









本日、昼休み、2月28日(金)に予定している六年生を送る会について話し合う青空会議を行いました。6年生を除く青空委員会の子供たちと1年生から5年生までの各クラスの代表児童が集まり、話し合いました。
5年生の青空委員会の子供たちにとっては、最上級学年として委員会をまとめる初めての機会となりました。各クラスの代表児童とはいえ、低学年の子供たちといっしょに話し合います。話すスピードや使う言葉にも気を付けながら、会議を進めてくれました。
かつての学校のように、クラスの学級委員という役は決めていません。各クラス、学級の代表として青空会議に参加したいという子供たちの中からジャンケンなどで代表者を2人ずつ決めてきたようです。
各クラスで決めてきた六送会のスローガン案を出し合い、どれがいいのか、どの言葉がいいのか、意見を出し合いました。1年生の子供たちが最初に手を挙げたことに驚きました。1年生であっても、「自分はクラスの代表なんだ」という自覚をもっていることがうかがえました。緊張しながらも、思ったことをしっかり発言しようとする勇気がステキでした。
青空委員会の児童が、間に入って、下学年の子供たちが考えやすいように、発表しやすいように相談にのってあげている姿もステキでした。
6年生に感謝の気持ちを伝えるためには・・・みんなが同じ思いで話し合っていました。だれかのことを思って、一生懸命考えたり話し合ったりしている子供たちの姿に温かい気持ちになりました。6年生に下級生の子供たちの感謝とエールが届く六送会になりそうです。

青空会議をしている3階の音楽室に向かう途中の1階ホールで、6年生の子たちとじゃれ合う5年生の子供たちを見かけました。子供たちの笑顔と、楽しそうな雰囲気がとってもいいな~と思いました。一方で、「6年生はあと2か月で卒業かぁ」と考えてしまうと、さみしさもこみ上げてきます。6年生と過ごせる時間、一日一日を大切にしたいです。六送会もみんなで成功させたいですね。
ちいさな親切運動の「あいさつ運動協力校」の指定を受けてまもなく1年になります。
火曜日と木曜日には、昇降口を入ったところで5年生の子供たちがあいさつ運動をしてくれています。普段、正門にいる私はその様子を見たことがなかったので、昨日、ほんの一瞬でしたが、校舎の中の様子を見てきました。2人だけでしたが、5年生が昇降口から入ってくる子供たちに「おはようございます!」とさわやかに声をかけていました。たった2人でも仲間がいることでできるのだと思います。かっこいいな!と思いました。


水曜日の今朝は、青空委員会の子供たちが正門であいさつ運動をしてくれました。



曜日に関係なく毎日あいさつ運動をしてくれている2年生、6年生の子供たちもいます。今朝も、一番最初にあいさつ運動を始めたのは、早い時間帯に到着していた2年生の男の子2人でした。やらされているという感じはまったくなく、自主的にやってくれている様子です。先生はだれも付いていないのに、2人で「おはようございます!」と登校してくる子供たちにあいさつをしてくれていました。
あいさつ運動をがんばっている子供たち、キラキラ輝いて見えます。学校を明るい雰囲気にし、通る人を温かい気持ちにしてくれています。
浅羽東小の自慢です。




毎年3学期になると、「1月は行く」「2月は逃げる」「3月は去る」という言葉を耳にします。学校においても、最も短い3学期は、バタバタしている間にあっという間に終わってしまうという印象はやっぱりあります。3学期が始まって3週目に入りました。気が付けば1月も下旬を迎えています。一日一日を大切に過ごしたいものです。
さて、6年生は昨日から校長との会食を始めました。1組から順番に、毎日、5~6人の6年生が給食をもって校長室に移動し、私といっしょにいろいろとお話しながら給食を食べます。私にとっても、至福の時、学級担任の先生に戻った気分で子供たちとの会話を楽しませてもらっています。
サイコロをふって、出た目のテーマで順番に話をしてもらっています。1つの目に対してテーマが2つあり、話しやすい方で話をしてもらいました。話してくれた内容に対して、さらにいくつか質問もさせてもらいながら、一人一人の考えを聞かせてもらっています。6年間を振り返ってのテーマや中学校生活、将来のことなど未来に関するテーマ、様々ですが、子供たちのことを知ることができるのは、うれしくもあり、楽しくもあります。毎年思うことですが、「学期に1回ずつ」あるいは「すべての子供たちと」できたら幸せです。
給食の後のお昼休みに、「校長先生、もう一回やりたい。もう一回行きたい。」と言ってくれた子がいました。私にとっては、本当にうれしい言葉でした。
会食の開始は、6年生の卒業が近づいていることを意味しています。昨日も、今日も会食が終わる時間には私の心の中では「楽しかった」という思いの反対側で「なんだかさみしいな」という気持ちがしみ出してくるような気がしています。6年生の子供たちと過ごせる一日一日を大切にしたいなと思っています。










本日、本校図書館に新しいコンピュータが入りました。2学期、学校の図書館にあるすべての蔵書にICタグが取り付けられました。新しいコンピュータが入ったことで、市立図書館3館、市内12小学校図書館、市内4中学校図書館がネットワークでつながれ、子供たちは学校にいながら袋井市が所有するすべての本の貸出や返却、予約までできるようになります。本校では、2月11日から新システムを稼働する予定です。まちじゅう図書館事業が進むことで、子供たちの読書環境が整備され、すべての子供が本に親しむことができるようになりました。子供たちには、たくさんのステキな本と出会ってほしいなと思っています。
こども家庭庁の調査では、高校生の平日のインターネット利用時間は1日当たり6時間を超えているそうです。高校生では、ほとんどの生徒がスマホを所有しているためだと思われます。中学生でも4時間半以上、10歳以上の小学生でも3時間半以上との調査結果でした。利用目的はほぼ全年齢で動画視聴が90%超だったそうです。
お子さんの1日当たりの読書時間はどれくらいでしょうか。まちじゅう図書館の事業を通して、読書好きな子供が増えることが期待されています。メディア中毒気味の子供たちがメディアから解放されることにも私は期待しています。子供たちに負けないよう、私たち大人もいい本をたくさん読んで、心ゆたかな大人になりたいものです。


今日は、コンピュータの入れ替え作業のため、本の貸出は中止、返却のみでした。それでも、今日も図書館では、何人かの子供たちが読書を楽しんでいました。
今日は、全学年、2時間目と3時間目に国語と算数の定着度調査を行いました。子供たちにとっては、学校で習ったことがどれくらい身に付いているのかを確認するための調査、先生たちにとっては、指導したことをどれくらい定着させることができたかを確認するための調査です。
じゃまにならないように、教室をのぞいてみると子供たちが真剣にテスト用紙に向かっていました。いつもとは少し違うテストです。教室に入っただけで、緊張感が伝わってきました。「できてるかなぁ?」子供たちの答案用紙が気にはなったものの、じゃまになってはいけないので、すぐに教室を出ました。




放課後、職員室では先生たちが一生懸命丸付けをしていました。時々先生たちの残念そうな声、悔しそうな声、喜ぶ声、驚いている声などが聞こえてきます。先生たちは、自分の指導を反省しているようでした。
分析をした後、答案用紙は子供たちに返却されますが、テストは返された後がとても大事です。3学期は始まったばかり、何が身に付いていて、何が身に付いていないのか、一人一人自分としっかり向き合うことが必要です。逃げてはいられません。2学期の東っ子の会で、「成長する人と成長しない人の違い」を子供たちに伝えました。成長する人は、「目標がある人」「自分をごまかさない人」「自分を信じている人」。次の学年で困らないためにも、今の学年の内容は今のうちにしっかりと定着させられるよう成長する人でありたいですね。
保護者の皆様もお子さんの点数が気になると思いますが、御家庭でも答案用紙をいっしょに見ながら、お子さんが目標をもてるように、そして自分を信じることができるようにお子さんとたくさん話をしてあげてください。「勉強するって楽しいな」「がんばりたいな」子供たちがそう思えるよう、私たちも子供たちと接しています。
2学期の終業式が終わった後、高学年の子供たちが5年生の教室前のスペースに集合しました。低学年・中学年の担任以外の先生たちも子供たちの横に並んでいます。学年で集まることはあっても、高学年団で集まるということはほとんどありません。子供たちもなぜ集合させられているのか、分かっていない様子です。「高学年としてのあり方に関する指導なのか?」「何か問題が起こって叱られるのかなぁ?」・・・そんな思いの子供たちもいたかもしれません。いつもは楽しく過ごしているスペースに異様な緊張感が漂っていました。
静かに整列した子供たちを前に、5年生の先生が出てきて話を始めます。終業式での校長先生の話を受けて、6年生、5年生が2学期も委員会活動やあいさつ運動などをよく頑張ってくれたこと、高学年として見事に役割を果たしたことへの感謝の気持ちが伝えられました。子供たちもお話しされる先生の方をじっと見つめ、すばらしい聞き方をしています。
しかしながら、集合した目的は別にあったようです。
「今日、こうして皆さんに集まってもらったのは、私の話を聞いてもらうためではありません。では、主役をお迎えしましょう。」


子供たちの前に、6年生の担任の先生が笑顔で立ちました。何かを察した子供たちの中に、笑顔で手をかざしている子がいました。5年生、6年生の子供たちがお世話になった先生が結婚されたという報告でした。


3階のスペースの空気が一挙にお祝いムードになり、たくさんの子供たちの笑顔が見られました。
5年生の子供たちは、昨年度、担任していただきました。6年生の子供たちは、今年度、担任をしていただいています。この先生と子供たちとの関係がよく分かる結婚報告会でした。今年度いっぱいは、今まで通りの呼び名で通したいとのことですが、改姓後の名字はその会場にいた先生と偶然にも同じになります。子供たちの中には変な誤解をして喜んでいた子もいたので、誤った情報が広がらないか少しだけ心配になりました。







サプライズの瞬間、同じ空間にいられたことで、幸せな気持ちを分けてもらったような気がします。「友情は喜びを二倍にし、悲しみを半分にする」「喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい」そんな言葉を思い出していました。
来年もステキなニュースをたくさん聞けることを願っています。