子供たちが難民支援の活動をしています! 10月31日(火)
2023年10月31日 15時06分迫害や紛争などによって、自分の故郷を追われている人の割合は、世界で74人に1人、世界人口の1%に達すると言われています。国外へ逃げて苦しい生活をしている人、自国内で住む場所を追われ苦しんでいる人が世界中のあちこちにいます。日本にいると見えない現実が世界にはあります。遠い日本に来て生活している難民の方々もいますが、日本は難民の受け入れが厳しいと言われます。実際、昨年、日本で難民認定を受けた人はわずか202人でした。一方、難民申請をしたけれども認定されなかった人は1万人以上いたそうです。
ウクライナでの戦争、ガザ地区へのイスラエル軍の侵攻など、報道されているニュースの一部だけを見ても世界の難民の数は減ることはないという残念な予想が立ちます。
難民の40%は子供だと言われます。そんな子供たちのために何かしたいと考え、活動している学校が浜松市にあるそうです。先月、本校職員が研修でその学校を訪問しました。その際、難民の子供たちのために着なくなった洋服を集めて送る活動をしている子供たちが、自分たちの取組について発表してくれたそうです。一生懸命活動している子供たちの姿に感動し、その職員が学校に帰ってきてその話をクラスでしたところ、クラスの子供たちも「自分たちも協力したい」と言ってくれたそうです。
先々週くらいにロイロノートで協力を呼びかけるチラシを作り、校内の先生方のところにお願いに回っていました。子供たちの御家族や先生たちが協力してくださり、だんだんと洋服が集まってきました。遠い国の会ったことのない子供たちのために、本校の子供たちが活動しています。子供たちがとっても大きく見えました。自分のためではなく「だれかのために」・・・時にはそんな気持ちで私も頑張りたいな、そんなふうに思いました。
11月10日(金)まで回収しています。御協力してくださる方は、学校までお届けください。