入学式・始業式には満開だった桜の花が舞い、今は新緑がまぶしく感じられるようになりました。
新学期が始まり、1週間が経ちました。先週は、新しい学級で期待と不安が入り混じっていたことでしょう。でも、子どもたちの表情からは、少しずつ緊張が解きほぐれ、慣れてきたように感じられます。
1・2年生は、4時間授業を終えてから、給食を食べ、昼休みのあと、一緒に下校しています。放課後児童クラブに行く子どもたちは、指導員さんが昇降口まで迎えに来てくれています。家に帰る子どもたちは、4方向に分かれ、それぞれの列に教員が付き添って下校しています。下校の途中には、ガードボランティアの皆さんや保護者の方も見守ってくださっています。おかげで、子どもたちも、安心して下校できています。御協力、ありがとうございます。「また明日」と、子どもたちが笑顔で元気よく手を振って帰ってくれるのが、何よりうれしく思います。




学級の友達や先生と出会って間もない時期は、授業の中でゲーム性のある活動や体を思い切り動かす活動を多く取り入れたり、グループや少人数で取り組む活動を意図的におこなったりしています。そうすることで、お互いの距離が縮まり、一体感や所属感を得やすくなります。
学校では、この時期を大切にしながら、一年かけて、居場所づくりと絆づくりをすることで、「学校が楽しい」と感じられるように、様々な活動を工夫していきます。





昨日と今日の2日間にわたって、身体測定が行われ、身長と体重を測定しました。
クラスごとに多目的室に入った子どもたちは、まず、養護教諭から、日々の健康づくりについての話を聞きました。毎日ハンカチを持ってくること、手足の爪を切っておくこと、目や肩にかかるほど伸びた髪を縛ることなど、子どもたちと一緒に振り返りながら確認していきました。
そのあと、一人ずつ測定器に乗り、身長と体重を測定しました。
ある子が、測定器に乗るとき、自然に「お願いします。」とあいさつをしました。すると、それに続く子たちが「お願いします。」「ありがとうございました。」とあいさつをしていきました。その姿を見て、養護教諭は、測定終了後に「あいさつをしてくれてありがとう。そのおかげで気持ちよく測定できたよ。あいさつって大事ですね。」と子どもたちに言葉を返しました。
本校で大切にしている「自分も相手も大切にする子」の姿が、ここでも表れていて、うれしく思いました。合言葉「き・あ・い」のうちの「『あ』いさつ」が自分からできるよう、ポジティブな行動の表れを見つけ、支援していきます。
今回測定した記録は、「健康の記録」に記入しました。4月15日(火)に、1年間の健康の個人目標を記入した上で、ご家庭に持ち帰る予定です。学校では、日ごろの声掛けのほか、計画的に健康に関する指導をおこなっていきます。ご家庭でも、「健康の記録」をご覧になって、お子さんの成長を確認していただくとともに、日々健康で過ごすために大切なことについて、お子さんと話し合っていただきたいと思います。


新学期が始まって4日目を迎えました。
昨日から給食が始まり、通常の日課による学校生活がスタートしました。どの学級も明るく楽しく、落ち着いて生活を送っています。
入学したばかりの1年生は、学校の配置や施設を覚えたり、ロッカーやトイレの使い方、体操服への着替えの仕方など、学校生活の基本となることを学びました。袋井市では、幼児期と学童期の学びをつなぐ「架け橋プログラム」が充実しています。幼児期には、自分たちのことは自分ですること、仲間と協力して物事を成し遂げること、好奇心をもって思い切り活動に没頭することなど、様々なことができるようになっています。小学校生活はゼロからのスタートではありません。幼児期に育っている部分を生かしつつ、学校生活でも、一人一人の良さを発揮して楽しく生活できるように、「スタートカリキュラム」に取り組んでいます。
2年生以上の上級生も、学級目標を決める話合い活動をおこなったり、タブレット端末を活用した教科学習に取り組むなど、新しい仲間とかかわりながら、楽しく授業に取り組んでいます。






昼休みには、子どもたちは運動場に出て、ドッジボールやサッカー、縄跳び、ぶらんこ、総合遊具遊びなどをして、思い切りエネルギーを発散しています。浅羽東小学校の運動場は、他の小学校と比べてずいぶん広く、体を存分に動かして楽しむことができます。大型の総合遊具は、高さもあり、種類も豊富で、手足の力、体幹やバランス感覚を鍛えるにはもってこいです。何より、スリルがあって楽しい遊具です。また、木陰もあって、子どもたちが集まっておしゃべりしたりと、憩いの場にもなっています。この恵まれた環境で遊べる浅羽東小学校の子どもたちは、幸せだなあと、つくづく思います。






1年生の下校は、しばらくは2年生と一緒に帰ることになりました。1・2年生が一緒に帰ることで、下校に付き添う教員の人数を増やすことができます。また、一緒に帰る子どもの人数も増えるので、一人になってしまうリスクをできるだけ減らしたいと考えました。
安全に下校できるようにと、1年生の手をつないで歩く2年生もいて、頼もしく思いました。
また明日も元気に会おうね!



袋井市では、「おいしい給食、日本一!」をキャッチフレーズに、公立幼稚園こども園小中学校で、食育を推進しています。
毎日の給食では、袋井産の食材をふんだんに使ったメニューが出されます。また、栄養教諭や栄養士さんが、献立紹介や、その日の食材がどのようにして調理されているかなどを、スライドや動画にまとめてくれています。担任は、給食の時間にタブレット端末でスライド等を映し出し、子どもたちが給食に関心をもって、健康な心と体を育んでいけるよう、支援しています。
子どもたちが安全に楽しく給食を食べられるよう、先生方は、アレルギー対応食、配膳や片付けの手順などを前日までに確認し、今日を迎えました。
今日のメニューは、「ごはん(1年生はおにぎり)」「牛乳」「たけのこ入り鶏つくね」「おかか和え」「大根の味噌汁」でした。袋井産の食材は、お米、根深ねぎ、小松菜、チンゲンサイ、大根です。子どもたちにとって久しぶりの給食でしたが、手を洗い、身支度を整え、てきぱきと静かに配膳をし、全員そろって「いただきます」をしました。
子どもたちは、「いつものこの味。おいしいね!」「友達と一緒に食べるのが楽しいね!」と笑顔いっぱいの給食初日となりました。
食材費高騰の折、給食センターでは献立を工夫しながら、子どもたちが「おいしい」と言って喜んでくれる給食を一生懸命作ってくれています。
子どもたちには、食材となる「命」や給食を作ってくれる人に感謝しながら、友達や先生と一緒に食べることを楽しみ、食への関心を高めてほしいと思います。ご家庭でも、給食の献立表を見ながら、「今日は袋井産の野菜がたくさん使われているね。」「明日のカレーには、スパイスがたくさん使われているね。」などと、お子さんとたくさん会話していただけるとよいと思います。









今日は、今年度初めての集団登校でした。
春の交通安全運動期間中で、今日は街頭指導の日とあって、通学路には、自治会長さん、地域の交通安全会の皆さん、市役所職員の方などが立っていました。黄色い帽子をかぶり、たすきを掛け、のぼり旗を持って、子どもたちに「おはようございます」とあいさつをしながら、安全を見守ってくださいました。
浅羽東小学校では、日ごろから、交通指導隊の方やガードボランティアさんが集団登校を見守ってくださっています。オレンジ色のベストを身に着けた20人ほどのガードボランティアさんは、毎朝、各登校班に付き添って、学校まで歩いてくださっています。今日も付き添ってくださったガードボランティアさんに、「いつもありがとうございます。」と声を掛けると、その方は、「自分の健康のためでもあるんですよ。」と笑顔で話してくれました。子どもたちはもちろん、ガードボランティアさんにとっての幸せにつながっているのだと思うと、学校としてもありがたく、とてもうれしい気持ちになりました。
保護者の中でも、普段から街頭指導してくださったり、お子さんに付き添ってくださっている方々がいらっしゃいます。これからも、地域の皆さんとともに、子どもたちの安全と安心のために、よろしくお願いいたします。








かわいらしい新入生を迎えた後、午後には、今年、新しく浅羽東小学校に加わった職員の「新任式」がありました。
新入生同様、初めて出会う全校児童を前にして、先生方は少し緊張気味でした。「今度来た先生はどんな先生かな?」と興味津々で新しい先生を見つめる子どもたち。
まず、児童の代表が、浅羽東小学校の自慢を紹介しました。古新田の森など、自然がいっぱいなこと、「聞くこと」「あいさつ」「いじめを許さない」ことをみんなでがんばっていることなどが紹介され、浅羽東小学校のよさを改めて感じました。
その後、教頭から一人一人が紹介されたあと、新任職員の自己紹介。浅羽東小学校や子どもたちへの、それぞれの思いを語り、喜びを表現しました。
これから子どもたちとともに、浅羽東小学校の文化を一緒につくっていきます。よろしくお願いいたします。




新任式に引き続いて、1学期の始業式が行われました。
校長からは、浅羽東小学校の重点目標「自分も相手も大切にする子 ~東小の文化をつくる~」について話しました。これまでがんばってきた「聞くこと」「あいさつ」「いじめを許さない」ことをこれからも続けていくこと。かけがえのない命、自分らしさを大切にしながら、相手の心を想像する力をもつこと。それが「思いやり」となり、「自分も相手も大切にする学校」になっていくこと。そんな話をしました。
子どもたちの間では、3つの取組が、「き・あ・い」の合い言葉になっていて、意識が根付いてきています。
学校では、この取組をがんばっている場面をとらえ、そうしたポジティブな行動を認め、ほめ、励ましていきます。御家庭でも、お子さんと接する場面で、よい表れをぜひ、ほめ励ましていただければと思います。

始業式が終わり、教室に戻った子どもたちは、新しい教室で、新しい仲間や先生と、出会いの場面を迎えました。
担任は、クイズや実物を使って自分の好きなことや得意なことを紹介しながら、出会いを印象づけます。そして、こんなクラスにしたい、という思いを伝え、1年間一緒にがんばっていきましょう、と誓い合います。
子どもたちも担任も、お互いに不安と緊張を抱えて今日を迎えましたが、この出会いが、これからの学校生活に期待感を持たせてくれます。子どもたちも職員も、一緒に成長していける、そんな浅羽東小学校にしたいと願っています。
1年間、どうぞよろしくお願いいたします。









前日の雨で桜の花びらがどうなってしまうか心配しましたが、今日は気持ちのよい青空が広がり、桜の花も、新入生の入学を祝うかのように咲き誇っていました。
36人の新入生の皆さん、御入学おめでとうございます。
おうちの方に手を引かれながら、少し緊張した顔で学校の門をくぐった新入生。
入学式では、担任の呼名で元気よく返事をし、担任としっかりと目を合わせていました。どの子も、やる気いっぱい、元気いっぱいで、1年生になったことの喜びが伝わり、その表情を見ている私たちも嬉しい気持ちになりました。
新入生の代表児童に、校長から教科書が手渡されました。日本の、世界の明るい未来を拓くために、6年間しっかりと学んでほしいと願っています。
校長からは、「『あいさつ・あんぜん・あさごはん』の3つの『あ』をがんばって、楽しい学校生活にしましょう。」と話しました。真剣に話を聞く新入生の姿に、幼児期までに、聞く習慣がしっかりと育っているなと感じました。
その後、2年生の有志が登場し、学校の紹介をしてくれました。国語や算数の勉強、縄跳びをしたり楽器を演奏したりといった学校生活の楽しさを伝えてくれました。新入生は、興味津々で2年生の演技に見入っていました。これから始まる学校生活に、心を躍らせているようでした。
式が終わると、教室で担任の「せんせいクイズ」による自己紹介や、これから始まる学校生活の説明を聞きました。
明日からは、お兄さん、お姉さんと一緒に登校します。不安になることもあるかと思いますが、上級生やガードボランティアの皆さんも温かく見守ってくれます。
新入生の皆さんが、1日でも早く学校に慣れて、毎日楽しく通えるように、職員一同、全力でがんばっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。





















子どもガード協議会は、今から19年前の平成18年に、本校の児童が安心・安全に生活できるよう、各団体が協力して被害を予防することを目的として、設立されました。このような協議会が設置されているのは、袋井市内では本校だけです。
この日は、協議会の代表者として、PTA会長、自治会連合会長、各自治会長、地域防犯推進委員、民生委員、学校運営協議会委員の皆様に御参加いただき、スクールガードリーダーの海野純様、袋井市教育委員会の馬渕優子指導主事を来賓としてお招きして開催しました。
委員の皆様からは、「事件が起きた時だけでなく、日頃からの備えが大切。」「ボランティアに参加できる人は少ないため、子供たちの安全を守る仕組みを自治会で整えたい。」「保護者も、真剣になって子どもを守るために行動してほしい。」「学校には、できる限りの情報を地域に流してほしい。また、スクールガードボランティアの把握をしっかりしてほしい。」などといった御意見や要望が出されました。
スクール―ドリーダーの海野純様は、「この地域では、かつて自治会の力で犯罪を防止することができた。地域の方々が子どもを守る体制ができていて素晴らしい。今後も、子どもたちのために御協力をお願いしたい。」と述べられました。
この会を終え、学校は日頃から地域の皆様に支えられていることを改めて実感しました。地域、家庭、学校が一体となって子どもを守るという意識を一層高め、今まで以上に学校からの情報提供をしていきたいと思います。御参加いただいた皆様、ありがとうございました。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
なお、子どもガード協議会の総会は、4月24日、PTA総会当日に行われます。

古新田の森の若葉が芽吹き、桜はまもなく満開を迎えます。
そんな穏やかに日に、新6年生が登校し、職員とともに、4月7日に行われる入学式の準備を行いました。
会場となる体育館会場設営、1年生の教室準備、体育館周りや廊下、玄関、手洗い場の清掃など、いくつかの場所を分担して取り組みました。
重いいすをいくつも運ぶ子、雑巾で床や格子を隅々まで拭く子、友達と力を合わせて一生懸命プランターを運ぶ子、手洗い場や靴箱を黙々と磨く子、1年生の机の上に教科書や祝い品などの配付物を、一つ一つ丁寧に置く子など、全員がそれぞれの場所で1年生のために一生懸命働き、大活躍しました。
そんな新6年生の姿を見て、頼もしく感じるとともに、これから最上級生として大いに活躍することを楽しみにしています。新6年生自身も、「1年生が笑顔で入学式を迎えてくれるかな。」「きれいな会場で、喜んでくれるかな。」と想像しながら準備に取り組んでくれたことでしょう。学校では、様々な場面で、こうした自己有用感(誰かのためになることをうれしいと感じる心)を育んでいきます。
では、新入生の皆さんの入学を、在校生、職員一同、心よりお待ちしています。













