6月12日(木)昼休みに、スポーツ委員会主催のリレー大会【1~3年の部】が開かれました。前回は【4~6年の部】でしたが、今回は第2弾です。晴天に恵まれ、運動場での開催となりました。
希望者による8人のチームを組み、学年の中で順位を競いました。【1~3年の部】は、低学年でも走りやすい「折り返しリレー」でした。高学年の時と方法を変えることで、みんなが楽しめるようにしました。1学級しかない学年でも、複数のチームが参加して、盛り上がりました。応援する児童も大勢いて、みんなでリレー大会を楽しみました。競技の後には、「勝ってうれしかった。」「負けちゃったけど、みんなと楽しく走れた。」などの感想が聞かれました。主催したスポーツ委員会の子どもたちは、「みんなが楽しんでくれてよかった。」「今度は、説明をしっかりしたい。」などと大会を振り返り、次回の運営に生かそうとしていました。








浅羽学園全体では、「任せて認める指導」と「ポジティブな行動支援」に積極的に取り組んでいます。今回のリレー大会では、スポーツ委員会の子どもたちが企画し、それに挑戦したことに価値があります。学校では、その頑張りを認め、励ましています。また、うまくいったところや直したいところについて話し合い、よりよい生活につなげていこうという前向きな態度を育てることを心がけています。
今後も、他の委員会の取組が楽しみです。
6月11日(水)、今年度2回目のPTA参観会・懇談会が開かれました。先日は、祖父母の皆さんに参観していただきましたが、今回は大勢の保護者の皆さんが、子供たちの頑張る姿を参観してくださいました。
始めは「ぼくの家の人は来てくれるかな。」と、教室の後ろや横をちらちらと見ている子もいました。授業が始まると、考えをノートに書いたり、友達と話し合ったり、発表したりして、集中して学習に取り組みました。子どもたちや先生方の笑顔もたくさん見られ、学級の中で安心して学習に取り組んでいる様子が伝わったのではないでしょうか。










授業参観の後は、懇談会を開催しました。まず、担任から、学級の子どもたちの表れをお伝えしました。1学期の後半に入り、頑張っていることや課題となっていること、よりよい学校生活となるために頑張ってほしいことなどをお伝えしました。その後、お子さんの家庭での表れなどについて情報交換を行いました。保護者の皆さんが、お互いの家庭での様子を話す機会は大変貴重で、話すうちに少しずつ打ち解けて、和やかな雰囲気で話し合うことができました。学校と保護者の皆さん、保護者の皆さん同士の距離を縮める懇談会となり、大変うれしく思います。







浅羽東小学校では、「自分も相手も大切にする子」という目標のもと、子どもたち自身がよさをみつけ、友達と協力しながら、さらに力を伸ばしていけることを目指しています。「相手を大切にしたきき方」「相手に届くあいさつ」「いじめを許さない学校・学級づくり」の「き・あ・い」を合言葉に、より表われをたくさん見つけ、温かい学校づくりをしています。今回参観していただいた中に、こうしたよい表れを保護者の皆さんにも見つけていただけたら幸いです。これからも、学校と保護者の皆さんが手を携えて子どもたちのために頑張っていけたらと思います。
保護者の皆さん、お忙しい中ご参加くださり、本当にありがとうございました。
6月10日(火)に、スポーツ委員会の主催で、校内リレー大会が行われました。各委員会では、学校が楽しくなるためのアイデア活動として、様々な企画をしています。今回は、スポーツ委員会が、楽しいリレー大会を企画してくれました。各学級で参加を希望した子が8人でチームを組み、学年別の対抗戦を行いました。
昨日は4~6年の部のリレー大会が開かれました。あいにくの雨天のため、体育館での競技となりましたが、選手だけでなく応援の子も大勢集まりました。普段、学年別にリレーをすることはほとんどありませんが、この日は、自分の学級のチームを応援しようと、「がんばれー」と大きな声で声援を送っていました。
1学期も半ばを過ぎ、学級の一体感が生まれてきたこの時期に、リレー大会というイベントを通して、さらに絆が深まりました。また、5・6年生のスポーツ委員会の子供たちは、自分たちでイベントを計画し、実行できたこと、みんなが楽しんでくれたことを実感し、「みんなのためになることができた!」という満足感と自己有用感をもつことができました。これからも、他の委員会でも、全校児童のためになることを計画していきます。






6月9日(月)に、5年生が総合的な学習の時間に環境学習として取り組んでいる「みんなでアースキッズチャレンジ」が行われました。5月27日(火)の学校ブログでは、この取組のキックオフ(初回)の様子をお知らせしました。
この日は、静岡県地球温暖化防止推進センターの方々、袋井市役所の方々が講師として来校し、体験を通してエコ生活の大切さを教えてくださいました。
まず、地球温暖化の現状とその原因、世界や日本における対策についてお話がありました。そして、地球温暖化を防ぐために、一人一人ができることを考えました。それには、各家庭で、「無駄」や「もったいない」をなくすための「エコ生活」を送ることが大切だと学びました。
そして、次の3つの体験コーナーで、エコ生活のヒントとなることを学びました。
①ごみ分別ゲーム
②エコ生活大作戦
③キッズ発電所
5年生の子どもたちは、この日に学んだ「エコ生活」のためのヒントをもとに、これから各家庭で電気や水道、ガスの使用を減らすための取組にチャレンジします。そして、削減した使用量をCО2の量に換算して、成果を確認します。
子どもたちは、身近な生活の中で、自分たちができることを考えることができました。今後も、ご家庭の協力を得ながら、地球温暖化防止に取り組んでいきます。保護者の皆さん、ご協力をお願いいたします。












6月6日(金)に、演劇鑑賞会を開きました。例年、音楽鑑賞会と演劇鑑賞会を交互に実施しています。今年は、劇団たんぽぽの皆さんをお招きして、『いのちのまつり』の演劇を鑑賞しました。
物語の主人公は、もうすぐ11歳になるのカー坊。いつも思い通りにならないことばかりで、「みんな大嫌いだ!」と、家を飛び出してしまいます。そんなカー坊の前に突然あらわれたのは・・・。この演劇の中では、「いのちは、めぐりめぐって生まれ、そしてつながっていく。みんなかかわりあって生きている。」というメッセージを伝えてくれました。
子どもたちは、目の前で本物の演劇にふれ、役者さんの表情や動作、舞台演出に引き込まれ、食い入るように見ていました。「すごくおもしろかった。」「感動しました。」という感想がたくさん聞かれました。芸術にふれることで、情操を豊かに育んでいく鑑賞会は、とても貴重な体験です。劇団たんぽぽの皆さん、素晴らしい演劇を見せていただき、ありがとうございました。






6月5日(木)、5年生を対象に、「自画撮り防止講座」を実施しました。講師は、静岡県警察本部の少年サポートセンターの職員です。
最初に、SNSの投稿に潜む危険について、事例をもとに考えました。①「インターネットは、全世界に瞬時に発信される。つまり、世界中の人が見ることができる。」②「名前や住所、顔写真の個人情報が特定されたら、つきまといなどの危険な目に遭う。」③「情報は、一気に拡散するので、後から削除しようと思っても完全に削除できない。」④「インターネット上の悪口や脅し、悪口のリツイートは、名誉棄損罪や脅迫罪といった犯罪にあたる場合がある。」といったことを押さえました。
次に、自画撮りによって、どんなトラブルになるのか学びました。「画像をもとにお金を要求された。」「脅されて、また、好きな人の気をひくために、自分の下着姿の写真を送ってしまった。」など、実際に様々なトラブルが起きていることを知りました。また、「自分は大丈夫だろう。」と思っていても、もしかしたら下着姿の写真を送ってしまうかもしれないシチュエーションを考えました。例えば、「年上の友達に、お金をあげるからと言われ、水着や下着の写真を送った。」「SNSで知り合った友達に、ぼくも写真を送るからと言われ、水着や下着の写真を送った。」など、いくつもの選択肢を選んで組み合わせてみました。様々な場面を想像することができました。
そして、断る方法として、「きっぱり断る」「理由をつけて断る」「無視する」「連絡できないようにする」「話題をそらす」などの方法を学びました。最も危険な断り方は、「また今度ね。」「そっちが先に送ったらいいよ。」だということです。
最後に、もし、自分の下着姿などの画像を送ってしまったら、「いろいろな人に送られて拡散してしまう。」「脅される」「自分の画像が販売されてしまう。」などといった状況になってしまうかもしれないことを知り、絶対に自分の下着姿などの写真や、個人が特定されるような情報をSNSなどに投稿してはいけないことを学びました。
「自画撮り防止講座」で学んだこと
1 ネット上に個人情報をのせない。
2 一度流出した画像などは、削除できない。(送る前によく考える。)
3 困ったときは、周りの大人(家族・警察・先生)に相談する。
SNSの投稿によるトラブルは、自画撮りだけでなく、些細なことでも起きています。学校でも、使い方について、繰り返し指導していく必要性を感じています。講師の静岡県警察本部少年サポートセンターの職員の方は、「保護者の皆さんには、普段からお子さんとのコミュニケーションを大切にして、何でも話せる関係を築いてほしい。」とおっしゃっていました。自画撮りなどによって、子どもが犯罪の被害に遭わないよう、ご家庭でも、ぜひ、この記事について話をしていただきたいと思います。






読み聞かせボランティア「ぐりとぐら」の皆さん、保護者や地域のボランティアの皆さん、教職員による「出前読み聞かせ」が、今日からスタートしました。年間10回計画されていて、朝読書の時間(8時15分~30分)に全学級に入って読み聞かせが行われます。
子どもたちは、絵本だけでなく、紙芝居など、様々なお話の世界を楽しんでいます。毎回、どんなお話を読み聞かせてくれるか、楽しみにしています。ボランティアの皆さん、本年度もどうぞよろしくお願いいたします。










今日は、祖父母の皆さんによる奉仕作業と授業参観の日でした。奉仕作業には、28名の祖父母の皆さんが来てくださり、敷地内の植木の刈り込みや草取り、斜面の草刈り、古新田の森の草取りなど、隅々まできれいにしてくださいました。先週の土曜日には、PTAによる奉仕作業があり、保護者の皆さんがきれいにしてくださった上に、さらにきれいに仕上げてくださいました。おかげさまで、子どもたちがとても気持ち良い学校生活を送る環境が整いました。ありがとうございました。








奉仕作業の後は、授業の様子を参観していただきました。普段、学校に足を運ぶ機会が少ない祖父母の皆さんにとって、今回の参観会は、お孫さんの学校での様子を知るよい機会です。また、お孫さんの学級だけでなく、学校全体の雰囲気を感じていただくこともできました。子どもたちは、「おじいちゃんやおばあちゃんが見に来てくれてうれしいな。」と笑顔で過ごすことができました。
この日は、地域の民生委員の皆さんも授業参観してくださいました。子どもたちの様子をご覧いただき、学校と地域の連携を一層図っていきたいと思います。
1年に1回の行事ですが、この機会を通して、お孫さんとの会話が増えたり、今まで以上に学校への関心を高めていただけたりすることが、学校にとってもうれしいことです。祖父母の皆さん、民生委員の皆さん、本日はお忙しい中、また暑い中、ありがとうございました。これからも、よろしくお願いいたします。






浅羽東小学校では、毎週火曜日に、袋井市立図書館の司書の方が来て、本の整理や管理、ディスフレイ、掲示など、子どもたちが毎日本に親しむことができるように、環境を整えてくれています。また、昼の放送で読み聞かせをしてくれたりして、本の楽しさを伝えてくれます。






今日は、司書の方の勤務日でした。浅羽東小学校の図書館では、昼休み、給食を食べ終えた子どもたちが大勢詰めかけ、気に入った本を読んだり借りたりしていました。市立図書館の方が学校に来てくれるようになり、今まで以上に環境が整ったことで、貸し出し冊数が増えました。
昨日は、静岡県教育委員会の教育長さんや教育部長さんなどが浅羽東小学校に来校し、袋井市が昨年度から新しく導入した「まちじゅう図書館」のシステムを視察しました。袋井市の取組が、全県的に注目され、袋井の新たな自慢になっています。こうした環境の中で本に親しむことができる子どもたちは、本当に幸せです。
これからも、まちじゅう図書館を利用して本に親しむことで、語彙を増やし、感性を磨き、心豊かに育ってほしいと願っています。

早いもので、始業式から約2か月が経とうとしています。1学期は72日間ですが、今日は、ちょうどその折り返し地点です。「東っ子の会」は、全校児童が集い、これまでの学校生活を振り返って、1学期の終業式に向けてこんなことを頑張ろう、と改めて意欲をもつことができるようにするために行いました。






体育館に集まった児童に向けて、校長から、「自分も相手も大切にする ~東小の文化をつくる~」「聞き方・あいさつ・いじめを許さない」という学校の重点目標について話をしました。これまでの児童の頑張っている姿の写真をスクリーンに映し出し、「この写真のどんなところが『自分も相手も大切にする子』と言えるのでしょうか?」と投げかけました。子どもたちは、その写真を見て、「朝のあいさつ運動で元気よくあいさつをしているから。」「縦割り清掃で、上級生が下級生に優しく掃除の仕方を教えてくれるとうれしいから。」「授業中に発表している人の意見をしっかり聞いているから。自分の考えを聞いてもらうとうれしいから。」などと発言しました。
浅羽学園では、全職員で、生活指導や学習指導、特別活動などにおいて、ポジティブな行動を見つけ、価値付けて支援する「PBS」という取組を行っています。浅羽東小学校でも、あいさつや学習習慣、縦割り活動などの様々な場面でのポジティブな行動を支援しています。そうすることで、子どもたちは、友達と関わりながら学校に居場所があり、みんなで何かをすることが楽しいと感じることができるようになります。
今日の校長を聞いて、子どもたち自身がポジティブな行動に気付き、「自分も相手も大切にした行動」をより一層意識づけていけるとよいと思います。浅羽東小学校では、今後、「友達のよいところ見つけ」の活動もおこなっていきます。自分自身や友達の頑張りやよい表れに気付き、「自分も相手も大切にする子」の姿が増えていくことを願っています。
今回は、「理科室から火災発生!」と想定した避難訓練を行いました。子どもたちは、火災発生の放送と同時に、防災頭巾をかぶり、口にハンカチを押し当てて、運動場に避難しました。
最近、防災にける「フェーズフリー」という考え方が広まってきました。いつもの暮らしがある「日常時」と、災害が起きた「非常時」という2つのフェーズについて分けることをやめて、両方に活用できるアイデアを取り入れていこうとする考え方です。学校においても、日々の生活や授業の中で防災力を高める取組が行われています。
今日は、全校で運動場に集まった後、校長から、日常の学校生活の行動で心掛けたいことを話しました。
①上靴をしっかり履く
②ものを整理整頓する
③友達や先生の話をしっかり聞く
④ルールを守る
今日の想定のような火災発生時に、ハンカチを身に付けておくことも大切です。「フェーズフリー」の考え方を日々の教育活動に取り入れ、子供たち自身が自分で命を守ることができるよう、取り組んでいきます。そのことが、「自分も相手も大切にする子」という浅羽東小学校の目標にもつながっていきます。ご家庭でも、ぜひフェーズフリーについてお子さんと話題にしていただけたらと思います。








御存じの方も多いと思いますが、10年程前まで開催されていた袋井市小学校児童水泳大会は、この浅羽東小学校のプールが会場でした。かつては、袋井市内12校の小学校6年生が一堂に会して、盛大に開催されていました。このプールで大勢の子どもたちが泳ぎ、たくさんの思い出の場所となりました。
そのプールで、5月28日(水)、6年生と教職員がプール清掃をしました。水泳大会はもうありませんが、浅羽東小学校のプールでは、6月下旬から水遊び・水泳の授業を行います。1年ぶりのプールは、落ち葉がたまり、苔が付き、とても汚れていました。子どもたちと教職員は、プールの水槽やプールサイド、手洗い場、シャワー場などの汚れを、ブラシやたわしなどで落としていきました。










6年生の子どもたちは、「すごく汚れているよ。」「なかなか汚れが取れないな。」「こするときれいになるよ。」「虫がいた!」などと言いながら、友達と協力して、一生懸命掃除に取り組みました。6年生がきれいにしたプールを見て驚く下級生の姿が目に浮かびます。6年生にとっては、「みんなのために働くって気持ちいい。」「みんな(下級生)の役に立ててうれしい。」という自己有用感を感じられたのではないでしょうか。プールで子どもたちの歓声が響くのが楽しみです。6年生の皆さん、ありがとうございました。




浅羽東小学校は、学校・家庭・地域が一体となって子どもたちの健全育成に取り組むことを目的として、学校運営協議会を設置しています。学校運営協議会は、校長の求めに応じて学校運営の基本方針を承認し、学校運営や教育活動に意見を述べることができる合議体です。
今日は、第1回浅羽東小学校運営協議会が開催されました。自治会連合会・コミュニティセンター・地域住民・民生委員・保護者等の代表の皆様と、学識経験者の皆様合わせて14名が、委員として袋井市教育委員会から委嘱されました。
会に先立ち、授業を参観していただきました。子どもたちが楽しく学習している様子や、廊下の掲示物などの環境を見ていただきました。




参観後に、協議会が開かれました。会の中では、まず校長から、学校運営方針の説明を行いました。また、子どもたちや教職員の現状と課題についても述べさせていただきました。教頭からは、夏休み学習室、学習ボランティアの募集、通学路の交通安全の現状等について説明しました。
委員の皆様からは、「通学路の危険箇所について、交通事故が起きる前に、保護者やスクールガードボランティアが協力して対策できるとよい。」「学校の現状を知り、先生方のサポートをしていきたい。どんな方法ができるのか。」「委員自身が、子どもたちと様々な機会にふれあって、実態を知ることが大切ではないか。」などの貴重なご意見をいただきました。そして、今年度の運営方針について、ご承認いただきました。
それぞれの立場で学校のために何とか力になりたい、という委員の皆様の気持ちが伝わってきました。学校への期待や信頼も大きく、大変ありがたく思いました。それと同時に、そうした期待に応えられるよう、地域の皆様とともに、よりよい浅羽東小学校となるよう精一杯努めたいと、心が引き締まる思いでした。委員の皆様、本日はお忙しい中、ありがとうございました。今後とも、よろしくお願いいたします。


アース・キッズチャレンジとは、子どもたちがリーダーとなって、家庭で地球温暖化防止に取り組むプログラムです。浅羽東小学校では、5年生が「総合的な学習の時間」で取り組んでいます。静岡県地球温暖化防止活動推進センター、静岡県、袋井市の環境政策課が連携・協力して実施しています。
今日は、プログラムの初日、キックオフでした。温暖化の現状、地球環境を守るためにどんなことができるのか、といったアースキッズチャレンジのねらいについて学習しました。そして、各家庭の電気・ガス・水道などのエネルギーを少しでも減らし、できるだけ環境への負荷を掛けない生活をする「我が家のエコ生活大作戦!」をしていくことを確認しました。
また、子どもたちは、この学習に関連して、SDGsについても興味をもち、タブレット端末を使って調べたり話し合ったりしました。
これから取り組む「我が家のエコ生活大作戦!」では、まず、どうしたらエネルギーの消費を減らせるかを家族と相談して決めます。そして、その方法で一定期間エコ生活に取り組みます。最後に、各家庭の電気等のメーターを見て使用料を測ることで、その成果を確認します。
今日は、各家庭の電気等のメーターがどこにあるかを探すことを宿題としました。この活動で、「私たちが地球を守るリーダー!」と、子どもたちが主体的に環境問題に取り組む姿がみられるとよいと思います。今後も、保護者の皆さんにご協力いただくことがありますが、よろしくお願いいたします。






5月20日~22日に行われた観音山宿泊学習では、3日間、山の中で過ごしました。普段はゲームやテレビ、スマートフォンなどのメディアに囲まれている子どもたちも、観音山にいる間は、それらのメディアに全く触れることができませんでした。その代わり、大自然の中で友達と一緒に活動することで、野生を目覚めさせ、友達との絆をつくることができました。








初日は、578mの観音山への山頂登山でした。全員で並んで山頂を目指しました。途中の「星の広場」でお弁当を食べました。おうちの方が作ってくれたお弁当は、格別でした。また、木陰の中の上り坂、ロープを伝いながら下りた急坂などもありましたが、子どもたちは苦労しながらも、山頂にたどり着きました。山頂付近での眺めは最高でした。4時間ほどの行程でしたが、「少年自然の家」に戻ってから飲んだ牛乳もまた格別でした。
初日の夜は、ナイトウォークラリーでした。グループごとに、懐中電灯だけで、木立に貼られた反射テープを頼りに山道を歩きました。途中のチェックポイントで先生に会えると、うれしそうに歓声を上げていました。でも、なかには、道に迷ってなかなかチェックポイントにたどり着けず、泣き出してしまう子もいました。1時間ほど歩きましたが、最終的には、みんなで力を合わせ、励まし合って全員ゴールしました。


2日目は冒険ラリー。地図を頼りに、チェックポイントを目指して一日中、山の中を歩きました。地図と看板に書かれた数字を合わせながら歩きます。初めて歩く道ですから、地図のとおりに歩くのは想像以上に難しく、なかなかチェックポイントにたどり着けないグループがありました。友達同士、「あっちかな?」「こっちかな?」と行きつ戻りつ歩みを進めました。替え歌を作って、みんなで大声で山道を歩いたグループもありました。途中で足が痛くなったり、気持ちが悪くなったりした子がいたグループもありました。でも、みんなで声を掛け合ったり、友達の荷物を持ってあげたりして、夕方には何とかゴールしました。
素晴らしい景色、生き物や植物との出会い、友達との励まし合い、楽しいことも苦しいことも一緒に味わってゴールできたこと、そんな経験が、子どもたち同士の絆をつくりました。何事にも代えがたい貴重な体験となりました。
