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学校ブログ
白杖を使って歩く体験をしました。(4年生福祉体験) 5月19日(月)
2025年5月19日 13時43分4年生は、総合的な学習の時間に、福祉について学んでいます。前回は、袋井市社会福祉協議会の職員の方を講師に招いて、福祉の考え方について学びました。
5月14日(水)には、目の見えにくい方が使っている白杖を使う体験をしました。始めに、袋井市社会福祉協議会の職員の方から、白杖や点字ブロックなどについて説明を受けました。どんな人がどのようにして使うのか、どんなことに気を付ければよいかなど、丁寧に話してくださいました。
その後、子どもたちは、ペアになって、アイマスクを着けて白杖を持って廊下や階段を歩いてみました。子どもたちからは、「前がよく見えなくて、もし段差でつまずいたらと思ったら、とても怖かった。」「学校の中ならいいけど、お店や駅やホテルではどうすればよいか知りたい。」などといった感想が聞かれました。また、「白杖は、普通の杖と違って、先端に滑り止めが付いていなくて軽いことが分かった。」「点字ブロックの種類と意味が分かった。」「ガイドヘルパーがいると安心することが分かった。」など、様々な知識も学ぶことができました。
この体験を通して、目が見えにくい方の気持ちを考え、自分にできることを考える機会になりました。これからも、車いすや点字、手話など、様々な体験を通して、すべての人の「ふだんのくらしがしあわせに」なるために、自分で考え、気付き、行動できるよう支援していきます。
「民生委員さん、おはようございます!」(民生委員あいさつ運動) 5月16日(金)
2025年5月16日 10時02分「人と人をつなぐ架け橋 ~広げよう あいさつの輪~」浅羽東小学校は、『小さな親切』運動静岡支部が主催する「あいさつ運動」の協力校です。
今朝は、民生委員さんが、浅羽東小学校の正門に立ち、子どもたちと笑顔であいさつを交わしました。青空員会やボランティアの子どもたちも正門に立ち、「おはようございます!」と元気よくあいさつをしました。
浅羽東小学校では、「き・あ・い」の合言葉にもなっているように、「相手に届くあいさつ」を重点に取り組んでいます。「相手に届くあいさつ」というと、何だか難しい気がします。そこで、朝のあいさつでは、
『先取りあいさつ』と『お返しあいさつ』
が気持ちよくできることを目指しています。そして、そのようなポジティブな表れをみんなで見つけ、認めていきましょう、という取組を進めています。
今朝も、自分から進んであいさつする子、大きな声であいさつを返してくれる子がたくさんいました。民生委員の皆さんも、そんな子どもたちの姿に触れ、「来てよかった!」と感じたのではないでしょうか。また、学校の子どもたちや教職員とふれあって、学校のことを知る機会になったと思います。これからも、あいさつを通して、いろいろな人と人がつながっていくことを願っています。民生委員の皆さんは、これからも2か月に一回程度、浅羽東小学校であいさつ運動に参加してくださる予定です。これからもよろしくお願いいたします。
安心安全で賢いメディアの利用の仕方は?(学校保健委員会・6年親子メディア講座) 5月15日(木)
2025年5月15日 19時05分「小学生の6割以上、中学生の7割以上が、インターネット(SNS・オンラインゲーム)で知り合った『ネッ友』がいる。」ニフティ株式会社の調査で、こんな結果が出たそうです。今やメディアが加速度的に小中学生の間にも広まり、便利さと引き換えに、様々な課題が生まれています。
今日は、浅羽学園で取り組んでいる、メディアとの付き合い方を考える取組の一環として、学校保健委員会(6年生親子メディア講座)が開催されました。この講座では、6年生の親子とPTA役員の皆さんが参加して、「性教育トレーナー」の佐々木睦先生、「浜松子どもとメディアリテラシー研究所」の長澤弘子先生のお二人の講話をお聞きしました。
最初に、「性教育トレーナー」の佐々木睦先生から、「自分の体と性について勉強するのは、自分を大切に思う気持ちを育てるためだからです。」という話がありました。そして、「正しい知識で体のことを知ること」「思春期は、大人の心と子どもの心がぶつかる時期。」「いろいろな気持ちがあって、どれも大事な自分の気持ち」ということを教えてくださいました。子どもたちに付けてほして力として、「自分でよく考え、自分で選んで、自分で決めていく力。」を挙げました。そして、「困ったとき、誰かに相談して助けを求める力も大切です。」と話されました。佐々木先生のお話を聞き、メディアと付き合う時に前提となるのは、自分で考える力や「自分も相手も大切に思う心」なのだと、改めて考えさせられました。
次に、「浜松子どもとメディアリテラシー研究所」の長澤弘子先生から、インターネットの仕組みや上手な使い方について、具体的な場面で「あなたならどうする?」と子どもたちに投げかけながら話をされました。実際に起こったトラブルや犯罪の例を挙げながら、LINEやチャットなど、インターネットでのやり取りの難しさ、ゲームの友達とのやり取りの難しさについて、子どもたちと保護者が一緒に考えることができました。そして、動画視聴やゲームの時間を親子で決めるなど、家庭で約束を決めることの大切さについて話されました。
親子での講座の後、保護者のみを対象として、親は我が子にどう接したらよいかを考える講座が開かれました。長澤先生からは、「フィルタリングは親の義務。」「普段から、我が子から相談される関係をつくることが大切。」「親子で言い分が違うのは当たり前。大切なのは、親子で一緒に話し、考えること。」「情報モラルは、子どもが自分でつくるもの。想像力や経験が必要。」などとたくさんのアドバイスがありました。
浅羽東小学校では、今回の6年生だけでなく、下学年対象のメディア講座も計画しています。情報モラルを育てる取組は、様々な発達段階に応じて繰り返しおこなうことが大切です。情報モラルが備わった子は、浅羽東小学校の目標でもある「自分も相手も大切にする子」だと思います。それを目指して、これからもご家庭と協力しながら取り組んでいきます。
基礎基本の定着と、主体的な学び(東っ子チャレンジ) 5月14日(水)
2025年5月14日 17時22分5月7日のブログ記事で、教科の基礎的な内容を中心に学習する「モジュール学習の時間」についてご紹介しました。浅羽東小学校では、この時間を使って、もう一つの取組をおこなっています。それが、「東っ子チャレンジ」です。
「東っ子チャレンジ」とは、子どもたちが普段活用しているAIドリル「ドリルパーク」の中から、国語・算数の問題を10問~20問程度出題し、その定着を確かめる活動のことです。国語と算数を2週間おきに実施します。担任が事前に出題範囲を子どもたちに伝えておくことで、子どもたちは、合格(正答率9割)を目標にチャレンジします。日々少しずつ取り組んだことが身に付き、その結果として合格することで、子どもたちの主体的な学びを促し、自信につなげることをねらいとしています。1回で合格できなかった場合は、再チャレンジする機会をつくります。
この取組は、子どもたち一人一人の学習状況を把握し、私たち教員の学習指導の方法を見直すきっかけにもなります。そして、すべての子どもたちが「わかった!」「できた!」と思えるよう、授業改善につなげます。
今日は、第1回「東っ子チャレンジ」の日で、国語の問題に取り組みました。今回のチャレンジに向けて、昨日の家庭学習で、漢字の書き取りを普段より多く書いてきた子もいました。早速、主体的な姿が見られ、うれしく思いました。取り組んだ解答用紙は、月に1度、ファイルに綴じてご家庭に持ち帰ります。ご家庭でもぜひご確認いただき、頑張りと励ましの声掛けをお願いいたします。また、今まで以上に家庭学習でのAIドリル「ドリルパーク」の活用が進むことを願っています。次回の「東っ子チャレンジ」は、2週間後の5月28日に、算数を実施します。
メディアの利用時間を考えよう!(健康の日) 5月13日(火)
2025年5月13日 19時15分今日は、月に一度の「健康の日」でした。浅羽学園内の小中学校は、共通の内容で取り組んでいます。その理由は、健康づくりは家庭とともに取り組んでこそ効果が上がるからです。小学校1年生から中学校3年生までの子どもたちが、9年間を通してよりよい生活習慣を通して健康な心と体をつくっていけるように、様々な健康に関する取組をおこなっています。
今日は、「メディアの利用時間を考えよう!」と題して、平日のメディア(ゲーム・スマホの動画・テレビなど)の利用時間を振り返りました。一日の中で、どの時間帯でメディアを利用しているか、表に書き込んで、時間を確かめました。また、メディアの利用について家族と約束事を決めているかも振り返りました。
また、メディアの利用で、目が疲れていないか、睡眠不足で昼間眠気を感じていないか、疲れた時に何か取り組んでいることがあるかも、個人でチェックしてみました。
今日の振り返りをもとに、今後、家族と、メディアの利用時間や寝る時刻などの約束事について相談してみましょう、と子どもたちに話しました。御家庭では、お子さんとぜひメディアの利用について話し合っていただきたいと思います。
最近では、SNSが子どもに与える影響を心配する声をよく聞きます。海外では、子どもの利用について規制に取り組もうとしている国もあります。SNSを含めたメディアとどう付き合うのかは、大きな課題の一つです。これだけAIが発達し、インターネットが普及してきた世の中で、今後子どもたちをどう守るか、また、子どもたち自身がどんな力を身に付けなければならないのか、保護者や地域の皆さんと一緒に考え、取り組んでいかなければなりません。今日の「メディアの利用時間を考えよう!」の活動が、そのきっかけになればと思います。
グリーンピースのさやをむいたよ!(3年生 食育 さやむき体験) 5月12日(月)
2025年5月12日 18時37分今日は、3年生が「グリーンピースのさやむき体験」をさせていただきました。袋井市教育委員会では、「日本一みらいにつながる給食」を掲げ、健やかな体づくりの推進事業として、学校給食を通して、望ましい食習慣を身に付けることを目標としています。そのために、担任や栄養教諭・栄養士による食育指導を、袋井市内の全小中学校で進めています。地元の農家と連携した食材の調達や、食材を作る人、給食を作る人、そして給食をいただく子どもたちや教職員が、お互いの顔の見える関係を大切にした取組をおこなっています。
今日は、袋井市の栄養士さんが、浅羽東小学校にグリーンピースを大量にもってきてくれました。まず、さやのついた野菜について、さやごと食べられるものと、さやをむいて食べるものがあることや、乾燥前は「野菜」で、乾燥したら「豆」という分類になることなどを教えてもらいました。また、袋井市の農家の山本さんが、グリーンピースを作っている様子を動画で見せてもらいました。
そして、いよいよ、グリーンピースのさやをむく体験をしました。筋を取って開いて中のグリーンピースを取り出していきます。子どもたちは、始めは難しそうでしたが、少しずつ慣れてきて、次々とさやをむいていきました。最終的に、全員で3kgのグリーンピースを取りました。
明日の給食は、3年生がむいたグリーンピースを使った給食の献立が出されます。どんなふうに調理されて給食として出されるのか、とても楽しみです。子どもたちも、「今日の給食に、ぼくたちがむいたグリーンピースが出たよ。」と食材を身近に感じられることでしょう。そして、地元の農家の山本さんの作ったグリーンピースをおいしくいただけることに、感謝の気持ちをもち、これからも食への関心を高めてほしいと思います。
福祉って何?(4年生総合的な学習の時間) 5月12日(月)
2025年5月12日 18時09分「福祉って、何ですか?」皆さんは、そう聞かれて何と答えますか?
4年生では、総合的な学習の時間に、福祉について学習しています。今日は、袋井市社会福祉協議会の職員の方を講師に招いて、福祉の考え方について学びました。
「町で、子どもが郵便ポストに郵便物を投函しようとしています。でも、投函口に手が届かなくて困っています。皆さんは、どうしますか。」こんな職員の方の質問に、子どもたちはこんなふうに答えました。「背が高い人が、子どもの代わりに手紙を投函してあげる。」「郵便ポストの前に踏み台を取り付ける。」「郵便ポストの低い位置にも投函口を作る。」人が人に対して直接優しくする方法と、人に優しい設備にすることの二つが考えられます。職員の方は、このように「普段の暮らしを幸せにできることが福祉なんですよ。」と教えてくれました。なるほど、「ふ・く・し」は、「ふだんの・くらしを・しあわせに」ですね。
4年生の子どもたちは、普段の暮らしがどうすれば幸せになるのか、どんなところに不便さや苦労があるのか、これからの授業で考えていきます。次回の総合的な学習の時間では、白杖やアイマスクを使って、体験的に学ぶ授業をおこないます。「自分も相手も大切に」という浅羽東小学校の目標に向かって、想像力を働かせながら学んでいけるとよいと思います。
茶ピアでお茶について学んだよ!(3年生 総合「お茶博士になろう」) 5月9日(金)
2025年5月9日 18時12分3年生は、総合的な学習の時間に、袋井の自慢について学習しています。1学期は、「お茶博士になろう」をテーマに、お茶の栽培や製茶の方法、おいしい入れ方、お茶の魅力などを学び、袋井のよさを見つけていく学習です。
今日は、浅羽東小学校の3年生が、「香りの丘 茶ピア」を訪れて、茶摘みを体験しました。まるで緑のじゅうたんのような茶畑が広がり、その中で、職員の方に「一芯三葉」の摘み方を教わりながら、摘んでいきました。子どもたちは、「摘んでも摘んでも、ちょっとしかたまらないよ。」と、お茶摘みの大変さを感じたようです。また、「摘んだお茶の葉は、つるつるで冷たいね。」「お茶の葉の香りがするよ。」「葉を摘むときに、プチという音がして楽しいね。」と、五感を通してお茶の特徴を感じ取っていました。
また、子どもたちは、事前に知りたいことを考えていました。そして、製茶の様子を見学したり、職員の方に質問したりして、自分の課題を解決していきました。
「お茶を作る工程がいくつもあり、機械もたくさんある。」「1年間で1,000kgぐらい取れる。」「おいしいお茶を入れるには、お湯を60℃~70℃ぐらいにするとよい。」「お茶を取って蒸し機に入れるところが大変だと分かった。」など、それぞれ疑問の疑問を解決していきました。
でも、もっと知りたいことも出てきて、学校に戻ってから、「お茶の種類をもっと知りたい。」「お茶によって色が違うのはなぜか。」「よく売れるお茶は何か。」「農家の人はどんな気持ちでお茶を作っているのか。」などと、新たな課題をもつことができました。
3年生の「お茶博士になろう」の学習はまだまだ続きます。これからどんなふうに学習が進んでいくのか楽しみです。茶ピアの皆さん、3年生のために、御協力いただきありがとうございました。
安全について語り合う(交通安全リーダーと交通安全を語る会) 5月8日(木)
2025年5月8日 16時05分浅羽東小学校区では、毎朝、ガードボランティアや保護者の皆さんなどが登校の安全を見守ってくださっています。子どもたちが安全に登校できているのは、こうした皆さんのおかげです。
一方で、毎朝、下級生を学校まで一緒に連れてきてくれている6年生の交通安全リーダーは、様々な苦労をしています。「列が横に広がってしまう。」「下級生が集団から離れてしまう。」「下級生が言うことを聞いてくれない。」6年生のリーダーからは、こういった悩みをよく聞きます。
今日は、そんな悩みを抱える6年生が、保護者の代表の皆さん、袋井警察署員さん、交通安全指導員さん、袋井市スクールガードリーダーの海野さんとともに交通安全について語り合いました。悩みを共有したり、通学路の危険箇所を確認したりして、リーダーとしての自覚を高め、安全に登下校できるようになることがねらいです。
会の始めに、袋井警察署員さんと交通安全指導員さんが、6年生へのメッセージとして、下級生の手本となることや、危険な場所を下級生に知らせることの大切さなどについて、話をされました。
次に、地区ごとに9つのグループに分かれて、登下校の様子や危険箇所、リーダーとして気を付けることなどについて話し合いました。子どもたちは、事前に撮影した危険箇所の写真をタブレット端末で見せ合い、地図でその場所を確認しました。また、大事なことを用紙にメモしました。各グループには、保護者の皆さんと教員が入り、6年生に詳しく話を聞き取ったり助言したりしました。そこでは、「建物や駐車中の車で見通しが悪い交差点で事故に遭いそうになった。」「停止線でしっかり止まらない車があるから気を付けている。」「見通しが悪い場所にカーブミラーが欲しい。」などといった意見や要望が出されました。
そのあと、各グループでの話を全体で共有し、最後に袋井市スクールガードリーダーの海野さんからお話をしていただきました。「下級生が言うことを聞いてくれない、通学路に危ない場所がある、といった問題があるかもしれません。そんな時こそ、どうするか自分たちで考えることが、リーダーとしての仕事です。家の人、先生方、地域の皆さんに助けてもらいながら、安全に登校できるように頑張ってください。」と子どもたちの思いに寄り添いながら話をしてくださいました。保護者の皆さんに対しても、「子どもたちのために、必要に応じて自治会の皆さんに要望するなど、できることをしていってください。」と話しました。
今日の「交通安全リーダーと交通安全を語る会」が、子どもたちにとって安全な登下校のためのきっかけになればと思います。6年生が、明日からの生活で、交通安全リーダーとしての次の行動に生かせるよう、励まし、見届けていきたいと思います。
本日参加してくださった保護者の代表の皆さん、袋井警察署員さん、交通安全指導員さん、袋井市スクールガードリーダーの海野さん、ありがとうございました。これからも、子どもたちの安全のためによろしくお願いいたします。
多様な学びに柔軟に対応する(モジュール学習の時間) 5月7日(水)
2025年5月7日 12時08分風薫る5月、さわやかな空気と澄んだ青空がまぶしい大型連休が明けとなりました。そして、学校に子どもたちの元気な声が戻ってきました。木々の青さが一段と増し、花々も誇らしげに咲いています。
浅羽東小学校では、月・水・金の3日間、朝の15分間の時間を「モジュール学習の時間」としています。15分間を単位として、漢字学習、計算練習など、教科の基礎的な内容を中心に学習しています。そうすることで、学習内容を効率よく学ぶことができます。また、モジュール学習の15分間と1時間目の45分間を合わせて、60分間の授業を組むことができます。じっくりと考えたり友達と対話したりする時間を確保できます。このように、モジュールの時間を計画的に設定することで、多様な学びに柔軟に自在に対応し、学びを充実させることに役立っています。モジュール学習の時間を3回行うと、45分間の授業を1回分として時数をカウントしています。
今朝のモジュール学習の時間では、新出漢字を練習帳やタブレット端末で学習する学級、社会科の前時に学習した内容を復習する学級、1時間目と合わせて算数のテストや練習問題をする学級などがありました。担任の先生方は、子どもたちの学習の状況に合わせてこの時間を計画的に設定し、教育課程全体が効果的に機能するように工夫しています。学校としても、今後、より効果的な方法を模索し、実践していきます。
いざという時のために備える(引き渡し訓練) 5月2日(金)
2025年5月2日 14時56分子どもたちが学校に登校した後、保護者に引き渡しを行わなければならない場面は、どんな場面でしょうか。大地震が発生した、風水害が発生した、学校の近くで事件が発生したなど、様々な場面が想定されます。今日の「引き渡し訓練」は、そうした災害時等に備えて、安全で確実に子どもたちを引き渡すことを目的に行いました。
まず、各学級で、担任から訓練の目的や方法について指導しました。そして、災害発生を想定し、校内で緊急会議を開き、保護者の皆さんへの引き渡しを決定しました。校内で周知を図り、保護者の皆さんに連絡メールを使って伝達しました。
今日は雨天のため、各教室で引き渡しを行いました。事前に保護者の皆さんに書いていただいた「引き取りのための申告書」をもとに、順次引き渡しを行いました。
雨天ということもあり、保護者の皆さまには御不便をおかけした点もあるかと思いますが、混乱することもなく、全校児童を無事に引き渡すことができました。保護者の皆さまの御理解と御協力に感謝いたします。ありがとうございました。
学校では、子どもたちの命を預かっています。どんな災害が起きても、子どもたちの安全を最優先に考え、最善を尽くします。御家庭でも、お子さんのランドセルの中にある「袋井市防災ハンドブック」を改めてご覧になりながら、いざという時のための備えについて、お子さんと話し合っていただきたいと思います。
読書の楽しさを味わっています!(朝の読書の時間) 5月1日(木)
2025年5月1日 09時51分浅羽東小学校では、毎週火曜日と木曜日の朝の15分間、読書(読み聞かせ)の時間を設定しています。「本は心の栄養」といわれるように、読書は心を豊かに豊かにしてくれます。また、全国学力学習状況調査では、読書に親しむことと学力には関連があることも報告されています。
1年生の教室では、朝の支度の時間から、6年生が自主的に1年生に本の読み聞かせをしてくれています。今朝も、4人の6年生が来て、1年生に絵本を読んでくれました。1年生は6年生の近くに寄って、真剣に聞いていました。
各教室の前には、「スペース」と呼んでいる広い廊下があります。そこに、学級文庫が置かれています。じゅうたんが敷いてあるので、そこに座り込んで本を読む子もいます。いつでも手に取れるようしておくことが、本に親しむための大切なポイントです。また、家から好きな本を持ち込んでいる子や、学校図書館(まちじゅう図書館)で借りた本を机やロッカーの中に入れて読んでいる子もいます。
朝の読書の時間をきっかけに、子どもたちがいつでもどこでも本を手に取って読む習慣を付けたいと思います。6月からは、木曜日に読み聞かせボランティア「ぐりとぐら」の皆さんによる読み聞かせが始まります。子どもたちは、その時間も楽しみにしています。
4月の最終日も穏やかで楽しかった一日(授業風景) 4月30日(水)
2025年4月30日 15時19分浅羽東小学校の「古新田の森」は、若葉から青葉に変わりつつあり、たんぽぽやつつじの花が彩を加えてくれています。今日は、大型連休の谷間の4月の最終日。穏やかな青空が広がり、子どもたちは元気よく楽しい一日を過ごしました。
どの学年も、おとといおこなった「1年生を迎える会」で、心に残ったことを絵や文章で表して振り返りをしました。初めての縦割り班活動で、楽しかったことやがんばったことなどを思い出しながら表現することで、改めて気付くことがあります。気付きは成長につながります。学校では、授業で振り返りの時間を設定し、友達と話したり考えを出し合ったりして、自分の言葉で考えを表出することを大切にしています。
音楽の授業では、音を体全体で感じ取り、友達と楽しい時間を共有することができます。図工の授業では、「こうやったらどうかな。」「やってみたら面白かった。」などと、試行錯誤しながら考えたり確かめたりする活動を大切にしています。社会科では、課題についてグループで友達と考えを出し合い、同じところや似ているところ、違うところなどを見つけながら、自分の考えを深めていきます。
明日から5月。空を泳ぐこいのぼりのように、元気よく、いきいきと学び、楽しい学校生活を送れるよう、子どもたちを支援していきます。
里山で1年生とすてきな出会いをしたよ(1年生を迎える会) 4月28日(月)
2025年4月28日 18時14分今日は、子どもたちが待ちに待った「1年生を迎える会」。今年も、お弁当を持って諸井里山まで出かけ、全校児童で1年生の入学を祝いました。
諸井里山では、たくさんの「こいのぼり」が全校児童を迎えてくれました。この季節に合わせて、「里山の会」の皆さんが飾ってくれています。皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。若葉に囲まれたすがすがしい環境の中で、縦割り班ごとに遊んだりクイズラリーをしたり、お弁当を食べたりして、楽しく過ごしました。
この活動は、1年生にとっては、上級生と仲良くかかわることで、「学校が楽しい」と感じられることがねらいです。2年生以上にとっては、1年生に優しく接したり縦割り班の友達と仲良く過ごしたりすることで、互いのよさに気付くことがねらいです。また、5・6年生にとっては、縦割り班のリーターとして、楽しい会になるように、進んで計画・準備・運営することもねらいです。
里山に出発する前に、子どもたちは、まず、縦割り班の教室で、1年生と2年生以上の班員が自己紹介をして顔合わせをしました。その後、お弁当を持って、縦割り班ごとに里山に出発しました。上級生が1年生に話しかけ、楽しくおしゃべりしながら歩きました。
里山に到着すると、青空委員会のメンバーが、歓迎のあいさつをしたり、学校のキャラクター「きあいレンジャー」を紹介したりしました。「里山の会」の皆さん、諸井の自治会長さん、民生委員の方も来てくださり、1年生への歓迎の言葉、里山のよさの紹介などをしてくれました。「里山の会」の皆さんが歓迎してくれていることが分かり、とても温かい気持ちになりました。
その後、縦割り班ごとに、学校クイズに答えながら里山を歩く「里山シールラリー」を楽しみました。6年生のリーダーが1年生のペースに合わせて里山を駆け回り、みんなでクイズの答えを考えました。
最後に、縦割り班ごとに一緒にお弁当を食べました。こいのぼりがさわやかな風に吹かれながら泳ぐ姿を見ながら、みんなで楽しくおいしくいただきました。「里山の会」の皆さんも、子どもたちがおいしそうにお弁当を食べる様子を、目を細めながら見守ってくれていました。
今日は、素晴らしい環境の中、1年生とすてきな出会いができました。御協力いただいた「里山の会」の皆さん、おいしいお弁当を用意してくださった保護者の皆さん、本当にありがとうございました。
中央公園で春をたくさん見つけたよ!(2年生 生活科「春を見つけよう」) 4月25日(金)
2025年4月25日 16時57分好天に恵まれ、2年生が、生活科の学習で学校の近くの中央公園に出かけました。そこで春をたくさん見つけたり、遊具で思う存分遊んだりして、楽しく過ごしました。
2年生になると、学校の敷地内だけでなく、学校の周りの自然や公共施設にも視野を広げ、いろいろな人・もの・こととふれあいながら、新たな発見をします。「こんなきれいな花が咲いているよ。」「学校のたんぽぽよりも大きいね。」「前に来た時よりも、草が伸びているよ。」「学校にはない遊具があって楽しいな。」「小さな子も遊びに来るところだから大切に使いたいな。」などと、たくさんの気付きが生まれます。子どもたちは、生き物などの自然にふれながら、季節を感じ取ったり、公共施設の利用の仕方などを学んでいきます。