新着情報
学校ブログ
観音山冒険日記2 2月6日(火)
2024年2月6日 17時46分山頂登山の先発は浅羽北小だったので、本校の子供たちは出発前にクラスごとに記念撮影をしました。そして、観音山の職員の皆さんに見送っていただきながら、山頂登山を開始しました。
山頂登山は、丸太のはしごを登るところからスタートです。そして山道、登山道へと入っていきます。心配していた雨も降っているのか気づかない程度でまったく問題ありませんでした。天候は大丈夫でしたが、凸凹した山道を歩くことは慣れていない子供たちにはかなり大変そうでした。大きく足を上げなければならない段差も多く、露出した岩や木の根っこに一歩一歩の足の置き場を考えてしまう子もいました。木や枝を持って体重を支えなくてはならない場所も多く、歩いているだけで体が鍛えられている気がするほどでした。最初は自然物の珍しさにはしゃいだり、歌を歌ったりしていた子供たちの口数も次第に少なくなっていきました。
蛇紋岩が見つけられるポイントで、元気を取り戻し、「これ、蛇紋岩かなぁ?」と言いながら石拾いをする子もたくさんいました。
昼食をとる予定だった星の広場で少し休憩し、再び歩き出しました。空もだいぶ暗くなり、木々で覆われている山道は一層暗く感じましたが、木々が雨を遮ってくれていたので濡れずに助かりました。
観音山の山頂そのものは見晴らしのよい場所ではありません。それでも、山頂を示す看板が子供たちに達成感を味わわせてくれました。班ごとに記念撮影をして、まもなく山頂を出発しました。
下山ルートは、急な下り坂からスタートします。ロープをつかんでいないと滑り落ちそうな急な斜面がしばらく続き、子供たちがワーワーキャーキャー叫ぶ声が山中に響いていました。ロープが緩んでいる場所では、体重をかけたりロープを引っ張ったりすると大きく左右に揺れてしまいます。足下には落ち葉が積もっているため滑りやすく、時々、滑って転んでしまう子やしりもちをついてしまう子もいました。それでもみんな笑顔で楽しく山を下りました。
途中には、やまびこポイントがありました。「ヤッホー」ではなく、「ヤッホッ」でないとやまびこが聞こえないよと事前に所員さんから教えていただいていました。大きく息を吸って、「ヤッホッ」みんなで叫ぶと見事にやまびこが返ってきます。やまびこが聞こえると子供たちはみんな笑顔になっていました。屈託のない子供らしい笑顔、どの子もキラキラ輝いて見えました。「こんな笑顔、学校では見せてくれないなぁ!」子供たちの清々しい笑顔に先生たちも驚いていました。
途中、エコパやアクトタワー見えるポイントもありましたが、あいにくの曇り空で何も見えませんでしたが、子供たちの心の中は晴れ上がっていたのかもしれません。「疲れた!疲れた!」と口にする子もいましたが、みんなで励まし合って、全員無事に下山することができました。
観音山冒険日記1 2月5日(月)
2024年2月5日 16時30分1月31日(木)から2月2日(金)まで、5年生が2泊3日で観音山宿泊学習に行ってきました。県立観音山少年自然の家は、浜松市の北部に位置しています。第二東名で名古屋方面に向かう際、天竜川を越えた右手(北側)に風力発電用の風車が何基も連なっている山が見えますが、ちょうどその裏側の山に自然の家があります。子供たちが宿泊した施設からは、南側に都田ダム湖と風車が連なる山々が見えました。子供たちには、あの風車を見る時があったら、観音山を思い出してほしいなぁと思います。
自然の家からの南側を臨む(都田ダム湖(引佐湖)と風力発電機)
さて、出発日当日の朝は曇天、雨もわずかに落ちてきていました。我々大人は天気を心配していましたが、子供たちはワクワクドキドキの方が強かったようで、雨のことはそれほど気にしていない様子でした。時間通りに笑顔で集合し、出発式を行いました。
出発式は、実行委員の子供たちが協力し合ってスムーズに進行し、代表児童が「観音山で成長し合おう」という学年のめあてをみんなと確認してくれました。校長先生からは「5年生のみなさんの文化を見られるのを楽しみにしています。」というお話がありました。
「自分も相手も大切にする子~東小の文化をつくる~」本校の今年の目標です。東小の文化にしようと取り組んでいる「相手を大切にした聞き方」「相手に届くあいさつ」「いじめ・いじわるのない学校」については、観音山でも子供たちがきっと姿として見せてくれるでしょう。それ以外にも、2泊3日で一緒に生活する中で、5年生の子供たちの文化が見られるはずです。「文化とは『そこで生活する人の間で定着していく習慣や考え方』です。修学旅行で、校長先生は6年生の子供たちのすばらしい文化を見せてもらいました。観音山では、5年生のみなさんの文化を見せてもらいたい、感じさせてもらいたいと思っています。」とお話しされました。
見送りの教頭先生たちに「行ってきます」のあいさつをして、バスは出発しました。バスは、観音山の入口までしか入ることができません。いきなりの山登りからのスタートです。
バスを降りてからは、それぞれ自分の荷物を抱えて約30分間、山を登ります。最後の登り坂の名称は、「夢の坂」。がんばってがんばって山道や登り坂を歩きました。2泊3日の大きな荷物を抱えて歩くことは、小柄な子供たちにはかなり大変だったと思います。多少は愚痴をこぼしながらも一歩一歩坂を登りました。先に自然の家にたどり着いた子供たちの何人かは、自分の荷物を置いてすぐに坂を駆け下り、夢の坂で苦戦している仲間の荷物を持ってあげていました。スタートから子供たちの優しいステキな姿が見られました。
今年の宿泊学習も同じ学園の浅羽北小との合同での実施です。出会いの集いで、一堂に会して顔合わせをしました。観音山の所長さんからは、「自然のよさ、友達のよさ、自分のよさを見つけてください」というお話がありました。本校児童が代表あいさつを務めました。東小の子だけでなく北小の子も前にしてのスピーチでしたが、堂々としていました。学校紹介では、お互いに学校の特色を紹介しました。東小の代表の子供たちは最初に「あいさつが自慢で、毎朝正門のところで校長先生と目を合わせてあいさつをしています。」と話してくれました。もちろんすべての子供たちが目を合わせてあいさつができるレベルにはいっていませんが、子供たちの口から自分たちの学校を紹介するときに自慢として「あいさつ」があがったことはとってもうれしいことです。文化はやがて誇りや自慢になると信じています。浅羽東小の子供たちがみんな、「東小の自慢はあいさつだ!」と言える日が来るといいなぁと思いました。
出会いの集いでは、校歌を歌いました。全国的にも非常に珍しいのですが、浅羽東小の校歌は、浅羽北小と浅羽南小と同じ校歌です。観音山では、本校児童の指揮で東小、北小の児童が同じ校歌をいっしょに歌うことができました。
会の進行などの係は、東小と北小で分担して務めます。会の終わりに、出会いの集いを進めてくれた代表の子供たちにみんなで感謝の拍手を送りました。
出会いのつどいの後は、いよいよ山頂登山です。予定では、観音山の中腹「星の広場」で昼食をとる予定でしたが、雨の心配もあったため、昼食を済ませてから登山を開始することにしました。おうちの人に用意していただいたお弁当をプレイホールでみんなで楽しく食べて、出発前の腹ごしらえが完了しました。
(つづく)
おかえり・・・5年生! 2月5日(月)
2024年2月5日 14時45分新しい週の始まりでしたが、あいにくの天候になってしまいました。午後からは厳しい冷え込みと荒天の予報が出ています。下校時はすでに強風が吹き始めている状況でした。
さて、今朝5年生の教室の黒板には、6年生からの「おかえりのメッセージ」が書いてあったそうです。そんな話を耳にして、慌てて教室に向かいましたが、両クラスの黒板を写真におさめることはできませんでした。(ごめんなさい)
今朝、教室に入って黒板を目にした時の5年生の気持ちを想像します。あったかい気持ちになったことでしょう。優しい6年生に感謝!です。優しさは伝染します。だれかに優しくしてもらった人は、きっと優しくなれます。5年生は、6年生からもらった優しさをまた別のだれかに届けてくれると思います。
私自身も優しい気持ちになれる週の始まりになりました。
明日は節分です 2月2日(金)
2024年2月2日 11時14分5年生の観音山宿泊学習も2日間を無事終え、元気に活動しています。夜のキャンドルのつどいは、これまで感染症対策で実現しなかった浅羽北小学校の5年生と合同で行いました。大変盛り上がったようです。
昨日から一転、今日は曇り空で気温が上がらず、肌寒い日になりました。そのような中、運動場からとても元気で楽しそうな声が聞こえてきました。6年1組のイベント係の人たちが企画したお楽しみ会で、節分にちなんだ「ももたろう鬼ごっこ」やドッジボールを笑顔いっぱいで行っていました。
卒業式までの登校日数が残り30日になります。浅羽東小学校で過ごしてきた仲間と一緒に活動する時間も貴重に感じられるかもしれません。思い出してみると、私自身も小学校が大好きで、一緒に遊んだ記憶は今も強く残っています。ずっとこの時間が続いてほしいと思っていました。残り少なくなっていく浅羽東小学校で過ごす時間、一緒に活動する仲間を大切にしていることが伝わってきました。
新しい仲間が増えました! 2月1日(木)
2024年2月1日 14時10分5年生の観音山宿泊学習は、1日目の活動(山頂登山・ナイトワークラリー)を無事終えることができました。心配された雨も明け方にはやみ、2日目は冒険ラリーです。全員元気に活動していることをうれしく思います。
本日から、6年生に新しい仲間が増えました。フィリピンから編入したお友達です。日本に初めて来たので戸惑いと緊張の中でしたが、日本語で自己紹介をしてくれました。「よろしくお願いします。」の声に、迎える6年2組の子供たちにも和やかな雰囲気が漂っていました。
早速、水筒を置く場所やランドセルの荷物を机に入れること、防災頭巾の掛け方などを、周囲の子たちが手ぶり身振りと英語を活用しながら丁寧に説明してくれました。見守るお母さんもうれしそうでした。昼休みには、校内を案内している6年生の姿を見かけました。さすが6年生で、英語で説明しながらみんな笑顔で過ごしている姿を頼もしく感じました。今年度10名以上の転入や編入がありますが、そのうち8名は外国籍です。浅羽東小学校の外国籍児童も1割を超え、国際色豊かになっています。
大谷グローブは、現在各学級に回しています。手に取ってはめてみたり記念撮影をしたりして楽しんでいます。「思っていたより軽かった」「意外と大きかった」などの感想を教えてくれましたが、直接触れることで感じることも多いと思います。3年生の子供たちは、撮った写真を手慣れた様子で加工し、1枚のシートにまとめていました。大人が戸惑いながらする作業もあっという間に処理してしまう子供たちの対応力に頭が下がります。
観音山宿泊学習に出発しました(5年生) 1月31日(水)
2024年1月31日 08時55分雨がぽつりぽつりと落ちる中、5年生が昇降口前のわんぱく広場に集合・整列し、観音山宿泊学習の出発式を行いました。残念ながら体調不良等で欠席する子もいますが、整列した子供たちの表情は晴れやかでした。
出発式では校長先生から、この学習を通して「自分も相手も大切にする」「東小の文化をつくる」ことについてのお話がありました。非日常生活の中で、いつもとは違うことが次々と起こると思います。その中で、自分の気持ちを伝えることや相手を思いやる経験をたくさん積み重ねてほしいと思います。また、浅羽東小の5年生として、あいさつやきく姿勢、相手を意識した生活などの文化を発揮し、より強める機会になるとよいと思います。
めあての発表では、「見つけよう 友達のよさ 自然のよさ 自分のよさ」について代表者が話をしてくれました。浅羽北小学校の子たちの交流の機会もあります。浅羽学園の子供たちとして交流を広めたり深めたりする絶好の機会になると思います。
先生のお話では、観音山で何か自分の成長を感じられるものを見つけようという話がありました。子供たちだけで活動するナイトウォークラリーや冒険ラリーもあります。3日間の体験を通してこれまでと違う何かをつかみ、最高学年に向けてたくましさを身に付け、全員笑顔で帰校することを楽しみしています。
情報を生かすわたしたち(5年生 社会科) 1月30日(火)
2024年1月30日 15時16分5年生の社会科では、「情報を生かすわたしたち」という単元を学習しています。
情報化社会の進展はめざましく、私たちの生活は日々変化しているように思います。私などは、時代の変化についていくことも困難になりつつあるように感じています。
今日は、5年生の2クラスが同じ内容を勉強していました。今の子供たちにとってインターネットは非常に身近で、子供たちがインターネットを使ってやっていることを聞いていると、子供たちは私よりもインターネットを活用し、多くの情報に触れながら生きているのかもしれないと思えてきました。
今日の授業では、インターネットの光の部分だけでなく影の部分についても話し合いました。その上で、情報との関わり方やインターネットを使う時のルールやマナーを考えました。子供たちなりに、適切ではない使い方をした時には、ある程度の危険や怖さがあることは分かっている様子でしたが、ノートに「ルールやマナーに気を付ける」と書いていても、「どんなルールやマナーに気を付けるの?」と尋ねると具体的な答えが出てこない子もいました。個人情報の流出には気を付けなくてはならないということは分かっていますが、具体的にどんなふうに流失してしまうのかまではまだ想像できないようです。
御家庭で、お子さんがインターネットを使ってどんなことをやっているか把握されていますか?本校では重大なネットトラブルは起こっていませんが、県内の中学校や小学校で起こっている事例を聞くと、危機感を覚えます。ネットトラブルやネットいじめ、個人情報の流出など、実際にどうやって問題を収束させるのだろうと悩んでしまう事案も起こっています。中学校では問題も深刻化してしまうことがあるため、「情報モラル教育は小学校からしっかりやらないと中学校に入ってからでは遅すぎる」という声もあがるほどです。
御家庭でもお子さんとぜひ話題にしていただきたいです。
5年生は、明日から2泊3日で観音山へ出掛けます。メディアから完全に切り離された大自然の中で、友達のよさ、自然のよさ、自分のよさを発見してきてくれると思います。
今日は、4時間で下校しました。観音山でたくさんの感動を味わってきてください。
被爆体験伝承の講話を聴きました!(6年生 平和学習) 1月29日(月)
2024年1月29日 09時07分先週金曜日(26日)、6年生は、広島市から被爆体験伝承者の中原様をお迎えして、平和学習を行いました。
袋井市では、平成27年度から「広島平和記念式典中学生派遣」を行っています。今年度も16人の中学生が広島を訪れました。
市内の全小学校では、被爆体験伝承者をお招きして講演をしていただいています。子供たちが、我が国で起こった戦争の現実を知り、平和について考え、平和な世界の創り手に育っていけることを願っています。
中原さんは、地元の新聞社に勤められた後、地元の大学の教員として働き、退職後に伝承者としての活動を始められたそうです。ご両親が被爆され、義理のお兄さんは被爆により亡くなられたそうです。中原さんは、被爆当時中学2年生だった山本さん(現在91歳)の体験を伝承されています。戦争末期の日本の状況、子供たちの置かれた状況、原爆投下時、投下後の悲惨な状況をお話ししてくださいました。
第二次世界大戦下の1941年、日本はそれまでの尋常小学校、高等小学校を国民学校と改称しました。子供たちも「国のために身も心もつくす」ことを定める法律が制定されたのです。
広島市には、平和大通りという幅100mにも及ぶ大きな道路があるのですが、もともとその大通りは戦時中に作られた防火帯だったという話をうかがいました。防火帯とは、空襲の被害を最低限にとどめるために事前に家や建物を取り壊しておいて延焼を食い止める直線状の空き地のことです。広島市では、その防火帯を作るための家屋の解体作業に子供たちがかり出されたそうです。平和大通りという名称の裏に、そんな歴史があったとは知りませんでした。
原爆投下当日、その防火帯を作るために、山本さんの一つ下の学年、中学1年生321人が爆心地のすぐ近くの場所に集められていました。子供たちは、上空にB29が飛来するのを見ていました。「敵機だっ!」と叫んだ子もいたそうです。やがて3機のB29のうちの1機からドラム缶のような物が落とされました。投下された物は、子供たちが見上げる目の前の空で爆発しました。原子力爆弾でした。先生たちも含めるとそこにいた354人もの人が命を落としたそうです。犠牲者のお名前が刻まれた慰霊碑の写真も見せていただきました。山本さんたち中学2年生は、軍事教練で爆心地からは離れた場所に集められていたため、生き延びることができました。学年一つの違いで、運命はまったく違っていました。
50分間の講演でした。講演前、中原さんは「原爆資料館ではいつも大人相手に話をしているから、小学生の子供たちに話すことにはあまり慣れていないんです。」とおっしゃっていました。それでも、元小学校教員だった同じ伝承者仲間に相談しながら、今回の講演の準備をしてくださったそうです。「この言葉で、この言い方で子供たちに伝わるだろうか・・・」たくさん悩まれたようです。ご講演を聴きながら、私自身いろいろなことを考えさせられました。被爆体験伝承者としての中原さんの熱い思いは、子供たちにもしっかりと伝わっていたと思います。
講演後、子供たちと話をしている中で、こんな話をする子がいました。「先生、日本は大丈夫だよね。日本は戦争しないもんね。」私には、「日本は大丈夫だよ。」と言うことはできませんでした。今、ウクライナやガザで戦争が起こっていますが、戦争をしたくて戦争をしているわけではありません。近隣諸国でも戦争を心配している国もあります。日本も例外ではないと考えている政治家もたくさんいて、ここ1,2年で我が国の防衛費増額の方針が決まりました。
過去を知ることで現在と未来のあり方を考える。子供たちだけでなく、私たち大人も知らなくてはならないことがたくさんありそうです。
3年生、短縄記録会。元気いっぱいがんばりました! 1月26日(金)
2024年1月26日 16時49分最後に短縄記録会を実施したのは3年生となりました。
非常に寒さの厳しい日になりましたが、体育館は子供たちの熱気で少し温まっているように感じました。
保護者の皆様も数名来校してくださっていました。とってもうれしそうな子供の笑顔がありました。
3年生は、代表の子供たちのリードで準備体操からスタート。代表の子供たちの大きな掛け声が立派でした。さらに最前列で大きな声を出してくれる子が数人いて、雰囲気がとても前向きに感じられました。
共通種目は、前跳びです。たくさん跳ぼうとかなりのスピードで縄を回している子もいました。一生懸命な姿がとってもステキでした。
今年度の短縄記録会も終わってしまいました。少しさみしい気持ちがしています。
6年生を送る会に向けて青空委員会を開催しました! 1月25日(木)
2024年1月25日 16時45分本日、昼休みに6年生を除く青空委員会の子供たちと各クラスの代表2名が集まって、青空委員会を開催しました。今回の議題は、「6年生を送る会のスローガンと入退場曲」です。今回の青空委員会は、5年生の委員の子供たちが議事を進行しなければなりません。これまで6年生の後ろ姿を見てきた5年生がいよいよ下級生をリードする時になりました。
今日の青空委員会では、各クラスで事前に話し合って持ち寄った案の中から、今年の6年生を送る会にふさわしいスローガンと入退場曲を話し合って決めていきました。
クラスの代表とはいえ、異学年で集まって話し合うわけですから緊張しないはずはありません。意見はもっていても「恥ずかしいから・・・」と発言を迷う子供の姿もありました。それでも会が進み、司会者も議事進行に慣れてくると、次第に挙手をして発表する子も出てきました。どの学年の子たちも真剣に考え、話し合う姿が学級の代表としてふさわしい立派な態度でした。
意見を出し合った後、最終的には多数決で決定していきました。
これまで下級生みんなのことを大切にしてくれた6年生のお兄さん、お姉さんです。みんなの「ありがとう」の思いを6年生にしっかり届けられる6送会になるといいですね。
2年生も頑張りました!-短縄記録会- 1月25日(木)
2024年1月25日 15時45分2時間目に2年生が短縄記録会を実施しました。グッと冷え込んだ体育館、じっとしていると寒さで体が硬くなってしまいそうです。子供たちは本番前の練習で体を温めました。
2年生の共通種目は、後ろ跳びです。前跳びと比べると多少難易度が高いようで、「あまり跳べない」と話す子もいました。本番前に、たくさんの子供たちが、今日の目標やこれまでの記録の推移などを話してくれました。握り拳を見せて、「がんばれ~っ!」とエネルギーを送りました。
本番は、3つのグループに分けて、共通種目をやってから、チャレンジ種目を行いました。一分間跳んだ後、床にひっくり返って悔しがる子もいました。目標をクリアして、うれしそうにすぐに記録用紙に書き込む子もいました。みんな一生懸命で輝いて見えました。
短縄記録会が、自分への自信を深める機会になっているといいなと思います。それには、友達や先生、お家の人からのプラスの声掛けが必要です。練習を頑張ったこと、記録を更新できたこと、前よりも上達したこと、一生懸命チャレンジしたこと、その子なりの頑張りをみんなで認め、褒めてあげたいですね。
今年度最後の読み聞かせがありました! 1月25日(木)
2024年1月25日 15時23分今日は、「ぐりとぐらの会」のボランティアさんも御参加くださり、今年度最後の読み聞かせを行いました。ボランティアさんは、年間で12回来校してくださり、子供たちにステキな読み聞かせをしてくださいました。
「ぐりとぐらの会」は、発足から今年度で35年だそうです。「子供たちのために・・・」という思いをもっておられる方々が思いをつないで35年もの長きにわたって活動を続けてこられたことにただただ頭が下がります。本当にありがたいことです。
私の方から「今年も大変お世話になりました。来年も是非またよろしくお願いします。」とお礼を伝えると、ボランティアさんは図書委員会の子供たちからもらったお礼の手紙をうれしそうに見せてくださいました。「私たちの方こそ、子供たちからたくさん元気をもらっています。私たちの方こそ、楽しませてもらっています。ありがとうございました。」とおっしゃってくださいました。
6年生の読み聞かせの様子を見にいくと、今日は4年生の先生方が読み聞かせをしてくださっていました。
小学校生活最後の読み聞かせを担当した先生たちは、それぞれ6年生の子供たちに伝えたいメッセージを届けるための本を選んできていました。
1組の「ホームランを打ったことのない君に」という絵本の読み聞かせでは、「始める前からあきらめるのかい。夢見るだけにしとくのかい。やってみないとわからんだろう。」というセリフが心に残りました。私の好きな「できるか、できないかではない、やるか、やらないかだ」という言葉とも重なります。「みんな、中学校でも目標をしっかりもって頑張ってね!あきらめずに頑張ったらきっとやれるんだよっ!」先生からのそんなメッセージが伝わってきました。
2組の読み聞かせは、すでに終わっていて、最後に読み聞かせをしてくださった先生が子供たちに「目線を変えてものごとを見ること」の大切さをお話していました。読み聞かせしてくれた本は「アリからみると」という特殊なレンズで撮影された写真の絵本です。アリからの目線で見える世界は私たちの見ている世界とはまったく違うはずです。視点を変えてものごとを見ることはとっても大切なことです。子供たちが真剣に先生の話を聴いていた姿、最後に丁寧にあいさつをしていた姿から、先生からのメッセージが子供たちの心にしっかり届いていたことを感じました。
今日は全クラスで読み聞かせをしました。「ねえねえ、どんな本を読んでもらったの?」御家庭でぜひお子さんに聞いてみてください。
小学校生活最後の短縄記録会、がんばりました!(6年生) 1月24日(水)
2024年1月24日 15時16分大寒が過ぎた今ごろが一年で最も寒さの厳しい時期かもしれません。今年の大寒は先週の土曜日20日でした。大寒は二十四節気の一つです。二十四節気は、春分の日を起点にして、一年を24の季節に分けたものですが、昔の人が外で働きながら、季節の変化を文字通り肌で感じて作っていったものだと思います。何百年も使われている暦ですが実によくできているなと感じます。暦を考えれば、今日の空気の冷たさも当然のものと考えることができます。冬らしさを味わえる貴重な日なのかもしれません。
こんなに寒い日でもいつも通り半袖半ズボンで元気に登校してくる子がいました。寒風吹き荒れる昼休みもたくさんの子供たちが運動場に飛び出していきました。
今日は、6年生が短縄記録会を実施しました。6年生にとっては、何をするにも「小学校生活最後の」という修飾語がついてしまいます。子供たちは、6年分の思いを込めてがんばっていました。1年生の時と比べたら、みんな大きく成長しているはずです。さすがは6年生!という技に挑戦している子供もいました。
何年生であっても「最高記録が出た!」「目標は達成できました!」と喜ぶ子供の表情は変わりません。屈託のない笑顔で無邪気に喜ぶ子供たちの姿がたくさん見られました。同じ空間にいるだけで、幸せな気持ちになりました。
5年生も短縄記録会を行いました! 1月23日(火)
2024年1月23日 17時50分5年生も短縄記録会を実施しました。
子供たちは自己記録の更新目指して、一生懸命頑張りました。5年生の共通種目は前跳びです。選択種目で5年生の一番人気は「かけ足跳び」だったようです。
記録会では、記録を更新できず悔しがっている子供の姿もありました。「悔しい」と感じられるのは、幸せなことです。悔しさは一生懸命がんばった人にしか味わえない感情です。そして、悔しさは、次の成長へのエネルギーになります。
記録を更新できた子供たちは、努力することの価値や大切さをより強く感じることができたのではないでしょうか。みなさんは、可能性のかたまりです。やれば、いろんなことを達成できる可能性をみんな秘めているのです。「できるか、できないか」ではありません。「やるか、やらないか」です。
「新記録が出てうれしかった。家でもたくさん練習したので、すごい達成感が出た。前跳びは、1回もひっかからずにできた。来年は200回に期待です。」
「前跳びは、一番最初にやったときは、100回もいかなかったけど、最高は150台にまでなってずいぶん進歩したと思う。でも、今日は150台後半を目指していたから悔しい。交差は、100回もいかなくて心配だったけど、新記録を出せてうれしい。」
「今までの前跳びより、今日の前跳びの方が記録があがっていてうれしかった。二重跳びもこんなに跳べると思っていなかったので、すごくうれしかったです!!」
授業におけるAIドリルの活用(6年1組) 1月23日(火)
2024年1月23日 17時13分再び日本上空に寒波が入りこみ、非常に風の冷たい一日となりました。
今日は、6年1組で算数の授業公開を行いました。校内だけでなく、市内の他の学校や教育委員会からも先生方が授業を参観しに来られました。それでも、子供たちの様子は普段通り、落ち着いて授業に取り組みました。
今日の授業公開の目的は、AIドリルの活用です。袋井市では、子供たちがタブレット端末を使って学びを深めていくことができるようAIドリルの導入を進めています。これまでも子供たちには、AIを用いたドリル学習を提供してきましたが、来年度は、子供一人一人が「より個別に最適化された学びができるように」という願いをもって新たなAIドリルを導入する予定です。詳細については、来月の懇談会で説明しますが、国の施策により整備された一人一台端末をより効果的に活用していくことができると期待しています。そして、子供たちの学力も向上させられると期待しています。
これまで主に家庭学習や自学で活用してきたAIアプリを授業でも活用したいと考えています。授業公開を通して、より有効な活用の仕方を検討していきます。
AIを活用することで、膨大な量の情報を短時間で処理することができます。今回も子供たちが取り組んだドリル学習の結果からAIによって子供たちのつまずきや苦手を明らかにして、担任の先生はその解消に向けた授業を計画していました。数年前の授業と比べても大きく変化していると感じます。
子供たちのために、タブレット端末やAIドリルを効果的に活用していきたいと思います。