学校ブログ

2月もすでに中旬、6送会の準備が始まっています! 2月15日(木)

2024年2月15日 14時00分

<昼休みのボランティアによる輪飾りづくりの様子>

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「一月往ぬる二月逃げる三月去る」と言われるとおり、一月はあっという間に行ってしまいました。二月も逃げるように過ぎてしまいます。一日一日を大切に過ごしたいと思います。

ロングの昼休みに楽しそうに遊ぶ子供たちの姿がたくさん見られました。青空委員会主催の青空フェスティバル(特技発表会)に向けて縄跳びや鍵盤ハーモニカの練習をしている子供たちもいました。フェスティバルが楽しみです。

そんな中、6年生を送る会の準備をしている輪飾りづくり担当の5年生が、1~4年生に呼びかけてボランティアを募り、昼休みに輪飾りづくりをしました。1年生は、5年生が作り方を説明すると真剣に耳を傾け、周りの先生や友達に確認しながら一つ一つの紙を丁寧につなぎ合わせていました。だんだん長くなる輪飾りをもっと長くしたいと友達のものとつなぎ合わせ、その出来栄えに大満足していました。6年生に下級生の感謝の思いが伝わるといいなと思います。

<2年生の生活科の合同授業の様子>

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<5年生の音楽の授業の様子>

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生活科や音楽の授業では、6年生を送る会や卒業式に向けての学習を進めている学級や学年がありました。2年生は、1組2組合同で、6年生へのメッセージ発表の役割決めと発表の練習をしていました。6年生への感謝の言葉を聞いていると6年生を送り出す気持ちになってしまい、なんだかさみしくなってしまいました。

音楽室からは、リコーダーの演奏が聞こえてきました。音楽室に入ると、5年生が卒業式で演奏する曲を練習していました。中学校の教頭先生がわざわざ授業をしに来てくださる学級の音楽の授業でした。「美しい音色を出すポイントはなんだろうか」というのが、今日の学習課題でした。6年生のために心を込めてきれいな音での演奏しようと頑張ってしました。正確できれいな演奏をするために、曲をいくつかに区切って、繰り返し繰り返し練習していました。練習するたびに子供たちは「正」の字に線を1本書き足します。ワークシートの記録に、何度も何度も練習した跡が見て取れました。自分の頑張ったことを「見える化」することは自信にもつながります。

授業を見させてもらった私は、6年生のために努力する子供たちの姿に感動してしまいました。人のために頑張れるってステキですね。6年生に5年生の頑張りがしっかり届くといいなと思いました。

3学期のテーマの一つは、「感謝」です。みんなで6年生に感謝の思いを届けたいですね。

6年生もエシカル消費について勉強しました! 2月14日(水)

2024年2月14日 14時04分

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本日、浜松いわた信用金庫の職員の皆様が御来校くださり、ゲストティーチャーとして6年生の家庭科の授業をしてくださいました。先月19日、5年生でエシカル消費についての授業をしてくださったのですが、家庭科を担当する先生が6年生にもぜひ授業をしていただきたいと、再度講師を依頼して実現した特別授業です。

家庭科の授業で扱う内容は、時代とともに大きく変化しています。2022年度からは、高等学校の家庭科の授業で「金融教育」がスタートしています。成年年齢の引き下げに伴い、18歳で成年を迎える子どもたちに十分な知識を習得させ、金融を巡るトラブルを防止しようというのがねらいの一つです。一方で、超低金利時代と言われる時代に入り、預貯金、民間保険、株式、債券、投資信託などの基本的な金融商品の特徴(メリット・デメリット)、資産形成や資産運用について学習することになるのでは・・・と話題になりました。

小学校の家庭科では、「物や金銭の使い方と買い物」や「環境に配慮した生活」について学習するようになっています。「人や社会、地球環境、地域に配慮してお金を使う」エシカル消費は、まさにこの分野の学習です。

子供たちが、エシカル消費(倫理的な消費)についてお家の人に伝えてくれるといいなと思っています。

観音山冒険日記(最終回) 2月14日(水)

2024年2月14日 08時10分

観音山3日目、最終日の朝の集いは屋外の集いの広場で実施することができました。2日目に教えてもらったキノコ体操を所員さんと先生のリードでみんなで楽しく行いました。「やるときは楽しんで思い切りやる」ここでも5年生の文化が見られました。「みんなでやると何だか楽しい!」そんな気持ちがわき上がってきているかのようなステキな笑顔がたくさん見られました。

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最終日の活動は、沢登りです。濡れてもよい靴に履きかえ、自然の家を出発しました。真冬に冷たい沢に入る・・・考えただけで体が震えてきそうです。出発前に、所員さんからは、「必ず最初に足をぬらしてください!」という指示がありました。どれくらい冷たいのだろうか、足の感覚はまひしてしまわないだろうか・・・そんなことを心配しながらも、途中、滝がいくつか見られること、ロープを使って登る難所もあることの方が楽しみで、沢に向かって山道を10分くらい下りました。

一列になって、沢に下りていくと、きれいな水の流れの音が聞こえてきました。水は澄んでいて川底がしっかり見えます。幅は2m程度、最初に渡った沢の水深は20㎝程度でした。

勇気を出して、足を水につけた子供たちが声を上げます。「つめたっ-!」「きゃーっ!」一歩一歩川底の様子を確かめながら進む子、バチャバチャと水しぶきを上げてかけ抜ける子、滑らないかと心配しながら歩く子、こんなのなんともないとつき進む子、意地でも靴をぬらすまいと水上に飛び出た石の上を歩こうとがんばる子もいました。

実際、足を水につけた時は凍るように冷たいのですが、水から上がりしばらく歩いていると靴の中の水が温まり逆に足先はポカポカしてきて不思議でした。加えて沢登りでは、沢の横の小道を登っていきます。かなりの運動量があるので、体全体が温まり寒いと感じることはまったくありませんでした。

子供たちは、清流にいる沢ガニやメダカくらいの小さな魚を見つけていました。沢登りでは、道なき道を進まなくてはならない場所、無理してのぼるか回り道をするか自分で選んで進む場所、所々に歩きにくい狭い場所やゴツゴツした岩場もあり、前日の冒険ラリーの時とはひと味違う大変さを感じた子供たちもいたと思います。最大の難所は「ガメラの背中」でした。ロープを持って大きな岩をよじのぼらなくてはなりません。万が一に備えて、岩の上と下に職員を一人ずつ配置するよう所員さんから指示されていたので、先生たちも少し緊張していました。それでも子供たちはたくましくロープをつかんで自力で岩をのぼっていきました。

沢登りの目的地にたどり着き、帰りは沢沿いの林道を歩いて帰りました。濡れた靴の履き心地でさえも心地よく感じられる達成感がありました。

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観音山での最後の食事は、「おわカレー」です。じっくり煮込まれたおいしいカレーでした。「おわカレー」だけはお代わり自由です。「お代わりしても大丈夫だけど、帰りのバスでえらいことにならないように、食べ過ぎには注意してね!」と伝えました。それでも、多くの子供たち、先生たちがお代わりをして、観音山の味を楽しみました。デザートのムースもおいしくいただきました。ムースに担任の先生の名前を書いていた子供たちがいました。

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食後に、荷物の整理をし、すべての荷物を持ってお別れの集いを行いました。感想発表では、北小、東小、それぞれ代表児童一名が、三日間の体験で学んだことを発表しました。校旗が降納されると私たちの活動がすべて終わったことを実感しました。所員のみなさんにさよならとお礼を告げ、観音山を後にしました。最後まで旗を振って見送ってくださった所員の皆さんには、本当にお世話になりました。皆さん、優しいステキな大人でした。

子供たちは息を切らせてのぼった夢の坂を来た時と同じように大きな荷物を持って下りました。のぼった時の気持ちとは、まったく違っていたと思います。

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学校へ戻ってからの帰校式も立派な態度で行うことができました。

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行事の精選で、宿泊学習を取りやめたり短縮して実施したりしている学校もありますが、袋井市ではこのような体験的な学習を大切にしています。引率する先生たちもたいへんですが、教育的価値はとてつもなく大きいと感じます。帰校してからの5年生の様子を見ていても、観音山でのすべての経験が子供たちを大きく成長させてくれたと感じます。

参観会、懇談会への御参加をありがとうございました!(1~3年生) 2月13日(火)

2024年2月13日 16時29分

三連休明けでしたが、子供たちはいつも通り元気にあいさつをして校門を通っていきました。楽しい連休を過ごした子供たちもいたようで、何人かの子供が連休中の楽しかった思い出話をしてくれました。このところ、インフルエンザとコロナの両方が流行っている状況です。まだまだ警戒と予防が必要です。

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さて、今日は1年生から3年生の授業参観会が5時間目に計画されていました。午前中から午後の授業が気になっている子もいました。「今日、お母さんが来てくれるんだけど、みんなの前で発表をするから緊張してる」そう話してくれる子もいました。

5時間目の参観授業、1年生は外部講師をお招きして情報モラルの授業を行いました。2年生は、国語の授業で楽しかった2年生の思い出を発表しました。3年1組でも、子供たちが各授業で学んだことを発表し合いました。3年2組は、体育の授業で縄跳びとドッジボールをやりました。縄跳びには何人かのお父さんが参加してくれました。ドッジボールは、親子対決となったようでほとんどの保護者の皆さんが参加してくださったそうです。結果は一勝一敗だったとか。

<懇談会の様子>

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懇談会にも大勢の保護者の皆様が参加してくださいました。ただ、学校としては毎回「もっと多くの保護者の皆さんに懇談会に参加していただきたい」と考えております。魅力ある懇談会になるよう努めてはおりますが、保護者の皆様から「こんな懇談会だったらいいな」というアイディアがありましたら、ぜひ教えてください。

今年度も、PTA参観会、懇談会への御参加をありがとうございました。

観音山冒険日記5 2月13日(火)

2024年2月13日 08時00分

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2日目のゆうべの集いが終わり、夕食です。夕食の前後には、食事係の子供たちがテーブルを一つ一つ丁寧に拭いてくれました。冒険ラリーで一日歩いた後の夕食の味は、いつもとはひと味違ったかもしれません。楽しく食事をした後の片付けも協力し合って行いました。

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夜のイベントは、キャンドルの集いです。昨年は、感染症対策で浅羽北小とは別々の会場で行いましたが、今年はプレイホールに集まって一緒に行いました。キャンドルの集いの前にレク係の子供たちが、集いを成功させようと円陣を組んでいました。

第一部では、観音山の火の神と火の巫女が登場し、メインキャンドルに火をともしてくれました。

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第二部は、レクリエーションです。前半は浅羽北小の子供たちが、後半は浅羽東小の子供たちが進行役を務め、ジェンカ、マイムマイムなどのフォークダンス、ジャンケン列車や猛獣狩りなどのゲームを行いました。

「楽しむ時は、思い切り楽しむ」レク係の子供たちが、スイッチを入れてくれました。フォークダンスなんてやれるのだろうか、初対面の子と話をしたり、手をつないだりできるのだろうか、見ていた先生たちは少し心配もしていました。恥ずかしさに負けてしまったらとても楽しむことはできませんが、リーダーの子供たちの明るさと前向きさのおかげで、先生たちの心配はご無用でした。5年生の子供たちの文化を見せてもらった気がしました。どの子も本当に楽しそうでした。「みんなで楽しく過ごそうよ!」子供たちのそんな思いがあふれたすてきなキャンドルの集いでした。

中学校でいっしょになる北小の子供たちとも仲良くなりました。終わった後、一日目にキャンドルの集いがあったら、北小の子ともっと仲よくなれたのに・・・と話す子もいたそうです。

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第三部は、一人一人がキャンドルに火をともして楽しかったキャンドルの集いのことだけでなく、観音山に送り出してくれた家族のこと、活動を支えてくれた友達や先生のことなどを考える時間をもちました。「キャンドルのろうそくは、今自分自身の身をけずって、みなさんを明るくともすために燃え続けています。あなたは、だれかを、一生懸命明るく照らそうとしていますか。」最後は、進行役の子供から投げかけられた言葉をそれぞれがかみしめながら厳かな雰囲気の中、一人一人がキャンドルの火を静かに吹き消し、キャンドルの集いが終わりました。

観音山、2日目も充実した活動になりました。(最終日につづく)

観音山冒険日記4 2月9日(金)

2024年2月9日 17時30分

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観音山2日目、6時30分に館内放送が入りました。起床です。ほとんどの子は目を覚ましていたようですが、眠そうな子どもたちもいました。身支度をととのえ、朝の集いに向かいました。夜中に少し雨が強まった時間もあったため、屋外ではなく、室内のプレイホールで集いを行いました。進行役は、主に東小の子供たちが務めました。そして、観音山名物「キノコ体操」を教えてもらい、体を動かすことで眠っていた体を目覚めさせました。恥ずかしいという気持ちからか、当初は照れ笑いを浮かべてやっていた子供たちも周りの雰囲気で気持ちがほぐれ、最後はみんな笑顔で体操をしました。キノコ体操も思い出の一つになるはずです。

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朝食を済ませ、食堂で冒険ラリー中に食べるお弁当とお茶を受け取りました。

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いよいよ冒険ラリーに出発です。プレイホールで所員さんからトラブルが発生した時の対応や気を付けるべきことについての指示がありました。そして、各ポイントで待っている先生たちを確認しました。

出発は班ごと、回るポイントも、コースも班ごとに異なります。出発した後は、班長を中心にして自分たちだけでチェックポイントを探して回らなくてはなりません。

今回も先生たちが先にポイントに向かいました。ナイトウォークラリーと違うのは、ほとんどの先生が車に乗せてもらって各ポイントに移動した点です。それは、それだけ子供たちが広い範囲、長距離を歩くということを意味しています。所員さんは、「山頂登山の倍以上歩くと思うよ」と言っていました。今年の子供たちはかなりのロングコースで計画を立てていたようです。担任の先生たちがいるポイントはそれぞれ西と北の最も離れた場所だったのですが、どうしても担任の先生に会いたいと思ってコースを決めたとのことです。

出発前に班ごとに記念撮影をして自然の家を出発しました。

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先生たちは、それぞれのポイントで子供たちが来るのをじっと待っていました。私がいたポイントには、午前中、人っ子一人表れませんでした。遠くから子供たちの付けている鈴の音や話し声が聞こえてきた時には、すごくうれしかったです。かなり遠くから「校長せんせーっ!」と呼んでくれた班がありました。子供の叫ぶ声に、感動すら覚えました。

お昼を過ぎると、本部では、担当の先生たちが大きな地図を広げて、どの班が今どのあたりを歩いているのかの情報収集を開始しました。各ポイントの先生たちが、ポイントを通過した班の番号と通過時刻を無線で連絡します。制限時間に戻ってこられるのか、本部では所員さんがどうするべきかのアドバイスをくださいました。必要な場合には、近道を使うよう無線で指示を出しました。

自然の家に戻ってくることができない班があると、所員さんたちは、救助に向かわなくてはなりません。しかし、今回は、すべてのグループが自力で全員無事に戻ってくることができました。所員さんも子供たちのがんばりをほめていました。

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帰所した時刻は、グループごとに違っていました。くたくたに疲れ、部屋に戻って横になって休んでいる子もいましたが、ゆうべの集いで集合した時の子供たちの表情にはたくましさが感じられました。司会や感想発表などの役割を担った子供たちも堂々としていました。冒険ラリーの最中、疲れた友達の荷物を背負って歩いてくれた人もいたそうです。冒険ラリーの名前の通り、どの子も大冒険を経験したのだと思います。疲れはあったと思いますが、どの子も「楽しかった!!!」と話してくれました。(つづく)

参観会、懇談会への御参加をありがとうございました!(4~6年生) 2月9日(木)

2024年2月9日 16時13分

<授業参観の様子>

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<懇談会の様子>

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今日は、高学年の子供たちにとっては今年度最後の授業参観会でした。インフルエンザ、新型コロナなどの感染症が流行していますが、流行は断続的に続くと判断し、予定通り実施させていただきました。

多くの保護者の皆様に御来校いただきました。ありがとうございました。学校でのお子さんの様子はいかがでしたでしょうか。本校の全体的な雰囲気、様子はいかがでしたでしょうか。お気づきの点がございましたら、学級担任を通してお知らせください。

学級、学年懇談会にも御参加くださった保護者の皆様、重ねてありがとうございました。懇談会をとおして、学年やクラスの子供たちのよさや課題、学校が目指している方向や取組について、御理解いただけていたら幸いです。学校と御家庭とで、目指す姿を共有したいと常々考えております。本校教育に関する御意見等がありましたら、遠慮なく担任をとおして学校までお伝えください。

観音山冒険日記3 2月8日(木)

2024年2月8日 15時40分

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山頂登山を終え、ゆうべの集いを室内で行いました。雨のため掲揚はしていませんでしたが、国旗、県旗、観音山の旗、校旗の降納を行いました。

食堂に向かい、待ちに待った夕食です。係の児童の「いただきます」のあいさつでおいしくいただきました。山歩きでかなりお腹が空いていたようです。「おみそ汁だけは『おかわり』ができますよ!」と言われたのですが、おかずもおかわりができると勘違いしてすぐに列を作る子たちもいるほどでした。学校では今でも給食は全員黒板の方を向いて食べていますが、観音山では向かい合ってテーブルごと楽しく話をしながら食事をしました。みんなでワイワイ話しながら食事をするっていいなあと思いました。

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夜の活動は、ナイトウォークラリーです。先生たちが先に山に入り、担当のポイントで子供たちが来るのを待っていてくれました。真っ暗な山の中で一人ぼっちで待っていた先生たちは、きっと心細かったと思います。

少しだけ雨が降っていましたが、子供たちは興奮気味に宿泊施設から出てきました。指示を待たずに出発しようとしていたグループもいて、先生から指導を受けました。安全に活動するための大切な指導となりました。やがて、時間差をつけて班ごとに出発し、暗い山の中へと消えていきました。懐中電灯の明かりと班の仲間だけが頼りです。それでもすべての班が無事に決められたすべてのチェックポイントを回って戻ってくることができました。先生たちは、すべての子供たちが無事に戻ることができると確認できるまではポイントを離れることはできません。子供たちが通った後もかなりの時間、山の中で一人、本部からの指示を待っていました。

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一日目のすべての活動を終え、入浴時間を迎えました。クラスごと、わずか10分間の入浴時間です。大きなお風呂にみんなで入る経験が初めてという子もいたと思います。お風呂場からは、「寒い、寒い」という子供たちの叫び声が響いた後は、楽しげな声が外まで聞こえてきました。「忘れ物は、絶対やめてよー。パンツの忘れ物は特に気を付けてよ-。」冗談交じりに警告していましたが、子供たちが去った男子の脱衣所には、下着やタオル等の忘れ物がありました。

各部屋に戻った後は、マットレス、布団を敷いて寝床づくりです。子供たちが協力し合う姿も見られました。代表の子供たちは、班長・室長会議を行い、各部屋に戻って部屋会議を行い、一日の反省をしました。すべてにおいて子供たちが5分前行動を意識していることが伝わってきました。また、上履きをしっかりそろえる5年生の子供たちの習慣や考え方(文化)が少しだけ見えたような気がしました。

宿泊学習一日目、10時の消灯後、廊下から各部屋の様子をうかがいました。物音一つ聞こえてくることもなく「寝たかな!?」と思って安心して職員も翌日の活動のための打ち合わせに向かいました。が、後から聞いてみると「2時間しか寝なかった」「恋バナで盛り上がった」という話も聞かれ、部屋の中では初めての学校の仲間との宿泊を楽しんだ様子がうかがえました。(つづく)

タブレットを使ったかけ算九九の練習にはまっています!(2年生) 2月8(木)

2024年2月8日 15時11分

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今日はそれほど風のない穏やかな日となりました。昼休みにはたくさんの子供たちが運動場に飛び出して元気いっぱい駆け回っていました。楽しそう、幸せそうな子供たちの姿がたくさん見られました。

さて、2年生では今タブレットを用いたかけ算九九の練習が大流行しています。問題をクリアするとコインが獲得できるというゲーム的な要素が子供たちを引きつけているようです。

かけ算九九と言えば、わが子がカードをめくりながら必死で練習していたことを思い出します。カードでの練習を終えた2年生は、タブレットを使って九九の練習をしていました。

驚いたのは、10の段、11の段、12の段までやっていたことです。「12の段?何だそりゃ?先生、そんなの知らないぞ。」私がそう言っている間に、子どもは12111212と進んでいました。ほんの数秒で12の段を終えてしまう子供たちにびっくりしました。

タブレットを使った学習は、多様です。上がり下がりだけでなく、無作為に様々な問題を出題してもらうこともできれば、□✕□=54のように穴埋め式の問題もあります。しかも、即座に正解不正解かが判定されます。休み時間や昼休みにも、練習している子が何人もいました。

できるかできないかではなく、やるかやらないか、の世界だと思います。やっている子はどんどん覚えてどんどん早く正確に答えられるようになっていく、やらない子は全然伸びてはいかず、差がついてしまいます。その差に気が付いた時にやる気がなくなってしまわないだろうかと少し心配にもなります。

ねえねぇ、1212っていくつ?「144」タブレットを持っていなくてもすぐに答えが返ってきました。

一人一台端末が整備されてから数年が経ちました。AIドリルも導入され、活用も進んできています。今後、子供たちがどんなふうに成長していくのか、楽しみです。

放課後子ども教室閉講式がありました! 2月7日(水)

2024年2月7日 17時13分

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本校では、地域のボランティアスタッフの皆様の運営で、放課後子ども教室を開講しています。今日は、一年間の最後の活動日で閉講式が行われました。

モップリレーから始まり、七夕飾りづくりやマジックショーなど様々な活動をスタッフの皆様が子供たちに提供してくださいました。

閉講式の中で、感想発表の場面がありました。司会を務めてくださった市の社会教育課の方が、「子供たちに感想を発表してもらいたいと思います。感想を言ってくれる人はいますか。」と子供たちに声を掛けました。スッと手を挙げたのは1年生の男の子でした。名前を言って、「一番楽しかったのはマジックショーです。」と発表してくれました。続けて手を挙げてくれたのも1年生でした。「僕が一番楽しかったのは、大縄跳びです。理由はみんなでがんばってたくさん跳べたからです。」と今度は理由も発表してくれました。発表できたのは二人だけというのは、少し残念でしたが、勇気を出して発表してくれた1年生の姿にスタッフの皆さんも喜んでくださっていました。

最後の活動は、しっぽ取り。チームに分かれて楽しく活動しました。

地域の皆様、子供たちのために楽しい活動を準備してくださり本当にありがとうございました。様々な人と関わって、様々な体験をしたことは子供たちの成長の大きな糧になったと思います。地域の皆様が、本校の子供たちを大切にしてくださっていることをたいへんうれしく思っています。子供たちが、地域を愛し、地域の人を大切にする人に成長してくれることを願っています。

観音山冒険日記2 2月6日(火)

2024年2月6日 17時46分

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山頂登山の先発は浅羽北小だったので、本校の子供たちは出発前にクラスごとに記念撮影をしました。そして、観音山の職員の皆さんに見送っていただきながら、山頂登山を開始しました。

山頂登山は、丸太のはしごを登るところからスタートです。そして山道、登山道へと入っていきます。心配していた雨も降っているのか気づかない程度でまったく問題ありませんでした。天候は大丈夫でしたが、凸凹した山道を歩くことは慣れていない子供たちにはかなり大変そうでした。大きく足を上げなければならない段差も多く、露出した岩や木の根っこに一歩一歩の足の置き場を考えてしまう子もいました。木や枝を持って体重を支えなくてはならない場所も多く、歩いているだけで体が鍛えられている気がするほどでした。最初は自然物の珍しさにはしゃいだり、歌を歌ったりしていた子供たちの口数も次第に少なくなっていきました。

蛇紋岩が見つけられるポイントで、元気を取り戻し、「これ、蛇紋岩かなぁ?」と言いながら石拾いをする子もたくさんいました。

昼食をとる予定だった星の広場で少し休憩し、再び歩き出しました。空もだいぶ暗くなり、木々で覆われている山道は一層暗く感じましたが、木々が雨を遮ってくれていたので濡れずに助かりました。

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観音山の山頂そのものは見晴らしのよい場所ではありません。それでも、山頂を示す看板が子供たちに達成感を味わわせてくれました。班ごとに記念撮影をして、まもなく山頂を出発しました。

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下山ルートは、急な下り坂からスタートします。ロープをつかんでいないと滑り落ちそうな急な斜面がしばらく続き、子供たちがワーワーキャーキャー叫ぶ声が山中に響いていました。ロープが緩んでいる場所では、体重をかけたりロープを引っ張ったりすると大きく左右に揺れてしまいます。足下には落ち葉が積もっているため滑りやすく、時々、滑って転んでしまう子やしりもちをついてしまう子もいました。それでもみんな笑顔で楽しく山を下りました。

途中には、やまびこポイントがありました。「ヤッホー」ではなく、「ヤッホッ」でないとやまびこが聞こえないよと事前に所員さんから教えていただいていました。大きく息を吸って、「ヤッホッ」みんなで叫ぶと見事にやまびこが返ってきます。やまびこが聞こえると子供たちはみんな笑顔になっていました。屈託のない子供らしい笑顔、どの子もキラキラ輝いて見えました。「こんな笑顔、学校では見せてくれないなぁ!」子供たちの清々しい笑顔に先生たちも驚いていました。

途中、エコパやアクトタワー見えるポイントもありましたが、あいにくの曇り空で何も見えませんでしたが、子供たちの心の中は晴れ上がっていたのかもしれません。「疲れた!疲れた!」と口にする子もいましたが、みんなで励まし合って、全員無事に下山することができました。

観音山冒険日記1 2月5日(月)

2024年2月5日 16時30分

1月31日(木)から2月2日(金)まで、5年生が2泊3日で観音山宿泊学習に行ってきました。県立観音山少年自然の家は、浜松市の北部に位置しています。第二東名で名古屋方面に向かう際、天竜川を越えた右手(北側)に風力発電用の風車が何基も連なっている山が見えますが、ちょうどその裏側の山に自然の家があります。子供たちが宿泊した施設からは、南側に都田ダム湖と風車が連なる山々が見えました。子供たちには、あの風車を見る時があったら、観音山を思い出してほしいなぁと思います。

自然の家からの南側を臨む(都田ダム湖(引佐湖)と風力発電機)

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さて、出発日当日の朝は曇天、雨もわずかに落ちてきていました。我々大人は天気を心配していましたが、子供たちはワクワクドキドキの方が強かったようで、雨のことはそれほど気にしていない様子でした。時間通りに笑顔で集合し、出発式を行いました。

出発式は、実行委員の子供たちが協力し合ってスムーズに進行し、代表児童が「観音山で成長し合おう」という学年のめあてをみんなと確認してくれました。校長先生からは「5年生のみなさんの文化を見られるのを楽しみにしています。」というお話がありました。

「自分も相手も大切にする子~東小の文化をつくる~」本校の今年の目標です。東小の文化にしようと取り組んでいる「相手を大切にした聞き方」「相手に届くあいさつ」「いじめ・いじわるのない学校」については、観音山でも子供たちがきっと姿として見せてくれるでしょう。それ以外にも、2泊3日で一緒に生活する中で、5年生の子供たちの文化が見られるはずです。「文化とは『そこで生活する人の間で定着していく習慣や考え方』です。修学旅行で、校長先生は6年生の子供たちのすばらしい文化を見せてもらいました。観音山では、5年生のみなさんの文化を見せてもらいたい、感じさせてもらいたいと思っています。」とお話しされました。

見送りの教頭先生たちに「行ってきます」のあいさつをして、バスは出発しました。バスは、観音山の入口までしか入ることができません。いきなりの山登りからのスタートです。

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バスを降りてからは、それぞれ自分の荷物を抱えて約30分間、山を登ります。最後の登り坂の名称は、「夢の坂」。がんばってがんばって山道や登り坂を歩きました。2泊3日の大きな荷物を抱えて歩くことは、小柄な子供たちにはかなり大変だったと思います。多少は愚痴をこぼしながらも一歩一歩坂を登りました。先に自然の家にたどり着いた子供たちの何人かは、自分の荷物を置いてすぐに坂を駆け下り、夢の坂で苦戦している仲間の荷物を持ってあげていました。スタートから子供たちの優しいステキな姿が見られました。

今年の宿泊学習も同じ学園の浅羽北小との合同での実施です。出会いの集いで、一堂に会して顔合わせをしました。観音山の所長さんからは、「自然のよさ、友達のよさ、自分のよさを見つけてください」というお話がありました。本校児童が代表あいさつを務めました。東小の子だけでなく北小の子も前にしてのスピーチでしたが、堂々としていました。学校紹介では、お互いに学校の特色を紹介しました。東小の代表の子供たちは最初に「あいさつが自慢で、毎朝正門のところで校長先生と目を合わせてあいさつをしています。」と話してくれました。もちろんすべての子供たちが目を合わせてあいさつができるレベルにはいっていませんが、子供たちの口から自分たちの学校を紹介するときに自慢として「あいさつ」があがったことはとってもうれしいことです。文化はやがて誇りや自慢になると信じています。浅羽東小の子供たちがみんな、「東小の自慢はあいさつだ!」と言える日が来るといいなぁと思いました。

出会いの集いでは、校歌を歌いました。全国的にも非常に珍しいのですが、浅羽東小の校歌は、浅羽北小と浅羽南小と同じ校歌です。観音山では、本校児童の指揮で東小、北小の児童が同じ校歌をいっしょに歌うことができました。

会の進行などの係は、東小と北小で分担して務めます。会の終わりに、出会いの集いを進めてくれた代表の子供たちにみんなで感謝の拍手を送りました。

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出会いのつどいの後は、いよいよ山頂登山です。予定では、観音山の中腹「星の広場」で昼食をとる予定でしたが、雨の心配もあったため、昼食を済ませてから登山を開始することにしました。おうちの人に用意していただいたお弁当をプレイホールでみんなで楽しく食べて、出発前の腹ごしらえが完了しました。

IMG_8464IMG_8465IMG_8466IMG_8468IMG_8469IMG_8470IMG_8471(つづく)

  

おかえり・・・5年生! 2月5日(月)

2024年2月5日 14時45分

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新しい週の始まりでしたが、あいにくの天候になってしまいました。午後からは厳しい冷え込みと荒天の予報が出ています。下校時はすでに強風が吹き始めている状況でした。

さて、今朝5年生の教室の黒板には、6年生からの「おかえりのメッセージ」が書いてあったそうです。そんな話を耳にして、慌てて教室に向かいましたが、両クラスの黒板を写真におさめることはできませんでした。(ごめんなさい)

今朝、教室に入って黒板を目にした時の5年生の気持ちを想像します。あったかい気持ちになったことでしょう。優しい6年生に感謝!です。優しさは伝染します。だれかに優しくしてもらった人は、きっと優しくなれます。5年生は、6年生からもらった優しさをまた別のだれかに届けてくれると思います。

私自身も優しい気持ちになれる週の始まりになりました。

明日は節分です 2月2日(金)

2024年2月2日 11時14分

 5年生の観音山宿泊学習も2日間を無事終え、元気に活動しています。夜のキャンドルのつどいは、これまで感染症対策で実現しなかった浅羽北小学校の5年生と合同で行いました。大変盛り上がったようです。

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 昨日から一転、今日は曇り空で気温が上がらず、肌寒い日になりました。そのような中、運動場からとても元気で楽しそうな声が聞こえてきました。6年1組のイベント係の人たちが企画したお楽しみ会で、節分にちなんだ「ももたろう鬼ごっこ」やドッジボールを笑顔いっぱいで行っていました。

 卒業式までの登校日数が残り30日になります。浅羽東小学校で過ごしてきた仲間と一緒に活動する時間も貴重に感じられるかもしれません。思い出してみると、私自身も小学校が大好きで、一緒に遊んだ記憶は今も強く残っています。ずっとこの時間が続いてほしいと思っていました。残り少なくなっていく浅羽東小学校で過ごす時間、一緒に活動する仲間を大切にしていることが伝わってきました。

新しい仲間が増えました! 2月1日(木)

2024年2月1日 14時10分

 5年生の観音山宿泊学習は、1日目の活動(山頂登山・ナイトワークラリー)を無事終えることができました。心配された雨も明け方にはやみ、2日目は冒険ラリーです。全員元気に活動していることをうれしく思います。

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 本日から、6年生に新しい仲間が増えました。フィリピンから編入したお友達です。日本に初めて来たので戸惑いと緊張の中でしたが、日本語で自己紹介をしてくれました。「よろしくお願いします。」の声に、迎える6年2組の子供たちにも和やかな雰囲気が漂っていました。

 早速、水筒を置く場所やランドセルの荷物を机に入れること、防災頭巾の掛け方などを、周囲の子たちが手ぶり身振りと英語を活用しながら丁寧に説明してくれました。見守るお母さんもうれしそうでした。昼休みには、校内を案内している6年生の姿を見かけました。さすが6年生で、英語で説明しながらみんな笑顔で過ごしている姿を頼もしく感じました。今年度10名以上の転入や編入がありますが、そのうち8名は外国籍です。浅羽東小学校の外国籍児童も1割を超え、国際色豊かになっています。

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 大谷グローブは、現在各学級に回しています。手に取ってはめてみたり記念撮影をしたりして楽しんでいます。「思っていたより軽かった」「意外と大きかった」などの感想を教えてくれましたが、直接触れることで感じることも多いと思います。3年生の子供たちは、撮った写真を手慣れた様子で加工し、1枚のシートにまとめていました。大人が戸惑いながらする作業もあっという間に処理してしまう子供たちの対応力に頭が下がります。