ゆたかな心の授業(1年生・3年生道徳) 11月20日(木)
2025年11月20日 19時34分今日は、1年生と3年生で、それぞれ「ゆたかな心の授業」がおこなわれました。子どもたちの健全な育成を願い、地域の様々な分野の方々が講師となって、浅羽東小学校の子どもたちのために、全学年全学級で出前授業をしてくださっています。今日は、今年度最後の「ゆたかな心の授業」でした。
1年生では、袋井地区の更生保護女性会の皆さんが、「ねずみのすもう」と「どうぞのいす」の人形劇を演じてくださいました。子どもたちは、物語のストーリーのおもしろさはもちろん、語りや、温かみのあるフエルトの手作り人形や背景のすばらしさに引き込まれていました。そして、登場人物に共感したり驚いたりしながら、お話を楽しむことができました。更生保護女性会の皆さん、9月に引き続き、今回も素敵な人形劇のプレゼントをありがとうございました。
3年生では、前回5年生の「ゆたかな心の授業」をしてくださった峰野勇さんが、今回は、ベトナムの話をしてくださいました。100年以上前、袋井出身の浅羽佐喜太郎がベトナム独立運動指導者のファン・ボイ・チャウを支援したという歴史があります。そのことを基盤として、現在、袋井市とベトナムでは交流をおこなっています。峰野さんは、動画を見せながら、袋井とベトナムのつながりについて説明してくれました。その後の質問タイムでは、子どもたちから戦争についての質問も出ました。峰野さんは、平和な世の中にしていくにはどうしたらよいか、子どもたちに投げかけていました。峰野さん、ありがとうございました。
「ゆたかな心の授業」では、子どもたちが地域の皆さんの生き方にふれて、わくわくしたり、あこがれをもったり、純粋に楽しんだりすることができました。そして、自分自身の生活を見直したり、感謝の気持ちをもったりすることにつながりました。これからの浅羽東小学校の子どもたちのために、地域の皆さんのお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。