学校ブログ

森のプロフェッショナルにたくさん質問したよ!(5年生 森林ESD) 10月7日(火)

2025年10月7日 13時34分

5年生の社会科「わたしたちの生活と森林」の学習では、森林とわたしたちの生活とのつながりを考え、自分に何ができるかを考えます。今日は、静岡県グリーンバンクの皆さん、森のプロフェッショナルである「きこり」の中村さん、袋井市役所の方が浅羽東小学校に来てくださり、「森林ESD」の出前授業をしてくださいました。

まず、森林についての知識を学びました。静岡県で木を切る仕事をしている人は約1700人で、県民の0.1%にも満たないことを教えていただきました。また、袋井市の森林面積は、土地の約20%で、他市と比べると少なくなっています。でも、袋井市には、太田川や原野谷川などの川が流れ、森林とつながっていることを知りました。また、森林には、「人工林」と「天然林」があることも教えていただきました。

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次に、森のプロフェッショナル、森プロの中村さんに、子どもたちからたくさんの質問を投げかけました。

「なぜ目立つ色の服を着ているのですか。」

「1年で何本ぐらい木を切るのですか。」

「なぜ森プロになろうと思ったのですか。」

「森でシカやイノシシ、クマに会ったらどうするのですか。」

「森の中で迷子にならないのですか。」

「女性の森プロはいますか。」

中村さんは、笑顔で子どもたちの一つ一つの質問に丁寧に答えてくれました。子どもたちは、その答えに「えー!」「そうなんだ!」「すごい!」と驚きの連続でした。

最後に、中村さんから5年生に「森林を守る仕事に関心をもってくれてありがとう。森林は私たちや生き物のの命を守ってくれています。森林を大切にするために、私たちの後に続いてくれる人がいたらうれしいです。」とメッセージをいただきました。そして、伐採した杉の端材で作った割りばしを全員にプレゼントしてくれました。授業後には、道具を触らせていただいたり、中村さんと直接話したりすることができました。

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今日の授業で、子どもたちは森林を身近に感じることができました。これからの生活で、森林を守るためにはどうしたらよいか、自分にできることは何かを考え、行動していけるとよいと思います。出前授業をしていただいた皆さん、貴重な体験をありがとうございました。