6年2組の算数の授業で、児童が先生役を務め、授業を進めていました。「筆算を使わずに、二桁✕二桁のかけ算を解けるようになろう!」というめあてを黒板に書き、授業を進めています。ワークシートも子供たちが準備をして、筆算を使わない計算の仕方を教えてくれました。
担任の先生も子供たちにまじって授業を受けていました。小学生先生の教え方は、どうだったでしょうか。
今、全国的に教員不足と言われています。教育の世界だけでなく、様々な業種で慢性的な人手不足が続いているという話もあります。本校の6年生の中から、ぜひ先生を目指す子供たちが出てくるといいなと思います。こんなにステキな仕事はありませんから。





朝の時間帯に、リモートで表彰式を行いました。
本日、以下の表彰状を本人、または代表者に授与しました。
「税に関する絵はがきコンクール」女性部会長賞 6年生

「体力アップコンテストしずおか」みんなでドッチボールラリー2年生の部県8位 2年1組代表者3名

「体力アップコンテストしずおか」特別賞(学校の参加率が80%越え) スポーツ委員会代表者

「赤い羽根募金」感謝状 さわやかボランティア委員会代表者

「袋井市文化協会子ども書き初め大会」文化協会長賞 5年生

「袋井市文化協会子ども書き初め大会」文化協会長賞 6年生


「袋井市文化協会子ども書き初め大会」佳作 3年

「袋井市文化協会子ども書き初め大会」佳作 3年


また、「静岡県書き初めコンクール」に入賞した32名、「紙上美術展書写の部」で入選した3人を名前のみ紹介しました。
加えて、「福祉・ボランティア体験作品コンクール」で入賞した児童2名についても、作品とともに紹介しました。
「あいさつで ひろがる笑顔 ちいきのわ」(優秀賞)4年生
「はじめよう みんなのために できること」(地域福祉教育賞)4年生
すばらしい成果を収め、表彰された皆さん、おめでとうございます。

休み時間に2年生の子供たちが校長室を訪れました。「校長先生、私たちの教室に来て、一緒にます計算をやってください!」学年末、かけ算九九を完璧にしようと頑張っている2年生が、私に挑戦状を届けにやってきました。「よおーし、負けねぇぞ!」


教室へ入ると私の席もしっかり用意がされていて、子供たちと一緒に席に着きました。係の号令で、黙想をしました。
プリントが配布されました。百ますが左右にあるので、全部で二百ます。なかなかたいへんだぞ!と思いつつも、まさか大人が小学2年生に負けるなんて・・・50代のプライドをかけて、計算に挑みました。必死に頑張りました。やがて二百ますを終えた担任の先生が「はい」と声をあげ、ストップウォッチを見てタイムを言いました。「えっ、もう終わったの?」あせりました。小学生に負けるわけにはいかない・・・だれも「はい」と言わないことを祈りながら、続けました。
やがて、一人の女の子が「はい」と声をあげ、担任の先生がタイムを言いました。ショックでした。それから10秒くらい遅れて、私もようやく終えることができました。「はい」私のタイムは、3分26秒でした。他の子供たちは真剣に自分の二百ますと向き合っています。どの子も真剣。次から次へと子供たちが二百ますを完成させていきました。全員が終え、席を後ろへ一つずつずらし、先生が答えを読み上げて後ろの友達の二百ますの丸付けをしました。
丸付けを終えた後、私の前の子が担任の先生と何やらお話をしてから立ち上がって発言しました。みんなは、その子に注目しています。「残念なお知らせがあります。校長先生は、一つ間違えてしまいました。1✕1のところに2と書いてありました。1✕1は、1です。」なんと、ミスまでおかしてしまい、「悔しいです。1✕1=1、しっかり覚えたいと思います。」と発言させてもらいました。
ノーミスで100点満点の子もたくさんいました。答案を見せてくれた子に「おめでとう!」とコメントを書いていると、私のプリントにコメントを書いてくれる優しい子がいました。
真剣にどれだけたくさん練習したかで、正確さもスピードも変わってきます。外国籍の子供たちも一生懸命頑張っていました。日本語の九九で考えているのか、時々母語が浮かんでくるのか分かりませんが、真剣に一生懸命やっている姿に感動しました。時間がかかってしまう自分を否定する必要はありません。ミスしてしまう自分を否定する必要はありません。「今の自分は、このくらいなんだ。」ということを受け止め、もっと速くできるようになりたい、正確に答えられるようになりたい、そんな目標をもって努力していけるといいなと思います。
みんなで、真剣に頑張っている子供たちの姿がステキでした。タイムの速い子が遅い子をばかにするような姿はまったくありませんでした。みんなで頑張ろうという雰囲気がとってもステキでした。














本日、浅羽中学の先生方が本校6年生の様子を参観に来られました。「4月に入学してくる生徒は、どんな子たちなのだろう」きっとそんな思いで来られたと思います。
今日は静岡県の公立高校の入学試験1日目です。今日と明日、中学3年生が受けるのは、選抜試験です。高校側が自分たちの学校にふさわしい生徒を選び抜くための試験です。今日、浅羽中学の先生たちが東小に来てくださったのは、もちろん、選抜のためではありません。中学校に迎える新1年生を少しでも早く理解し、準備をしていくためです。
中学の先生たちも、卒業式、修了式までは、今の生徒さんたちのことで頭がいっぱいだと思います。でも、4月になったら、6年生の皆さんを迎える準備を本格的に行い、新1年生の入学を心待ちにしていてくれるはずです。