学校ブログ

持久走記録会、みんな一生懸命がんばりました! 12月5日(火)

2023年12月5日 16時50分

<低学年の部>

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<高学年の部>

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<中学年の部>

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冬晴れが続いていましたが、今日は一転、肌寒い曇天となりました。

本日、全学年で、持久走記録会を行いました。多くの保護者の皆様、御家族の皆様に御来校いただきました。ありがとうございました。

今朝、登校時に何人かの子供が言っていました。「持久走いやだな~」表情も本当にイヤだ~という顔でした。

それでも子供たちはみんな、応援してくださる人たちの温かい声援や拍手の中、自分との戦いに挑んでいました。ライバルを決めて、競い合ってきた子もいたようです。ライバルに勝利して喜ぶ子、逆に敗れて悔し涙を流す子もいました。途中で、あきらめたくなって泣きながら走っていた子もいました。でも投げ出さず、逃げ出さずに最後まで足を前に出してゴールを目指しました。たくさんの感動と勇気をもらった気がします。

中学年が記録会を始める時に、加藤先生が言っていました。「今日の持久走記録会でも自分も相手も大切にしましょう。『自分を大切にする』ということは、自分の記録に挑戦するということ、自分の弱さに挑戦すること、そして、苦しさに負けずに最後まで一生懸命がんばることだと思います。『相手を大切にする』ということは、友達や他の学年の子を一生懸命応援することだと思います。相手にとって、どういう声掛けをすればいいのか考えて応援することです。」

どの学年の子も、「自分も相手も大切にして」よくがんばったと思います。速い遅いは当然あります。それでも自分の弱さに負けず、みんな一生懸命がんばりました。

「○位になった」「前より記録があがった」「ライバルに勝った」「去年より順位が上がった」「最後まで歩かず走り切ることができた」、いろんなうれしい気持ちがあったと思います。がんばりました。

逆に、「順位がさがった」「記録が伸びなかった」「目標に届かなかった」「あの子に負けた」、などなど悔しい気持ちを味わった人もいたでしょう。悔しさを感じられるのは幸せなことです。悔しいと思って、どうするのか、その人が成長するチャンスです。

「去年負けて悔しかったみたいで、本人はこつこつ練習していたんです。」今日、快走を見せてくれた子のおうちの人が言っていました。今日までの頑張りにもたくさんの拍手を送りたくなりました。

また一つ大きな行事が終わりました。またみんな成長を遂げました。

栄養教諭さんの訪問がありました(5年生) 12月4日(月)

2023年12月4日 18時24分

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本日、朝の時間と給食の時間に給食センターから栄養教諭の先生方が5年生を訪問してくださいました。

朝の訪問では、日本の食料自給率の問題と給食で使われている食材についてお話してくださいました。日本の食料自給率は、カロリーベースで約40%です。毎年、公表されているそうですが、その前の年は37%だったそうです。この数値は世界でもかなり低いと言われています。ロシアがウクライナに侵攻し、戦争が始まったとき、世界大戦になるかもしれないという報道が一部でありました。もし、このまま第三次世界大戦になってしまったら・・・そんな研究をしたアメリカの大学教授がいたそうです。そして、ある論文では、真っ先に国家存亡の危機に瀕するのは、ウクライナやロシアではなく、日本だと言われていました。根拠は、日本の食糧自給率の低さだと述べていました。国の政策としても、食糧自給率を高めようと努力しているところです。

「ところで、給食に出されている食材は、どれくらい国産のものが使われていると思う?」と子供たちに投げかけられました。先週の金曜日の献立でなんと、8283%だそうです。給食センターでは、できるだけ地元でつくられている安心・安全な食材を使うよう努力しているという話がありました。

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本日二度目の訪問は、給食の時間帯でした。まずは、子供たちが給食を食べている様子をご覧になりました。横を向いて座っている子、机とイスが極端に離れている子もいて、座る姿勢をしっかりしましょうという話もありました。

そして、「5年生のみんなは、今から、あるいはもう少ししてから『成長スパート』を迎えるから、必要な量をバランスよく食べるようにしましょう。」というお話がありました。今日の給食でも、食べ終わってお代わりをする子もたくさんいました。それでも好き嫌いや食べる量には、当然個人差もあり、食缶をのぞくと、お魚は大人気で残す子もほとんどいなかったようですが、ご飯とお汁、野菜はかなり残っていました。

朝の食糧自給率の話を思い出しながら、学校としても子供たちといっしょに残食について考え、減らす努力をしていきたいなと思いました。御家庭でも、子供たちが健康で成長していくことができるように、食を話題にぜひお子さんと話をしていただきたいです。

市町対抗駅伝と平行して開催された1,500m走で6年生が快走! 12月4日(月)

2023年12月4日 16時37分

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先週土曜日(2日)に静岡市で開催された市町対抗駅伝の候補に本校6年生が選出されていました。事前に行われた最終選考会で惜しくも敗れ、大会当日は補欠登録になり駅伝競走に出場することはできませんでした。

代わりに、当日の午後、草薙陸上競技場で開催された1,500m走に出場しました。出場選手は、各市町の駅伝チームの補欠としてエントリーされていた子供たちです。補欠とは言っても各市町から選抜された選手たちです。男子3レース、女子3レースで行われた1,500m走はたいへんな激戦となりました。

本校児童は、12人が参加した第1組に出場しました。帯同していた教頭先生の指示通り、レース前半は3番手で先頭に食らいついていきます。そして、ラスト1周となったところでロングスパート、応援していた教頭先生は「タイミングが少し早いか・・・」と心配もしたそうですが、前を走っていた2位の選手を抜き去り、トップの選手を追い上げます。「袋井市の○○くん、ものすごい追い上げです。」「○○くん、すごいスピードでトップを追い上げています!」場内アナウンスで、何度も名前が呼ばれるほどの激走を見せてくれました。

結果は、第1組の2位、523という記録でした。3つの組を合わせた全体でも第5位というすばらしい成績を収めました。長距離の専門家である先生たちも、5分2秒という記録に驚いていました。テレビ中継は終盤で走りそのものは見ることができませんでしたが、レース前の勇姿は画面に映っていました。

袋井市の代表として、がんばりました。今後のさらなる活躍が楽しみです。6年生の活躍を知り、刺激を受けた下級生が何人かいました。今後の目標を立てた子供もいたようです。

今週は持久走記録会が実施されます。苦しいことにも立ち向かう、そんな強さを身につけたいですね。

生き方講座で実業家竹原さんをお招きしました(6年生) 12月1日(金)

2023年12月1日 14時07分

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グッと冷え込みが厳しくなりました。今日から12月です。職員玄関を入った所に飾ってあるポインセチアが最も似合う季節になりました。昇降口の掲示も30人の12月生まれのお友だちを紹介する掲示になりました。学期末が近づいてきます。

今日は、6年生が総合的な学習の時間にキャリア教育講話として、生き方講座を実施しました。市内で活躍する実業家、竹原さんを講師にお迎えしました。竹原さんは、市内でレストランやエステを経営すると同時に、専門学校で講師も務めていらっしゃいます。

様々な事業を展開しておられる竹原さんが、どのような経緯で現在に至ったのかをお話してくださいました。

「人は何のために働くのか?」もし子供に質問されたらどのように答えるでしょうか。お子さんが「何のために勉強をがんばらなくてはならないの?」と質問してきたら、どのように答えるでしょうか。子供が納得できるようにわかりやすく答えられる大人は、どれくらいいるでしょうか。

今日は、竹原さんの生き方やお仕事の話を通して、働くとはどういうことなのかを考えることができました。「今あなたががんばっていることはどんな未来につながるのだろう。思いつくままできるだけたくさん書き出してみて。」という指示がありました。子供たちは、それぞれ自分が今がんばっていることを思い浮かべ、がんばったら未来はどうなるのかを考え始めました。そして、ひたすら鉛筆を動かしていました。今がんばってやっていることが未来につながっていることをほとんどの子が実感できたはずです。

講話の中には、大人の我々が聞いていても、ワクワクしてくる話がいくつもありました。竹原さんのお話を聞いて、子供たちは「よし、頑張るぞ!」という前向きな気持ちをもったと思います。そして、自分の将来、未来への期待も広がったのではないかなと思います。

この子たちがきっと明るい日本の未来を、世界の未来をつくってくれると私は信じています。

自分たちが育てたサツマイモで調理実習をしました! 11月30日(木)

2023年11月30日 12時29分

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校舎の南側の花壇で、夏から秋にかけて子供たちがサツマイモを育てました。もともとは花壇、「ちゃんと収穫できるのかな?」大きな期待はせずに見守っていましたが、今年はかなりたくさんの収穫がありました。中には巨大なサツマイモも・・・担任の先生たちも「こんなところでこんなにいっぱいとれるなんて!」と、私と同じようにビックリしていました。

甘みが増すようにとしばらく保管していたサツマイモを昨日みんなできれいに洗って、細かく切って下準備をしました。今日はいよいよ大学いも作りです。

どんな様子かな・・・と参観にいくと、家庭科室いっぱいにいい匂いが漂っていました。最後の工程だったようで、お皿に分けているグループもありました。

みんなに配って、「いただきます」のあいさつをするとすぐに「あま~い!」「おいしいーっ!」そんな声があちこちから聞こえてきました。

写真を撮っていると、気を遣ってくれる子供たちが何人かいて、担任の先生に頼んで私の分をお皿にのせて持ってきてくれました。何もしてないのに、お裾分けをいただいて、おいしくいただきました。

「サツマイモは苦手」「いらない・・・」と言っていた子も何人かいました。先生やお友だちに勧められて一口食べてみると、そのおいしさに驚いた様子でした。

作物を自分たちで育てて収穫し、自分たちで調理していただく。楽しいだけでなく心に残る学びになったと思います。

ぐりとぐらの会による読み聞かせ(4年生) 11月30日(木)

2023年11月30日 12時22分

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本日、ぐりとぐらの会のボランティアさんが4年生の教室を訪問し、絵本の読み聞かせをしてくださいました。ぐりとぐらのみなさんが自分のクラスに来て下さるのは年に1回だけです。4年生の子供たちは、それを知ってか知らずか、真剣に聞き入っていました。

朝の非常に忙しい時間帯でのボランティア、それを継続して行って下さっていることにただただ頭の下がる思いです。子供たちの中に思いやりや優しさがはぐくまれ、自らの生き方・あり方を考える機会にもなっていると思います。

国語の研究授業を行いました!(3年1組) 11月29日(水)

2023年11月29日 14時45分

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本日4時間目に国語の研究授業を実施しました。全職員が3年1組の教室に集合し、子供たちが学んでいる様子を観察させてもらいました。教師が考えた指導計画や支援は、子供たちが意欲的に学び、力を付けていくために効果的だったのかという視点で、午後の校内研修で授業での子供たちの姿を手がかりに話し合います。

今年度、本校では、「他者と関わって考えを深め、自らの学びを自覚する子の育成」というテーマを設定して研修に取り組んでいます。今日の授業でも、子供たち一人一人が自分の考えをもって友達と話し合う姿が見られました。関わり合って学び合う姿がステキでした。

席のすぐ近くでたくさんの先生たちが見ていたので、緊張した子もいたかもしれません。それでも、発表を求められた場面では多くの子供たちが挙手するので、担任の先生はだれを指名しようか迷ってしまうほどでした。

授業の終末の場面では、今日の授業のまとめをノートに記しました。どんなことが分かったのか、話合いなどを通して自分の考えはどう変わったのか、友達の意見や考えのよかったことはどんなことか、もっと知りたいと思ったことはどんなことか、自分の言葉で書き表すことができるようになることを目指しています。

真剣に学ぶ3年1組の子供たちの姿に、先生たちはみんな「もっともっと授業を頑張りたい!」そう思ったはずです。

ベテランの先生の指導技術が若い職員にとってはすごく勉強になったようです。特に先生と子ども達との温かい関係性が印象に残りました。普段の先生の関わり方が、学級の雰囲気をつくっていくのだと思います。先生たちもよりよい先生を目指して、一生懸命勉強しています。

ハウス食品、袋井消防署に行ってきました!(3年生社会科見学) 11月28日(火)

2023年11月28日 17時32分

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3年生が社会科見学に行ってきました。見学先は、ハウス食品と袋井消防署です。

ハウス食品では、レトルトカレーの製造工程を見せていただきました。自動機や省人化装置を用いて多くの工程を自動化している様子に子供たちは驚いていました。

ある児童が広報の方に仕事のやりがいについて質問しました。製造の仕事をしている方々のやりがいも聞いてみたかったという新たな疑問も浮かんできたようです。

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お弁当は風見の丘で、食べました。非常に風の強い日でしたが、子供たちは楽しいひとときを過ごすことができました。

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袋井消防署では、袋井消防庁舎、防災センターを見学させていただきました。4階の消防本部には、大規模災害が発生した際、袋井市の災害対策本部が立ち上げられるそうです。そのため、消防署の庁舎は震度7の地震が来ても壊れないようにつくられています。地下にある免震構造も見せていただきました。免震構造だけで、9億円もかかっているという話に子供たちも驚いていました。

子供たちからは、「家が火事になった場合、どれくらいの時間で消すことができますか」という質問や「消防士さんが着る服は、何℃まで耐えられるんですか」という質問が出されました。見せていただいた消防車両に興奮した子供たちもたくさんいました。

帰校した子供たちは、大変満足した表情で、ハウス食品でいただいたお土産を出迎えた職員に見せてくれました。今日の晩ご飯は、カレーかな?シチューかな?

学校薬剤師 小嶋 剛 様が学校保健功労者として表彰されました 11月28日(火)

2023年11月28日 15時07分

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本校の学校薬剤師、小嶋 剛 様が令和5年度学校保健功労者表彰を受賞しました。多年にわたる学校保健推進に関わる功労が顕著であると認められての表彰です。小嶋先生には、毎年薬学講座の講師をお願いしています。薬の正しい使い方や薬物乱用の危険性などについて、専門家の立場からわかりやすく教えていただいています。我々職員にとっては、子供たちが服用しているお薬について分からないことがあれば、教えていただいたり相談させていただいたりできる心強い存在です。

昨日、校長と教頭、養護教諭で小嶋先生の薬局を訪れ、日頃の感謝をお伝えしながら、静岡県学校保健会からの表彰状と記念品を贈呈させていただきました。

右代啓祐選手がやってきた!(4年生)後編 11月27日(月)

2023年11月27日 17時41分

2時間目は、体育館でスライドを見せながらお話をしてくださいました。十種競技について、オリンピックについて、右代選手の子供の頃の様子について、いろいろなお話をうかがうことができました。

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オリンピック選手でしか味わえない選手村での生活についての話に子供たちは最も盛り上がっていました。24時間食事はいつでもOK。世界各地の食べ物がすべて無料で味わえると聞き、子供たちは興奮していました。「マクドナルドもあって、ビッグマック10個って頼めば、10個ただでもらえる。」という話に「いいなぁ」という声があちこちから聞こえてきました。それならオリンピック選手を目指そうと思った子がいたかもしれません。

右代選手は、リオデジャネイロオリンピックの2か月前の練習中、棒高跳びの練習でポールが折れて左手親指の付け根を骨折し、左膝にもポールがささり6針を縫う大けがをしてしまったそうです。お医者さんの診断は全治3か月、心も折れ、すでに出場が決まっていたオリンピックへの参加もあきらめかけていた時、右代さんにこんな言葉をかけてくれた人がいたそうです。「あなたは、やれることがまだあるかもしれないのに、あきらめるんですか。やれることを一緒に探して、やれることをやりましょう。」周囲のサポートもあって、右代選手は1か月で驚異的な回復を遂げ、リオ・オリンピックに出場し、開会式では日本選手団の旗手を務めました。

様々な困難を乗り越え、子供の頃からの夢であったオリンピックでも活躍した右代選手は、子供たちに夢をもってがんばってほしいと願って全国の学校をまわっておられます。

「自分の夢を発表できる人?」右代選手の呼び掛けに何人かの子供たちが手を挙げ、代表で6人の子供たちがみんなの前で自分の夢を発表しました。「図書館司書になりたい」「まだ具体的ではないけれど自分の得意なことを生かせる仕事に就きたい」「剣道のユーチューバーと先生になりたい」「ロボットのデザインをしたい」「字にかかわる仕事をしたい」「ダンスの先生になりたい」右代選手は、一人一人に「それってどういうこと?」「どうしてそう思ったの?」「そのためにはどんなことが必要だと思う?」などの質問をしながら子供たちの思いを探っていきます。前に出ている子供たちの話を聞きながら、自然と応援したい気持ちがわいてきました。さらに自分も負けないようにがんばりたい、そんな気持ちになりました。

夢をかなえるために、右代選手から大切なことを3つ教えていただきました。

・たくさん失敗し、悔しい思いをする

・苦手なことにも挑戦する

・感謝の気持ちをもつ

「失敗は成長のチャンスだ!」私もそう思います。右代選手は試合で失敗した時にコーチから掛けられた「今日からがお前のスタートだ!!」という言葉を大切にしているそうです。私たちの感情はその体験をしたその瞬間がピークで、時間とともにその感情は薄れてしまいます。実際、右代選手は、失敗した悔しさのある「今日からがお前のスタートだ!」という言葉に奮起して、その後必死でがんばり失敗を挽回したそうです。

苦手なことにも挑戦する。十種競技をする右代選手にも、やはり苦手な種目もあるそうです。「だれにだって苦手なものはある。みんなにだってあるでしょ?」右代選手のそんな問い掛けに、ある子が答えました。「ピーマン」思わず笑いがこぼれましたが、自分の苦手なものを知っているということだけでもすばらしいことです。苦手なものから逃げない、右代選手が熱く語って下さいました。

夢のような2時間でした。子供たちの心に、ステキなステキな種がまかれたと思います。今日の右代選手との出会いが、子供たちのこれからの支えになったり、夢に向かうための原動力になったりするはずです。このような機会を与えて下さったこと、お忙しい中、スケジュールを調整して東京からこの浅羽においで下さった右代選手には感謝しかありません。陸上選手としてはもちろん、人として非常に魅力的な右代選手でした。

4年生だけでなく、もっと多くの学年の子供たちも参加できるようにすればよかったと少し後悔しています。

右代啓祐選手がやってきた!(4年生)前編 11月27日(月)

2023年11月27日 17時21分

本日、陸上十種競技で2度オリンピックに出場している右代啓祐選手が来校し、4年生に授業をして下さいました。右代選手は、十種競技の現日本記録保持者であり、選手として指導者として活躍しておられます。お正月に放送される「ウルトラマンDASH」にも2度出演されているので、知っているという人も多いのではないでしょうか。実は、来年のお正月の「ウルトラマンDASH」にも出演するそうです。お正月に子供たちがテレビで右代さんを見て、「この人、東小に来てくれた人だーっ!」と言っている姿を想像してしまいます。

今日は「オリンピック・パラリンピックレガシー教育推進事業」で来校して下さいました。右代選手は、今年、全国10くらいの学校を訪問されているそうです。その10校のうちの1校が本校というわけです。なんて幸運で、光栄なことなんでしょう。

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最初の1時間は、運動場で体育の授業をしてくださいました。はじめに右代選手が走る、跳ぶ、投げる動作の実技を見せて下さいました。選手をもり立てる手拍子や拍手、声掛けを教えてもらい、子供たちが手拍子する中、身長196cmの右代選手が走り始めました。横にして立てたハードルを軽やかに飛び越えながら走る様子を目の前で見た子供たちは、一瞬で心をつかまれました。「はえー」「すげー」「たかっ!」「かっこいい」「こわーい」「ハードルにあたるかと思った」「ギリギリじゃん」拍手しながら、思ったことをポンポンと口に出していました。ハードルは2回見せて下さいました。

続いては、投げる動作です。学校に「円盤」や「やり」はないので、代わりにソフトボールを投げてくれました。「1回目は、軽く投げるよ。」そう言って子供たちに手拍子を求めると、子供たちが手拍子で盛り上げる中、体育器具庫の前から東に向かってボールを投げました。ボールは、グランド東側のコンクリートに軽々と到達して勢いよく跳ね返ってきました。写真の子供たちの表情どおり、あまりの飛距離に子供たちは一瞬言葉を失いました。そして、我に返ると歓声と拍手が鳴り響いていました。

「じゃあ、今度は本気で投げるよ」私は、学校の東側にあるサンワ化学さんのガラスか壁を破壊してしまうのではないかと本気で心配していました。自分がお詫びしに行っている姿を想像していると、右代さんは、運動場の北西の角から南東の方向にボールを投げました。最も距離がとれる対角線上に投げて下さったので、惨事は免れました。子供たちも職員もその飛距離のすごさにさらに驚かされました。

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その後は、走り方を教えて下さいました。体の軸をまっすぐにすることや手の振り方、ひざをおへそまであげることなどを順番に繰り返し教えて下さいました。ポイントを押さえながら段階を追って練習していくので、だんだんと速く走れるようになっているのではと感じられそうな練習でした。

最後は、グランドの端から端まで、全員で並んで走りました。「もう一本、いくぞ!」右代選手のその声にも子供たちは笑顔、もしかしたらすでに速く走れるようになっていると感じたり、走るのが好きになっていたりするのではと思えるくらいのよい雰囲気でした。「最後、もう一本!」右代選手のその声に、子供たちが言いました。「先生も一緒に走ろうよっ!」「校長先生も走ろっ!」最後は私もみんなといっしょに楽しく走らせてもらいました。

運動会「ソーラン節」の発表会を実施しました!(中学年) 11月24日(金)

2023年11月24日 18時20分

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「運動会に出られなかった子供たちのために・・・」そう思って設定した表現の演目の発表会ですが、本日5時間目に、最後となっていた中学年の発表会をようやく実施することができました。

ソーラン節だけでなく、学年団競技「台風の目」も実施しました。50人近くの保護者の皆様、御家族の皆様が応援に駆けつけてくださり、運動会の再現かと錯覚してしまうほど、子供たちも盛り上がっていました。ソーラン節の振り付けについては、あやしい子もいましたが、まわりをきょろきょろ見ながらも元気に声を出して一生懸命踊る子供たちの姿は感動ものでした。運動会に出られなかった子も、一生懸命練習して覚えた振り付けを披露できてよかったなと思います。

台風の目は、学級対抗のレースです。勝ちチームがあれば、負けチームもあるので、悔しい思いをした子もいたかもしれません。でも、みんなで一生懸命走る、踏ん張る、回る姿は、見ている私たちに元気を与えてくれました。

今日の青空にぴったりな、ステキなステキなミニミニ運動会になりました。これでようやく令和5年度の浅羽東小学校の運動会を閉幕することができました。

東っ子のみなさん、みんなよくがんばりました。ステキでした。

保護者の皆様、御家族の皆様、ありがとうございました。

和食の基本講義を受けました!(5年生家庭科) 11月24日(金)

2023年11月24日 15時00分

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今日1124日は、「いい(11)ふし(24)」「いい(11)(2)ほんしょ(4)く」の語呂合わせで、「鰹節の日」「和食の日」だそうです。

偶然ですが、本日5年生の家庭科では、給食センターから栄養教諭が来校し、「和食の基本講義」をしてくださいました。お出汁(だし)についての授業です。

早めに来校して準備してくださった「こんぶ」「にぼし」「かつお節」「だしのもと」の4種類のだし汁を味わいながら、においや見た目も含めてどのだしを使っているのかを予想しました。「おいしい」と感じる子もいれば、「まずい」と感じる子もいるようで、「普通の水の方がうまい」と言っている子もいました。

大量の調理をする給食センターで使っている「うるめいわしの煮干し」や「荒削り節」も見せてもらいました。「うわー、大きい」と驚く子もいれば、「だから給食のおみそ汁はあんなにおいしいんだ」と納得した表情で話す子もいました。

子供たちは材料によって、出汁の取り方が違うこと、出汁を組み合わせることでうま味が増すことなどを理解していました。

たまたま今日は給食でおみそ汁(どまんなか汁)が出ました。今日の味噌汁は何の出汁を使っているかな?と尋ねると、多くの子供たちが自信満々に答えてくれました。いつもより味わって食べている子が多かった気がします。

調理実習が終わる頃、おうちで出汁からおみそ汁を作ってくれるかもしれません。

社会科見学に行ってきました!(5年生) 11月23日(木)

2023年11月23日 10時20分

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21日(火)5年生は、スズキ相良工場と御前崎港を目的地に社会科見学に行ってきました。見学から帰ってきたある児童が「あ~、楽しかった。また行きたい。」と言っていたのが印象的でした。子供たちにとっては、それだけ印象に残る一日だったのだろうと思います。その子は続けて、「今度はママと行きたい」とも言っていました。

スズキの工場では、写真撮影は許可されていません。そのため、写真の多くが御前崎マリンパークでの子供たちの楽しそうな様子になってしまったので、遠足?と思われるかもしれませんが、しっかりと社会科の学びを深めることができました。

スズキの相良工場では、本物の作業ロボットを見て子供たちは感動していました。おうちの人がスズキで働いているという子供もいたようです。お父さん、お母さんの働いている場所を見て子供はどんなことを感じたのでしょうか。

子供たちは様々な質問をして、一万五千人以上の人々が働いているスズキ相良工場について学習しました。「どうして作業服を着るのですか」「作業服にはどんな工夫がされていますか」といった質問をする子もいました。今年子供たちに考えてもらいたいと思っている通学用の黄色い帽子にもつながる話です。スズキでは、安全のため従業員は作業服を着て仕事をしています。ひさしのある帽子も全員が着用していました。すべては「安全のため」だそうです。今回の訪問でも、会社側から子供たちにはスズキに入る時には赤白帽子を着用することを求められました。教員にもひさしのある帽子を必ずかぶるよう事前に指示がありました。会社として、すべての人の安全を守るために義務付けたわけです。

校外学習に出発する際、整列した5年生のほとんどが赤白帽子をかぶっていましたが、数人着帽していない児童がいました。学年の先生から、帽子をかぶるよう指示がありましたが、なかなかかぶろうとせず、見送りをしていた先生からも指導を受けるという場面がありました。

社会科見学には、産業そのものについて学ぶということ以外にも意義があります。容易なことではありませんが、自らの生き方・あり方を考えるという壮大な意義も含まれています。工場の制服や帽子の話を聞いた子供たちが、自分たちの生活と結びつけて考えることができたら、大きな成長だと思います。

昼食場所の御前崎マリンパークでは、友達と楽しくお弁当をいただきました。そして、少しの時間でしたが童心に返って公園で楽しく遊びました。ステキな笑顔がたくさん見られました。

御前崎港では、ちょうど相良工場で生産された自動車が積み込まれる運搬船を見ることができました。子供たちは6千台もの自動車を積み込むことのできる船の大きさに圧倒されていました。韓国船籍のその運搬船は、御前崎で45百台の自動車を積み込み、別の港でトヨタ社製の自動車を積み込んだ後、それらをヨーロッパまで運んでいくそうです。港が世界とつながっていることを感じることができました。

学校に戻り、お土産にいただいたステキな文房具、木製の定規、鉛筆、ペンを受け取って子供たちは足取り軽く下校しました。

スズキ相良工場の皆様、御前崎港職員の皆様、そしてお弁当を用意してくださった御家族の皆様、ありがとうございました。

中学生先生がやって来た!(浅羽中1年生) 11月22日(水)

2023年11月22日 18時12分

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本日、学園一貫教育の取組として、「中学生先生」を実施しました。今回は、浅羽中学の1年生のうち、本校の卒業生が来校し、各クラスで絵本の読み聞かせをしてくれました。

8か月前までは小学生だった生徒さんたちですが、もうすっかり中学生になっていてうれしいような、少しさみしいような気もしました。

廊下では、「覚えてる?」などと言いながら、再会を喜ぶ子供たちと中学生の姿も見られました。

絵本の読み聞かせを聞く態度については、クラスや個人によって差が見られました。いつでも、だれに対しても、「相手を大切にして聞く」ということが、まだまだ難しい人がいるようです。一方で、6年生は、落ち着いた雰囲気で全員が中学生の方に体を向けて聞いていました。「6年生の姿を他の学年の子供たちに見せてあげたいなぁ。」そんな気持ちにもなりました。

読み聞かせの後は、中学生への質問タイムです。中学校は楽しいですか?どんなことが大変ですか?部活は何をやっているんですか?何時に終わるんですか?果てしなく質問が続いているクラスもありました。

礼儀正しくあいさつしたり、お礼を言ったりしてくれる中学生がたくさんいました。たとえ相手が小学生であっても、敬意をもって接してくれる中学生もいました。お手本となる姿をたくさん見せてもらいました。

浅中1年生のみなさん、ありがとうございました。