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学校ブログ
自分たちで育てた大根のお味は?(2年生) 12月16日(月)
2024年12月16日 18時00分2年生が、先週収穫した大根をおでんにして食しました。
ピーラーで皮をむいて、包丁で切って、味がしみ込むまでじっくりと煮込みました。先生たちにもお裾分けで届けてくれました。外国籍の子供たちは、いつもお世話になっている通訳さんにも食べてもらいたいと届けに来てくれました。
真冬の寒さの中、子供たちの温かい心遣いとあったかいおでんで心がとっても温かくなりました。
クラスで大根を食べた子供たちもみんな笑顔、あまり大根を食べたことがなかった子も、「おいしい、おいしい」と言ってお代わりをしていました。
学校では様々なことを経験する機会があります。自分の経験したことや経験して感じたこと、考えたことをだれかと話すことで、経験が価値付けられたり、新たな気づきにつながったりするものです。今日の経験もお家で話題になっているといいなぁと思っています。
学習面でも2学期をしめくくろう! 12月16日(月)
2024年12月16日 16時50分いよいよ2学期の最終週を迎えました。今週は、子供たちの足取りも軽いのかもしれません。朝はかなり冷え込んでいますが、青空委員会の子供たちと2年生を中心にしたあいさつボランティア隊の子供たちは、普段通り、正門で元気なあいさつの声を響かせてくれています。「おはようございまーす!」無邪気に頑張ってくれている子供たちを見ているだけで幸せな気分になります。
さて、今日は、何人かの2年生が職員室にやってきて、かけ算九九のテストを受けていました。冬休みに入る前に、1年生は足し算、引き算を、2年生はかけ算九九を完璧にマスターしようとがんばっています。自分で「できる」と自信がついたところで、職員室にやって来て、職員室で仕事をしている先生に「算数のかけ算九九(計算カード)を見てもらえますか。」と声を掛けます。入ることが少ない職員室、あまりしゃべったことがない先生が対応してくれる場合もあります。緊張感も高まっている様子ですが、どの子もはっきりとした声で練習の成果を披露してくれました。合格証を渡す際、「ちゃんと言えたね。お家でもたくさん練習したの?」と子供に尋ねると、「学校帰りに、毎日練習した」という答えが帰ってきていました。登下校の隙間時間を有効に使っている子供に感心しました。合格証を手にした子供たちは、うれしそうに教室に戻っていきました。校長室に来てくれる子もいて、校長室でも子供たちが頑張る姿を見ることができました。
最初は時間がかかるかもしれません。つっかえたり間違えたりするかもしれません。でも、繰り返し繰り返し練習していくことで、しっかり定着していくと思います。どの子にも「できた!」「がんばった!」という実感をもってほしいなと思っています。合格した子にあげるシールを用意してきてくれた先生もいました。子供たちが達成感を味わっている姿をみたいと思って、先生たちも子供たちがやって来るのを楽しみに待っているようでした。
立派な?!大根が収穫できました!(2年生) 12月13日(金)
2024年12月13日 18時45分2年生が、生活科の授業で大根の栽培を行ってきました。とは言っても、2年生が使える菜園は教室前にあるわずかな場所です。1組と2組、同時に苗を植えましたが、風当たりの強い2組の側は、毎年栽培に苦労します。開けた場所にある分だけ、虫も飛んできて葉っぱを食べられてしまうことも一因です。今年も、2組の菜園の大根は壊滅的で、急きょ先生たちが「いつでも育てられる大根」とやらの種を買ってきて、リベンジに取り組んでいます。
一方で、1組の菜園の大根は、それなりに大きくなってきました。今日は、大根をもった2年生の子が校長室を訪れ、収穫したばかりの大根を見せてくれました。「写真を撮りに来てください!」と声を掛けてくれたので、2年生のところに向かいました。すでに収穫を済ませていた子もいましたが、これから収穫という子もいました。一人一人自分が育てた大根を抜いていくと・・・サイズはバラバラ、太さもバラバラ・・・少しかわいそうな気もしましたが、子供たちは笑顔で喜んだりがっかりしていました。みんな笑顔だったので、ホッとしました。
全員の収穫が終わると、2組の子供たちも外に出てきました。一緒に記念写真を撮りましたが、2組の子供たちは、残念だったり悔しかったり、1組の子供たちをうらやましく思っている子もいたはずです。ところが、マイナスの言葉を発する子はだれもいませんでした。共に収穫を喜んでいてくれるかのような笑顔がたくさん見られました。もちろん、小さな自分たちの苗には「頑張って大きくなれよ!」と願いをかけてはいましたが。
月曜日、1、2組合同で収穫した大根をいただくようです。どうやって食べるのかな?おいしいのかな?みんな食べる分だけあるかな?2学期最終週の楽しみが、2年生は1つ増えましたね!
年賀状と書き初め 12月13日(金)
2024年12月13日 18時11分3年生は、朝学習の時間に年賀状の書き方の練習をしました。日本郵政グループのご厚意で、申込をすれば暑中見舞いはがきか年賀状をいただくことができるのですが、本校では、年賀状を希望しました。
今、はがきって一枚いくらなんだろう?子供たちに見せてもらうと85円でした。日本全国、どこに住んでいてもお手紙が届くそんな時代になって何年経ったのでしょう。私が子供ころは、毎年年賀状を出していました。クラス全員ではありませんが、仲のよい友達とお世話になった先生には必ず出していました。小6の時の担任の先生は、私が教員になってからも毎年手書きの年賀状をくださっていました。子供たちが年賀状を書いているのを見ながら、自分も年賀状や手紙を書かなくなったなぁと思いました。
郵便料金の値上げは、郵便事業の赤字が膨らんだためですが、昨年度の赤字額は890億だったそうです。今回の値上げだけで到底穴埋めできる額ではなさそうです。
それはさておき、手紙には手紙のよさがあります。3年生の子供たちが、相手のことを思い浮かべながら一生懸命書いている姿を見ながら、どんな人が受け取るのかな、受け取った人は喜ぶだろうなと想像していました。
今日も体育館では、子供たちが書き初めを頑張っていました。字が上達するように願いながら、年の初めに抱負や目標をしたためるのが書き初めです。
私たちは、変化の激しい時代を生きていますが、時に足を止めて、日本の伝統文化の意義を思い出したり、だれかと話したりすることも必要なのかなと感じます。
年末の交通安全県民運動が始まります! 12月13日(金)
2024年12月13日 17時34分今年も、12月15日(日)から12月31日(火)までの17日間、年末の交通安全運動が実施されます。今日は、運動の事前広報として、一斉街頭指導が行われました。いつものように地域の自治会の交通安全委員さんが、7時過ぎから8時まで本校正門周辺に立って、交通安全を呼びかけてくださいました。
地域の様々な場所で、運動員の皆さんが活動してくださいました。交通安全運動は、「県民一人一人が、安全を第一に考え、交通ルールの遵守と交通マナーの実践に努めることにより、交通事故防止を図る」ことを目的に実施されます。交通事故は、事故に遭った本人だけでなく、多くの人を悲しい目に遭わせます。この年末年始、できることなら、全国で「事故ゼロ」を実現できれば悲しい思いをする人がいないで済みます。
「今日の氷は1cmくらいあるよ」と氷を持って登校した子が言っていました。おそらく今シーズン一番の冷え込みであったと思います。この寒さの厳しい早朝に、地域の皆様が悲しい交通事故が起こらないようにと活動してくださったことに心から感謝申し上げます。交通安全運動をされていた地域の方と話をした際、「先生っていうのは、いい商売だねぇ~、こんなにいい商売はないよ。子供らから元気をもらえるからね~。」と私におっしゃいました。おっしゃるとおり、教員という仕事は朝から笑顔で子供たちに会える、商売ではありませんが、「本当にステキな仕事です!」とお伝えしました。
今朝も登校してくる子供たち、あいさつ運動をしてくれた子供たち、地域の皆様から、たくさん元気をもらいました。
興味をもって学ぶ(3年1組 理科) 12月12日(木)
2024年12月12日 14時09分3年1組の理科の授業で、先生が実験をしていました。重さの授業でした。同じ体積でも物質によって重さは違うのか、同じ大きさ(かさ)の鉄、木、プラスチック、アルミでどれくらい違うのか、比べていました。理科の授業では、観察し、予想し、仮説を立て、実験によって検証することで、科学的な見方・考え方を身に付けていきます。
参観で教室に入った時は、検証の場面でした。自分の予想が正しいのか、子供たちは先生が計測する数値を楽しみに待っていました。自分の予想が当たっている子は、うれしそうな顔をしています。
その後、子供たちは、実験と同じくらい、動画教材に夢中になっていました。プロが制作したドラマ仕立ての教材ですから、子供たちが興味をもつように作られているのは当然のことですが、先生の話を聞いているだけの時の表情とは、まったく違うという子も少なくありません。
今の子供たちは視覚優位だと言われます。耳から入ってくる情報には興味を示さないが、目から入ってくる情報には興味を示す、目から入ってきた情報を処理することは得意だが、耳から入ってきた情報を処理することは苦手、そんな子が増えてきたような気がします。メディア利用がこれだけ進んだ社会で生活する子には当然のことかもしれません。
本校では、「相手を大切にして話を聞くこと」を大切にしています。人の話を聞くことは、学びの第一歩だと考えているからです。動画に興味をもって動画を通して学ぶことももちろんよいことですが、人の話を聞いて学ぶこと、人の意見や考えを耳で聞いて頭で考えて学ぶこともそれ以上によいことだと思います。
興味・関心は学びの原動力になります。「なんだろう?」「どうなっているんだろう?」疑問をもてること、そしてそれを解決してみたいと考えることで、学びが深まっていくのだと思います。
動画に夢中になっている子供たちを見ながら、この子たちが夢中になるお話や授業をしたいなぁと考えていました。
4年生と6年生も書き初めを頑張りました 12月12日(木)
2024年12月12日 13時18分一昨日の5年生に引き続いて、昨日は4年生が、今日は6年生が書き初めを行いました。広い体育館で練習する子供たち、緊張感が伝わってきます。清書したものを1枚提出するのですが、「先生、どっちがいいと思う?」と聞かれ、決断に戸惑う場面もありました。どちらもよく書けていて、「こっちの字はこっちの方がいい、けどこの字はこっちの方がいいかな・・・。」
私たち大人も、タブレットやパソコンを使うようになって、字を書く機会が減ってきました。ましてや筆で字を書く機会はもっとありません。それでも人前で字を書いたり、人に渡すものに字を書いたりする場面では、きれいな字を書きたいなと思うものです。
時代が変わっても書写の授業が残っているのには、意味があります。書道、書き初めを通して、きれいに字を書く練習をがんばろうという気持ちをもてるといいなと思います。
習い事で書道をやっている子もいるようです。どちらがお手本?そんな字を書く子供もいました。私も練習しなくては・・・と今日も思わされました。
<4年生の授業の様子>
<6年生の授業の様子>
インターネットやタブレットを使うのにもルールがあります!(1年生) 12月11日(水)
2024年12月11日 18時42分授業でも積極的にタブレットを使って学習している1年生。ところが、最近、学校のタブレットの使い方を守れていない状況が1年生に確認されました。
1年生では、インターネットの利用やタブレットの使い方について、動画を見たり、先生の話を聞いたり、みんなで話し合ったりして再度みんなでルールを確認しました。インターネットを使って、学習と関係のないサイトに入ったり、ページを開いたりしていた子供や指示されていないアプリを勝手に使っていた子供がいたようです。
子供たちがタブレットを持ちかえり家庭で使うこともあります。学習以外の目的で使うことがないよう御家庭でもお子さんと御確認ください。
タブレットは、便利な道具であることは間違いありませんが、使い方を誤ると子供たちを危険にさらしたり、だれかを傷つけたりすることもある道具です。適切な使い方ができるよう学校でも継続して指導をしていきたいと思います。
きらきら探検隊が掛川花鳥園へ行ってきました!(2年生) 12月11日(水)
2024年12月11日 18時13分2年生が生活科の校外学習で掛川花鳥園へ行ってきました。
目的は、公共の施設や交通機関の利用を通して、マナーやルールを守ることの大切さを学び、思いやりの心をもって利用することを実践することでした。今朝は、ウキウキ気分で登校する2年生がたくさんいました。他学年の子供たちは今日だけ2年生になりたそうでした。
花鳥園では、鳥とふれあったり、バードショーを見たりして過ごしました。鳥との触れあいの場では、鳥を手にのせる経験が初めてという子が当然ほとんどで、怖くて泣けてしまう子、逃げ出してしまう子もいたようです。平然と鳥にえさを食べさせている子は、まるで鳥使い?のようにも見えます。
友達とお弁当を食べ、楽しい時間を過ごしました。お弁当を開けると、「楽しんできてね!」と書かれたお母さんからのお手紙が入っていた子もいたそうです。あったかい気持ちでお弁当を食べたのだろうと想像します。
往路は、学校から袋井市のバスで送ってもらいましたが、復路はこれまでの学習をいかして、電車に乗り、袋井駅からはバスと徒歩で帰ってきました。
花鳥園で、引率した職員が注意する場面もあったようですが、学びに失敗は付きものです。体験を通しての学びは子供たちの記憶にも、しっかり残っていくはずです。2年生が、成長した姿を見せてくれるのが楽しみです。
2年生の本日の欠席は、ゼロでした。子供たちがどれだけ今日の校外学習を楽しみにしていたかがうかがえます。ステキな学びと思い出づくりができました。
民生委員さんが学校訪問をしてくださいました! 12月10日(火)
2024年12月10日 18時13分地域の民生委員・児童委員の皆様が本校を訪問してくださいました。授業参観をしたり、管理職と本校教育の取組などについて情報交換をしたりしました。
コロナ禍で、途絶えていた民生委員さんの学校訪問ですが、昨年度「ぜひ再開してもらいたい」とのお申し出をいただきました。今年度も2回実施しています。
今日は、本校に設置されている通級指導教室を案内させていただき、通級指導教室がどういった目的で設置され、どのような指導を行っているのかを説明させていただきました。「うちの孫にもぜひここで指導を受けさせたい」という感想を述べられた委員さんもいらっしゃいました。その中で、子供たちの生育環境は我々が育ってきた時代のそれとは大きく違うということが話題になりました。たくさんの兄弟姉妹の中でもまれる中で自然と育った耐性や調整力など、今の子供が日常生活の中で身に付けていくのは難しいでしょうという御意見もありました。そして、学校教育の大きな変化についても話題になりました。
参観した授業で、3年生の子供たちがタブレットを使いながら、お薦めの絵本を紹介する発表資料を作っている姿には、苦笑いまじりにびっくりされていました。ICT機器の悪い面の話をしながらも、子供たちがこれからの時代を生き抜くためには必要なことなのだと納得されていました。
学校教育、子供たち、教職員、保護者、地域、それぞれの未来についてたいへん有意義な話合いができました。地域の皆様が学校教育に関心をもち、子供たちの成長のために何かできることはないかといつも考えていてくださっていることをたいへんうれしく、頼もしく思っています。
民生委員の皆様、本日はありがとうございました。
体育館で書き初めをしました(5年生 書写) 12月10日(火)
2024年12月10日 17時37分もういーくつ寝るとおしょうがつ ♩♪
2学期も残すところ、2週間を切りました。朝晩はグッと冷え込むようになり、昨日から登校途中でどこからか氷を手に入れ、大事そうに学校まで持ってきてくれる子が何人かいます。厳しい寒さを実感させてくれます。
本日、5時間目に5年生が体育館で書写の授業を行いました。本来は、年が明けてから行う書き初めですが、授業では年内に行っています。日中は日差しが十分だったため、午後の体育館は冷たさも和らぎ、人が集まったことでわずかな温かさも感じられました。それでも、寒さで適度に体も緊張するといった状況でした。
5年生が書き初めに書く言葉は「前に進む」です。来年、最上級生になる子供たちにピッタリです。書き初め用紙を前に正座している子供は、気持ちもしっかり整えているように感じました。一方で、先生が説明しているそばからどんどん書き始めてしまう子もいました。「用紙はまっすぐ置きます。」「お手本は、その横にまっすぐに置きます。高さもそろえます。」「お手本をよーく見て書くといい字が書けますよ。」大事なポイントを聞いていない、あるいは聞き逃してしまう子が損をしているようで残念に思いました。人の話をしっかりと「聞くこと」が学ぶ上でどれだけ大切なことか、この場面からだけでもよく分かります。
筆にたっぷりと墨を付けて、一画目の筆を下ろす時の子供たちの緊張感が見ている私にも伝わってきました。書き初め用紙の横にきれいにそろえて並べられたうわぐつを見ながら、先生の指示をしっかり聞いてそろえたのかなと想像しました。素直に、真剣に、集中して取り組む子供たちの姿がとってもステキでした。どうすれば、よりよい字が書けるのか、考えながら練習を頑張りました。
5年生の皆さん、一歩一歩、前に進んでいってくださいね。楽しみにしています。
給食におにぎり・・・ 12月9日(月)
2024年12月9日 18時28分師走らしい寒さがやってきました。冬至に向かって日照時間もどんどん短くなっていきます。それでも、いまだに半袖半ズボンで登校しているたくましい子供たちが何人もいます。元気な子供たちの姿に、私も「背筋をピッと伸ばして、がんばろっ!」という気持ちにさせてもらっています。
今日の給食は、おにぎり給食でした。先週の防災の日に合わせての非常食としてのおにぎりかな?とも思いましたが、普通においしい白米のおにぎりでした。物価高でお米の値段も高騰しています。本市でも、給食で使うお米が高くなりすぎて、3月までにお米だけで当初の予定より数百万円支出が増えてしまうそうです。今年度については増えてしまう支出は公費でまかなうしかないそうです。そう考えると、給食のお米をもっともっと味わっていただかなくては・・・、残さず全部食べきりたい・・・そんな気持ちになります。
子供たちはおにぎりが大好きです。給食中、どのクラスに行っても、子供たちの笑顔がたくさん見られました。おにぎりは、世界にも誇れる日本の代表的な食べ物です。コンビニのおにぎりは外国からの観光客にも大人気、近年ではおにぎり専門店もどんどん増えているそうです。
「おにぎり」だけでも子供たちとの会話が膨らみます。自分でおにぎりを作ったことある?一番好きなおにぎりの中身はなあに?海苔はパリパリの方が好き?海苔はおにぎり全体に巻く方がいい?好きな物が話題の時に不機嫌になる子はいません。笑顔で会話を楽しみました。
さて、明日の給食は何でしょう。
授業研究会を行いました! 12月6日(金)
2024年12月6日 17時42分校内に飾ってあるポインセチアのまわりの手作りのクリスマスデコレーション、一人の児童が少しずつ作ってくれて華やかになりました。クリスマスや冬休みの足音もだんだんと聞こえてくるような気もします。
今日は、静岡県教育委員会静西教育事務所と袋井市教育委員会から指導主事の先生方をお迎えし、授業研究を行いました。2時間目、3時間目には、すべての職員の授業を参観していただきました。
そして、4時間目には、5年2組で学活、6年1組で社会科の研究授業を行いました。本校の職員も2つのグループに分かれ、学活と社会科の授業を参観し、放課後には2つのグループに分かれて、子供たちの授業での姿や表れをもとに話し合いをしました。
今日は朝からいつもと違うフォーマルな服装の先生方も多かったので、子供たちもいつもと違う雰囲気を感じていたと思います。それでも授業ではいつもどおり、伸び伸びと楽しく学んでいました。
主体的に学ぶ子供たちのステキな姿がたくさん見られました。特に、話合い、対話の場面では、自分の考えをしっかりもって根拠を示しながらそれを伝える姿、友達の考えのよさを認めている姿、友達の考えを参考に自分の考えをさらに深めている姿など、キラリと光る子供の姿がたくさん見られました。「自分の意見を聞いてもらえる」「間違えを恐れず自分の思ったことを言える」安心感をもって子供たちが話し合えている学級もたくさんありました。
放課後行った先生方の研修会も、子供たちの話合い以上に充実していました。様々な意見を出し合い、本校で目指す授業を共に考えることができました。2学期も最後まで、充実した授業になるよう頑張ります。
<5年2組 学活>
<6年2組 社会科>
防災の日・・・東南海地震の紙芝居 12月5日(木)
2024年12月5日 18時23分本校では、今日を「防災の日」として、今から80年前に発生した東南海地震の時、13歳だった須田正子さんの体験を元につくられた紙芝居をクラスごとに見ました。
須田さんが袋井西小の6年生だった昭和19年12月7日に東南海地震が発生しました。最大震度7の大地震でした。須田さんたちは、授業中に突然の揺れに襲われ、机の脚にしがみついたものの、机も体もざるに入った豆のように室内で転がされたそうです。
しばらくはこれが地震だということすら分からず、ただただ恐ろしくて震えていたそうです。教室から廊下へ出て、階段で降りようとしましたが、階段は波打つように崩れかけていました。必死で、渡り廊下の屋根に飛び移りそこから下へと飛び降りたそうです。1階建ての校舎二棟は目の前で倒壊し、須田さんは、倒壊した校舎にいた弟さんを亡くしました。紙芝居では、弟さんを必死で探す須田さんや救助しようとしたお父さんたちの様子が細かく語られました。遺体となって弟さんが帰宅するシーン、大工だったお父さんが涙をこらえながら弟さんのための棺を作るシーンはあまりにもつらい場面でした。
子育て中の男の先生は、この場面で声を詰まらせ先を読むことができなくなってしまっていました。クラスの子供たちは何事かときょろきょろしていましたが、先生と同じように目を覆っている友達を見て、やがて状況を理解したようでした。須田さんと須田さんの御家族のつらさにみんな共感していました。
東南海地震で袋井西小では、20人の子供たちが命を奪われました。県内では、死者は143人だったと記録されています。かけがえのない尊い命です。多くの人が大きな悲しみを経験されました。
とってもとっても重い内容の紙芝居でした。でも、私たちにとって大切な学びであったと思います。須田さんが当時のつらい記憶を思い出し、体験を語って紙芝居として残してくださった意味を感じました。防災の日、子供たちは当時の人たちの悲しみに思いを馳せ、南海トラフ大地震への備えの大切さをしっかりと考えることができました。
先日、地域防災訓練も行われました。御家庭でも、防災を話題にお子さんとぜひお話をしてください。
<紙芝居より>
どんな曲を演奏できるようになりたいかな? 12月4日(水)
2024年12月4日 18時08分<1年1組>
<2年2組>
1年生と2年生が、音楽の時間にそれぞれ鍵盤ハーモニカの練習をしていました。1年生は、まだ鍵盤ハーモニカを始めたばかり。それでも黒板に写し出された楽譜を見ながら一生懸命指を動かしていました。
2年生は、鍵盤ハーモニカの演奏にすでに慣れている様子でした。写真では伝えられませんが、一年という経験の差は明らかで、運指がスムーズで息の出し方、伸ばし方も1年生とは違っていました。やればやるほど、上手になっていきますね。
苦手意識が先行して、なかなか練習に取り組めない子もいるかもしれません。間違えてもいいからやってみる、その繰り返しで少しずつ自信を付けていけるといいなと思っています。
先月、体育館で行ったこしんでんアート展を見に来られたおばあちゃんたちがおっしゃっていました。「こうやって、1年生から6年生までの作品をぐるりと見て回ると、子供たちの成長を感じるね。やっぱり6年生はすごいよね。遠近感もすごくよく描けていて感心しちゃいました。子供って6年間ですごく成長するんだっていうことが、よーく分かりました。感動しました。」
まだ、慣れない手つきで鍵盤ハーモニカを弾いている1年生も、少し弾けるようになった2年生も、やがて自分の好きな曲を弾くようになるのかもしれません。これ弾いてみてというリクエストにも応えられるようになるのかもしれません。音楽のおもしろさ、楽しさをたくさん味わってほしいなと思っています。