常に!」を意識できるよう、取り組んでいきます。






6月19日(木)の朝の時間は、読み聞かせでした。ボランティアの皆さんと教職員が各教室に入り、本や紙芝居の読み聞かせをしました。子どもたちは、いつもこの時間を楽しみにしています。
浅羽東小学校は、年間10回の読み聞かせを行っています。毎回、ボランティアの皆さんが来てくださっています。皆さんのおかげで、楽しい読み聞かせの時間を過ごすことができています。いつも、ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。次回の読み聞かせは、6月25日(木)です。





連日、真夏を思わせる暑さが続いています。このような中、昨日からようやく水泳授業が始まりました。プール開きをまだおこなっていない学年も、来週の前半までには実施します。子どもたちはこの日を待ち望んでいて、1年ぶりに、プールから子どもたちの歓声が響いています。浅羽東小学校のプールは、35年前の開校当時に作られました。袋井市小学校児童水泳大会の会場校として長年にわたって使用されてきました。
水泳や水遊びの授業では、水の中で楽しく遊ぶこと、泳法を習得することのほかに、万が一の際に、水に浮いて命を守るための方法を身に付けることも大切なねらいです。学年に応じた学習をおこなっていきます。プール開きでは、プールの中を歩いたりゲームをしたりして、楽しみながら水に慣れることができました。子どもたちは、久しぶりに学校のプールで泳いで、「気持ちよくて楽しかった。」「もっとたくさん泳ぎたい。」「毎日泳ぎたい。」とうれしそうに話していました。この時期にしかできない水泳授業を、楽しく、安全におこなっていきます。








6月5日(木)に、4年生は、社会科と総合的な学習の時間で、中遠クリーンセンターとエコパスタジアムの見学をしました。
まず、中遠クリーンセンターでは、実際の様子を見ながら、ごみの処理の仕方について聞きました。子どもたちが驚いたのは、ごみを処理するだけでなく、様々な工夫をして環境を大切にしていることでした。たとえば、排ガスを熱として利用していること、蒸気を使ってタービンを回して発電していること、排ガスに含まれる悪い物質を取り除いて、きれいにして外に排出していることなどです。リサイクル、リデュース、リユースの3Rについても関心を高めることができました。隣接する「風見の丘」の温水プールをよく利用する子どもたちは、「クリーンセンターの熱が、温水プールに使われているのはすごい。」と話していました。










エコパスタジアムでは、ユニバーサルデザインについて学びました。エコパでは、多くの人が集まるイベントが開かれています。施設内外は、様々な設備がユニバーサルデザインとして整っていることがわかりました。段差のないフロアーやエレベーター、ファミリートイレ、手すり付き階段、動く歩道、車いすでも入れる電話ボックス、歩道の点字ブロックなど、だれもが使いやすい施設になっています。また、耳の不自由な方にも聞き取りやすくするための、特殊な音が流れるようになっています。世界基準の設備が整うエコパスタジアムを見て、子どもたちはとても驚いていました。それと同時に、身近なところにユニバーサルデザインがたくさんあることに気付くことができました。










この日は盛りだくさんの学習内容でしたが、子どもたちにとって新しい発見がたくさんあり、とても有意義な時間となりました。
この後の授業では、体験したことをもとに、ごみやユニバーサルデザインについて、新たな課題に取り組む子もいました。今後、学習がどのように深まっていくか楽しみにしています。
今日は、体力テストをおこないました。暑い中でしたが、木陰でこまめに水分補給をしながら、50m走、ポール投げ、立ち幅跳びの3種目を実施しました。子どもたちは、友達を応援しながら、自分も力いっぱい走ったり跳んだり投げたりしました。
浅羽東小学校では、体育科の授業や、体力テスト、運動会などを通して、「めあてに向かって運動する子」を目指しています。今日の体力テストでは、基本的な走・跳・投の運動能力をはかることができました。この後、記録用紙に、昨年度の記録と今日の記録を記入して、この一年の体力づくりの成果を確かめます。その結果をもとに、一人一人が次の目標をもち、それに向かって、日頃から様々な運動に取り組んでほしいと思います。










1年生が入学して、2か月余りが過ぎました。6月10日(金)に、1年生が年長だった時の先生方が、授業を参観したり、学校職員と懇談したりする「保幼こ小連絡会」を開催しました。
この日は、国語の授業を参観していただきました。子どもたちは、園の担任の先生が見に来てくれて、とてもうれしそうでした。授業が始まると、張り切ってひらがなを書いたり音読したりして、すっかり小学生らしくなった姿を見せてくれました。
参観した園の先生方は、「先生や友達の話がしっかり聞けていた。」「45分間、集中して学習に取り組めていた。」「友達と楽しく学習に取り組んでいて安心した。」と、子どもたちの成長に驚いていました。また、「先生がプラスの声掛けをたくさんしていて、子どもたちのやる気を引き出していた。」「どの子も授業に参加できる支援がされていた。」などと、うれしい言葉もたくさんいただきました。
浅羽東小学校では、4月から5月にかけて、スタートカリキュラムに取り組んできました。遊びを中心とした「にじいろタイム」や、15分間程度の活動を組み合わせた学習などをおこなってきましたか、この時期になると、45分間の活動に集中して取り組めるようになります。幼児期には、遊びを通して、自分でがんばる力や友達とがんばる力をはぐくんできました。その力を基盤として、小学校では、様々な「人・もの・こと」にふれて、自分の可能性を広げていけるよう、支援していきます。そのために、園と小学校が、互いのことをよく知り、これからも連携を深めていきます。




6月12日(木)昼休みに、スポーツ委員会主催のリレー大会【1~3年の部】が開かれました。前回は【4~6年の部】でしたが、今回は第2弾です。晴天に恵まれ、運動場での開催となりました。
希望者による8人のチームを組み、学年の中で順位を競いました。【1~3年の部】は、低学年でも走りやすい「折り返しリレー」でした。高学年の時と方法を変えることで、みんなが楽しめるようにしました。1学級しかない学年でも、複数のチームが参加して、盛り上がりました。応援する児童も大勢いて、みんなでリレー大会を楽しみました。競技の後には、「勝ってうれしかった。」「負けちゃったけど、みんなと楽しく走れた。」などの感想が聞かれました。主催したスポーツ委員会の子どもたちは、「みんなが楽しんでくれてよかった。」「今度は、説明をしっかりしたい。」などと大会を振り返り、次回の運営に生かそうとしていました。








浅羽学園全体では、「任せて認める指導」と「ポジティブな行動支援」に積極的に取り組んでいます。今回のリレー大会では、スポーツ委員会の子どもたちが企画し、それに挑戦したことに価値があります。学校では、その頑張りを認め、励ましています。また、うまくいったところや直したいところについて話し合い、よりよい生活につなげていこうという前向きな態度を育てることを心がけています。
今後も、他の委員会の取組が楽しみです。
6月11日(水)、今年度2回目のPTA参観会・懇談会が開かれました。先日は、祖父母の皆さんに参観していただきましたが、今回は大勢の保護者の皆さんが、子供たちの頑張る姿を参観してくださいました。
始めは「ぼくの家の人は来てくれるかな。」と、教室の後ろや横をちらちらと見ている子もいました。授業が始まると、考えをノートに書いたり、友達と話し合ったり、発表したりして、集中して学習に取り組みました。子どもたちや先生方の笑顔もたくさん見られ、学級の中で安心して学習に取り組んでいる様子が伝わったのではないでしょうか。










授業参観の後は、懇談会を開催しました。まず、担任から、学級の子どもたちの表れをお伝えしました。1学期の後半に入り、頑張っていることや課題となっていること、よりよい学校生活となるために頑張ってほしいことなどをお伝えしました。その後、お子さんの家庭での表れなどについて情報交換を行いました。保護者の皆さんが、お互いの家庭での様子を話す機会は大変貴重で、話すうちに少しずつ打ち解けて、和やかな雰囲気で話し合うことができました。学校と保護者の皆さん、保護者の皆さん同士の距離を縮める懇談会となり、大変うれしく思います。







浅羽東小学校では、「自分も相手も大切にする子」という目標のもと、子どもたち自身がよさをみつけ、友達と協力しながら、さらに力を伸ばしていけることを目指しています。「相手を大切にしたきき方」「相手に届くあいさつ」「いじめを許さない学校・学級づくり」の「き・あ・い」を合言葉に、より表われをたくさん見つけ、温かい学校づくりをしています。今回参観していただいた中に、こうしたよい表れを保護者の皆さんにも見つけていただけたら幸いです。これからも、学校と保護者の皆さんが手を携えて子どもたちのために頑張っていけたらと思います。
保護者の皆さん、お忙しい中ご参加くださり、本当にありがとうございました。