今週は、学年ごと順番に身体測定を行っています。自分の体の成長を実感するよい機会です。昨日の始業式で、「成長」の話をしました。成長には、「知」「徳」「体」の3つの側面がありますが、身体測定では自分の体の成長を数値で実感することができますね。
「体が大きくなる、発達する」「何かができるようになる」そして、「心が成長する(強くなる、大きくなる、広くなる、優しくなる、しなやかになる、豊かになる・・・)」成長するとはどういうことかを子供たちに説明する時に、これらの言葉を使いました。
身長が伸びた、体重が増えたという身体的な成長とは違って、心の成長(「徳」の面での成長)は、数値で確認できるものではありません。
宮澤章二さんの「行為の意味」という詩にこんな一節があります。
確かに「こころ」はだれにも見えない
けれど「こころづかい」は見えるのだ
それは 人に対する積極的な行為だから
同じように胸の中の「思い」は見えない
けれど「思いやり」はだれにでも見える
それも人に対する積極的な行為なのだから
心の成長を見ることはできないかもしれません。でも、心遣いや思いやりのある言動に、その人の心(の成長)は表れていると思います。
今日、休み時間に6年生の児童がステキな残暑見舞いを校長室に届けてくれました。その児童の温かい心遣い、積極的な行為に心から感謝しました。
日本列島に接近しつつある台風10号の影響で、大雨が断続的に降っています。約40日ぶりの登校となった今朝も、雨が止むことはありませんでした。
夏休みにがんばった作品を手に持って登校してくる子供たち、元気に歩いて登校する子供たちの姿に元気をもらいました。ガードボランティアの皆さんも、合羽を着て学校まで付き添ってくださっていました。「2学期もお世話になります。ありがとうございます。」と自然と頭が下がりました。
始業式は体育館で行いました。
2、4、6年生の代表児童が「2学期にがんばりたいこと」を自分の言葉で堂々と発表しました。昨年度、あるいは1学期に、自分ができなかったことや苦手だったことを素直に振り返り、この2学期、チャレンジしたい、がんばりたいという強い思いが伝わってきました。子供たちの成長が楽しみになりました。
校長先生のお話は、学校だよりで紹介する予定です。
6年生の伴奏と先生の指揮の下、全校で歌った校歌も私たちの心にやる気を吹き込んでくれました。
始業式後には、2学期から本校の4年生に加わった転入生が自己紹介をしました。登校初日に、全校児童の前に立つことになって緊張したと思います。自己紹介を終え、自分が転入する学級の列に移動する時には、自己紹介が終わってほっとした反面、新しいクラスとの出会いに対する不安が入り交じっていたと思います。「自分も相手も大切にする」東小の子供たちが、新しいお友だちも大切にしてくれることで、この出会いがステキな出会いになること、そして、共に成長していくことができることを強く願っています。
楽しい2学期になりますように。2学期もよろしくお願いします。
本校、恒例の夏休み学習室が今日から始まりました。5・6年生の希望した子どもたちが、浅羽北コミュニティセンターを会場に、地域のボランティアの方に学習を教えてもらっています。学校の教員も短い時間ですが、一緒に活動を行っています。
机やいすの準備を自分から行う子、最後まで集中して取り組む子、教えてもらって笑顔が広がる子などなど、学校とは違う場所や違う方の声掛けでいつもとは違う一面を表す子ともたちの姿は、暑い中ですが、心地よさがあります。ボランティアの方々に感謝、感謝です。
72日間の1学期の終業式を迎えました。
1学期最終日、ガードボランティアさんに折り紙でプレゼントを作って手渡してくれた子がいたそうです。学校近くの横断歩道を学校側に渡ったところでは、6年生が登校班のメンバーを集めて、学校まで毎日付き添ってくださったガードボランティアさんにお礼を言っていました。そんな子供たちの様子を聞いたり見たりして、心がとっても温かくなる最終日のはじまりでした。
今朝は、民生委員・児童委員の皆さんも正門であいさつ運動をしてくださいました。温かい地域の皆様に見守れている子供たちは幸せだなーと感じました。
蒸し暑い中でしたが、終業式は、体育館に集まって行いました。体育館に全校が集まるのは、今日が3回目でしたが、これまでで一番静かに集合し、静かに待つことができました。
終業式では、3人の代表児童がスピーチをしました。全校児童の前でも、堂々と発表することができ、立派でした。校長先生からは、「成長」についての話がありました。夏休みにも成長できるよう「目標」や「やりたいこと」をはっきりさせて楽しい夏休みしてほしいとお話がしめくくられました。1年生から6年生まで、最後まで集中してお話を聞くことができました。(詳細は、学校だより)校歌斉唱の伴奏は6年生が務めました。皆で気持ちよく校歌を歌うことができました。
お昼前の下校、1学期いっぱいで転校するお友だちがいるクラスの子供たちは涙をぽろぽろ流しながら階段を下りてきました。大切なお友だちとのお別れはさみしかったと思います。泣けるほど、ステキな出会いができていたことは幸せなことです。学校は違ってもつながりはいつまでも大事にすることができます。
下校する何人もの子どもたちが、先生方に頭を下げ、「1学期、ありがとうございました。2学期もよろしくお願いします」とあいさつして帰っていきました。見ているだけで、何だか心が温かくなるステキな光景でした。
事故のない、楽しい夏休みを過ごしてください!
保護者の皆様、地域の皆様に支えていただいた1学期でした。皆様の御支援に心より感謝申し上げます。
今朝は、日本中の様々な場所で、交通安全ののぼり旗を持った人たちが街頭指導をしながら、交通安全運動の幕開けを広報しました。本県でも、交通安全県民運動が始まりました。
本校の正門前でも、各自治会から選出された交通安全委員5,6名の皆様が街頭指導をしてくださいました。7時過ぎから約1時間立ってくださり、学校前を通る車の運転手さんや高校生、本校児童に交通安全を呼びかけてくださいました。
子供たちにとっては、地域の人にあいさつする機会となりました。「いつでも、どこでも、だれにでも、心を込めて、自分から」あいさつできるかな・・・そんな思いで登校してくる子供たちを見ていました。いつも積極的にあいさつ運動をしている子どもたちです。ほとんどの子が、交通安全運動をしてくださっている方々にさわやかにあいさつして通り過ぎていきました。見ていてとっても気持ちのよい光景でした。あいさつを交わし合うことでお互いを幸せな気持ちにしているように感じます。私自身も地域の皆様にあいさつをして、言葉を交わし、幸せな気持ちを味わいました。
交通安全運動をよい機会にして、今一度、自分自身と子供たちの交通安全への意識を高めたいものです。痛ましい交通事故のニュースは、毎日耳に入ってきます。事故に遭わない、万が一遭ったとしても重大なケガにならないよう、できることは何でもしておきたいですね。
庄内平野ってどこだっけ?授業を見ながら、日本地図を思い浮かべていました。
5年2組では、庄内平野の米作りについて、班ごとに調べ、人々の苦労や工夫についてまとめ、学級全体で発表をしました。
子供たちが住んでいる浅羽にも多くの田んぼがあります。お家でお米を育てている子どももいるかもしれません。でも、山形県庄内平野の米作りには、静岡県にはない苦労や工夫があったことでしょう。様々な発見があるという点で、社会科はおもしろい教科だと思います。人々の生活について学ぶことは、生きることを学ぶことのようにも感じられます。
班ごとのプレゼンテーションを参観しましたが、ほとんどの子がリラックスした表情で、発表することができていました。どの班でも、リーダーシップをとってまとめてくれた人がいたのかなと想像します。
プレゼンテーション能力、これからの時代、ますます求められる力なのかもしれません。ただ発表すればよいというわけではありません。自分(たち)の伝えたいことをいかに聞く人に理解してもらうか、関心をもってもらうか、発表の仕方が重要になります。今日のプレゼンでも、クイズを取り入れている班がありました。
プレゼンテーションを準備する、実際に行う上で一番大切なことは、「(聞いてくれる)相手を大切にすること」だと思います。聞いてくれている人のことをどれだけ意識できるかで、話すスピードや間の取り方も声の大きさも、見せる資料も違ってくるはずです。
学びを通して、子供たちがプレゼンの力も身に付けているのを目の当たりにして、うれしくなりました。