4年生の教室に朝のあいさつに行くと、子供たちが集まっていました。
教室の飼育ケースに入れていたカナヘビが卵を産んだというのです。卵は全部で4つ。子供の頃、私もカナヘビやトカゲをよく捕まえていましたが、飼ったことはありません。もう半世紀以上生きてきましたが、生まれて初めてカナヘビの卵を見ました。
この週末に卵を産んだようです。ある児童が作ったカナヘビのお家の中に生んであったのを見つけ、ピンセットで優しく取り出していました。
卵からかえるのにどれくらいかかるのでしょうか。生まれたばかりのカナヘビはどれくらいの大きさなのでしょうか。えさは何をあげるのでしょうか。子供たちに教えてもらいたいことがたくさんあります。
男の子たちがカナヘビに夢中になっているすぐそばで、楽しそうにダンスをしている女の子たちがいました。勉強以外にも学校には楽しいことがたくさんありますね。
本日、祖父母奉仕作業と祖父母参観会を実施しました。天候に恵まれ過ぎたため、初夏の厳しい太陽が照りつける中でしたが、熱心に奉仕作業をしてくださり、学校が大変きれいになりました。ありがとうございました。
25名の祖父母の皆様が御参加くださり、時間いっぱいまで働いてくださいました。1時間の予定でしたが、片付けの時間まで含めると予定時間をかなり超過してしまいました。それでも、「あと10分あれば、もっときれいになるんだけど・・・」と最後の最後まで体を動かしてくださっていました。
作業の後には、教室に行って子供たちの様子を参観していただきました。おじいちゃん、おばあちゃんにがんばっている姿を見せようと張り切っている子もたくさんいました。うれしくてうれしくて授業そっちのけでおじいちゃん、おばあちゃんの方を見てしまう子もいました。そんな子供たちの姿もまたかわいかったです。教室の中へどうぞとお声掛けすると、「私が入ってくと、後ろばっかり見ちゃうもんで、じゃまになってしまう・・・」と遠慮されている方もいました。
私自身、祖母の姿から人としての生き方・あり方をたくさん学ばせてもらったと今でも思っています。言われた言葉ではなく、大好きだったおばあちゃんの生き方・あり方そのものがずっと心に残っています。本校の子供たちもおじいちゃん、おばあちゃんの姿からたくさんのことを学んでいるのだろうと想像します。皆様と接した本校の職員にとっても、今日はなんだか心が温まる一日になったようです。
本当にありがとうございました。
里山から帰ってきた子供たちが最も楽しみにしていたのは、給食だったのかもしれません。
今日の給食は、パンそして日本一の給食を目指している袋井市の学校給食名物「手作りのいちごジャム」でした。ジャム以外のメニューももちろんおいしかったのですが、昼の給食の放送で、この手作りのいちごジャムを提供するのは「年に一回だけ」です、というアナウンスがありました。「年に一回」と聞くと、すごくすごく貴重に思えます。
私は、子供たちが食べる30分以上前に検食で食べ終えていたため、職員室へ向かい写真に収めました。「年に一回だけなんですってね」と私が職員に声を掛けると、「このいちごジャムのいちごは、○年生の○○さんのお家で作ったいちごなんですよね」と職員が教えてくれました。驚いて、2度も聞き直してしまいました。
すぐに子供たちのところに向かいましたが、ほとんどの子が給食を食べ終わっていました。市販のジャムの味とはまったく違うおいしいジャムです。パンにジャムをぬるのではなく、パンをジャムにつけるという贅沢な食べ方ができることを幸せに思っていました。さらに、本校児童のお宅で作っているいちごで作ったジャムだったんだと知って、感激しました。
「保護者の皆さんにも味わってほしいな~。」と思いましたが、年に一度だけなんですよね。いつの日にか・・・。