菜種梅雨の間の久しぶりの晴れ間となりました。桜のつぼみも少しだけ開花に向けて前進したのかもしれません。
今日は、離任式と送別式を行いました。先日卒業したばかりの6年生もほとんどの子が参加してくれました。先日報告をさせていただきましたが、今年度末の人事異動で、教頭先生をはじめ7人の先生方が本校を去られることになりました。
朝、職員室で離任式を行いました。昨日まで一緒に働いていた同僚との間に大きな隙間ができてしまうようなさみしい感覚を味わいました。
続いて、体育館で子供たちとの送別式を行いました。久しぶりの登校、しかも体育館に全校児童が集まったことで、気持ちが高ぶり楽しげな雰囲気でいる子供たちの姿もありました。それでも式が始まり、離任される先生方が紹介され、6年生の代表児童がお別れの言葉を述べる頃になると、別れを実感している子供の方が多くなった気がします。離任される先生方お一人お一人の最後のお話には、全員が顔を向け、ひと言ひと言に耳を傾け、中には涙ぐんでいる子もいました。
転任される先生方には、代表児童が記念のお花を手渡しました。みんなで一緒に歌う最後の校歌には惜別の思いを込めてくれていたように思います。
子供たちの前を通ってお別れをするときには、ぽろぽろ涙を流す子供たちがいて見ている方も切なくなりました。私たち大人も、「これでお別れなんだ」と思うと、涙がこぼれてきそうでした。
中学校での送別式が終わってから、東小に来て、お世話になった先生方にお礼とお別れを伝えている中学生が何人もいました。お礼とお別れのあいさつのために、わざわざ御来校下さる保護者の方々や地域の方もいらっしゃいました。別れのさみしさと同時に人の心の美しさを実感する日となりました。
お別れに際し、転任される先生方のますますのご活躍をお祈りすると同時に、子供たちにとってより楽しい、よりステキな浅羽東小を作り上げていくことをお誓いします。
転任される先生方、本当にありがとうございました。お元気で。
風の強い日でしたが、今日もさわやかな青空が広がりました。今朝は、子供たちの登校時間帯に合わせて、民生児童委員の皆様が学校に集まってくださり、あいさつ運動を行ってくださいました。
活動2年目に入り、委員の皆様も子供たちの様子をよく理解してくださっています。中にはあいさつの苦手な子もいます。子供たち一人一人に優しく声をかけてくださいました。
本校の文化にしたいと考えている「相手の心に届くあいさつ」です。子供たちには、目を合わせることや相手に届く適切な声の大きさ、そして何より「自分から」あいさつすることにこだわってほしいと思っています。
あいさつをするだけでも心持ちがかわってきます。実際、最近あいさつがすごくよくなった子がいるのですが、学校生活の様々な場面で前向きな姿を見せてくれています。その子に会うだけでこちらもエネルギーを充電させてもらっているような気がします。
フラワー委員会の子供たちが世話をしているパンジーやビオラ、ノースポールがきれいな花を咲かせています。今朝もフラワー委員会の4年生が水やりをしてくれました。チューリップの花も入学式には、きっと間にあうでしょう。登校後、黙々とお花の世話をしてくれている子供の後ろ姿に、誠実さと責任感、人としての優しさを感じました。
民生児童委員の皆様、ありがとうございました。委員会活動をがんばっているみなさん、いつもありがとう。
本日のロング昼休みにスポーツ委員会が企画した「ぞうきんかけレース」が開催されました。本校は教室やスペースが絨毯のために、子供によっては、ほとんど雑巾に触れることなく1年間が過ぎてしまいます。
今回は、本来の雑巾がけのやり方とは違いますが、雑巾をバトン代わりに扱う楽しい企画でした。まずはスポーツ委員会の子が雑巾がけリレーのお手本を示します。そして、いよいよレースがスタート。ぞうきんリレーに応募した5人1組のチームが、前方にあるカラーコーンを回って雑巾バトンを渡しながらゴールを目指します。体格差を考慮して回るコーンの位置が異なるため、各レース高学年であってもなかなか1位になることはできていませんでした。
応募チームは何と15チーム。総勢75人が参加し、応援する子供も含めると100名以上の子供が体育館に集まりました。体育館の外は大雨で気温も低い状態でしたが、体育館の中は熱気で寒さを感じませんでした。レースなので勝った、負けたはありますが、どの子供も仲間と一緒に参加して、楽しくレースを終えたことが分かる充実した表情でした。
今年度も残りわずかとなりましたが、このような子供主体の充実した活動が、ロング昼休みを活用して開催することができてよかったです。
本日5時間目に、6年生と5年生、職員とで卒業式の総練習を行いました。全体で、式の流れ、動きを確認しました。
練習とは言え、本番と同じようにBGMを流して行うため、卒業式の雰囲気が感じられます。卒業証書授与の練習では、子供たちの表情を見ていると別れが近づいていることを実感し、さびしさがこみ上げてきました。
一方、子供たちの中にはまだ練習だからという気持ちの緩みが感じられる子もいました。練習後、卒業式に向けて先生たちが熱い思いを伝えてくれたようです。感動的な卒業式にしたいと思います。
総練習の最後に子供たちに、「何をするにも目が大切」という話をしました。「目は口ほどに物を言う」ということわざがありますが、目を見ればその人の心の思いはある程度伝わってきます。真剣味、本気度は目に表れることが多いと思います。子供たちと目を合わせることができる機会もあとわずかです。「卒業式では、証書の授与の時、恥ずかしいかもしれないけれど、目を合わせてくれたらうれしいです」と子供たちに伝えました。5年生には、「6年生の姿をその目に焼き付けてほしい」と話しました。
心に残る卒業式を作り上げたいです。