本日、本校に設置されている通級指導教室なないろで、研究授業を行い、10名くらいの職員が参観をし、指導改善に向け意見交換をしました。
袋井市の通級指導教室では、週に1時間、その子の特性に合わせて学習上、あるいは生活上で困難なことを改善するための指導を細かく行っています。
保護者と本人の了承を得ているとはいえ、普段1対1で行っている授業をたくさんの先生たちが参観するわけですから、児童にとってはとても緊張した1時間だったと思います。
今日の授業は、「今日の漢字は、どんな覚え歌を作ったら覚えやすいのかな」というめあての学習でした。
漢字の覚え方は人それぞれです。得意な人もいれば苦手な人もいるはずです。何度も書いて覚える人もいれば、何度書いても覚えられないという人もいるでしょう。覚えられないのに、何度も書かせるだけでは心が折れてしまいます。どうしたら覚えられるのかをいっしょに考えてあげる支援が必要なのかもしれません。
今日参観させてもらった児童は、覚え歌を作ることで覚えられるという方法に出会ったようです。今日は国語の教科書に出てくる6つの漢字の覚え歌を先生と一緒に考えて練習しました。自分なりの覚え方を身に付ければ、それを少しずつ改良しながらこれから先もどんどん漢字を習得していけると思います。
中学生の時、英単語のスペルを覚えるのに苦労したことを思い出しました。ローマ字読みで覚えたり、似たようなスペルの単語をセットにして、比べながら覚えたりしたことを思い出します。学習面だけでなく、生活面においても苦手なことはあるものです。私で言えば、物の整理整頓が子供の頃からずっと苦手で、今でも困っているというような感じです。困難さを軽減するその方法を知ることができたら、私の部屋はもっと片付いているでしょうし、机の上も整然としているでしょうし、パソコンのフォルダ内のデータももっと分かりやすく使いやすく整理されていることでしょう。
通級の指導を通して、子供たちが自分の苦手を克服し、なりたい自分に近づいていく姿をうれしく思いました。













2日間にわたる浅羽中学校の2年生の職場体験が終わりました。4人のステキな生徒さんたちが本校に来てくれたこと、子供たちとたくさん関わってくれたことを本当にうれしく思います。子供たちにとって、ステキな出会いでした。ありがとうございました。
6年生とは、2つしか年齢は違いませんが、ずいぶんと大人に見えました。外見ではなく、生徒さんたちの立ち居振る舞いに中学生と小学生の大きな差を感じました。
敬語をきちんと使いこなし、目上の人に接する際の礼儀も当たり前にできる、子供たち一人一人に気遣いができる、どの子に対しても平等に接しようとする、人の後について動くのではなく、自ら適切な行動を判断して自分から動く・・・大人と変わらない姿を見せてくれました。本校の子供たちは、中学生の姿をどのように見ていたのでしょう。身近な存在と感じている子も多かったようです。昼休みには、友達のように接する本校の子供たちの姿がありました。時に無礼な言動を見せる小学生に対しても、嫌な顔一つせず、お話ししたり遊んだりしてくれていました。
体験を終え、お礼のあいさつに来た際、「率直な感想と意見を教えて。」と言って、質問に答えてもらいました。
浅羽東小の子供たちのあいさつは?・・・「よくできていると思います。」
浅羽東小の子供たちの話を聞く態度は?・・・「9割くらいの子はいいと思います。でも、差が大きいと思いました。」
中学生から、小学生に何かアドバイスをお願いします。
「小学校のうちに、いっぱい勉強して、いっぱい勉強して、いっぱい食べてください。」
「中学校は忙しいから、今のうちにいっぱい遊んでおきましょう。」
「勉強で分からないことがあったら、ためすぎないで!わからないことは、どんどん解決しよう!」
「授業中、友達と相談する時と話を聞く時のメリハリをつけることがとっても大事です。」
4人の浅羽中学2年生のみなさん、ありがとうございました。みなさんの活躍を期待しています。




5年生は、総合的な学習の時間に里山保存会の皆様を講師にお迎えして、諸井の里山についての理解を深めました。
1年生を迎える会の際、全校で出掛けた諸井の里山ですが、日頃から遊び場として出掛けている子供たちも多いようです。今日は、保存会の皆様から里山を整備するに至った経緯や里山で見られる生き物、里山に対する思いなどについて、直接お話を聞かせていただきました。
地域の人たちの憩いの場として整備された諸井の里山、保存会の皆さんはもっと多くの人たちに出掛けてほしいと思いながら維持管理をしてくださっています。5年生の子供たちも、「里山のために自分たちにできることはないだろうか」と一生懸命考え、今日は質問をしていました。水辺のところにもっと橋を増やしてはどうか、ベンチを作って置いてもいいのかな、そんなアイディアを保存会の皆さんに質問していました。
浅羽で育つ子供たちにとって、諸井の里山は宝物だと思います。大切に思う気持ちだけでなく、何か自分たちにできることがあるといいなと思っています。子供たちのこれから先の総合的な学習の時間の学びに期待しています。
本日、祖父母の皆様に御参加いただき、奉仕作業と参観会を行いました。毎年、祖父母の代わりに参加してくださるお母さんもいて、全部で30人くらいの皆様に尊い御奉仕をいただきました。本当にありがとうございました。
今日は、雲一つない秋晴れで、気温もぐんぐん上昇しました。PTA奉仕作業の日と同じように風もなかったため、非常に暑かったと思います。それでもグイグイ作業を進められる皆様の姿に、少し年下の私が負けてなるものかと励まされました。
作業の終了をお知らせした際、「もうちょっとやりたかったやぁ」とおっしゃる方や側溝の集水桝からドクダミの葉が顔を出しているのに気づいてそれからフタを外して取り除いてくださる方々がいらっしゃいました。働き者の皆様の姿にただただ頭が下がりました。私も皆さんのような働き者でありたいと願わずにはいられませんでした。
毎回、大汗をかいた後の授業参観で申し訳ありません。それでも、子供たち、とりわけお孫さんにとっては、おじいちゃん、おばあちゃんが見に来てくれるというのはこの上なくうれしいことだと思います。私も大好きだったおばあちゃんを思い出しました。
学校がたいへんきれいになりました。ありがとうございました。














本日、地域のボランティアさんによる紙芝居が行われました。今日は、6年生の両クラス、6年生にとっては今年度2回目ということになります。そして、6年生にとっては、浅羽東小での最後の紙芝居でした。
この人権紙芝居は、浅羽学園ならではの活動で、地域の人権擁護委員の皆様が子供たちのために始めてくださった活動のようです。浅羽中学でも行われているので、今日が本当の最後というわけではありません。
それでも、「小学校生活最後の」「浅羽東小での最後の」という枕詞がつくと、自分が6年生ではないのに、なんとなくさみしい気持ちになってしまいます。
今日9月30日は、令和6年度のちょうど折り返しでした。
今日、来られたボランティアさんが、「あいさつ運動をしている子供たちのあいさつの声がとっても元気ですばらしかった」と褒めてくださいました。ボランティアさんたちも皆さんが健やかに、そして「自分も相手も大切にする子」に育っていってくれることを心から願っています。今日の紙芝居も、6年生の子供たちのことを思って準備し、一生懸命伝えてくださっていました。
本校には、そんな温かく力強いサポーターさんたちが大勢いてくださることをうれしく思います。






本日、4名の袋井中学の2年生が本校を訪れ、職場体験を実施しました。教育の分野の仕事に興味のある生徒さんが、職員の指導の下、教員の仕事やスクールサポートスタッフさんの仕事を見学したり手伝ったりしました。また、先生たちと話す機会もあり、準備してきた質問をして、熱心にメモを取っていました。
生徒さんたちによれば、今回の職場体験では、将来の職業について考えるだけでなく、それぞれの職場でどんなSDGsの取り組みをしているかについても調べてくることを課題としているようです。「取り組んでいるリサイクル活動はありますか」「学校で平等について気を付けていること、意識していることはありますか」などの質問が校長先生や先生方に投げかけられていました。
校地内の草取りやスクールサポートスタッフさんの手伝いをしてくれました。また、体育や音楽、英語の授業などに入って、子供たちの支援をしてくれました。優しい中学生のお姉さんたちにすぐに打ち解け、話し掛けている子供たちの姿も見られました。
自分の考えをもち、しっかりとそれを言葉で説明できる中学生の姿はたいへん立派でした。袋井中の生徒さんは、明日も一日来てくれます。より多くの子供たちとかかわってほしいなと思います。