栄養教諭さんの訪問がありました(5年生) 12月4日(月)
2023年12月4日 18時24分本日、朝の時間と給食の時間に給食センターから栄養教諭の先生方が5年生を訪問してくださいました。
朝の訪問では、日本の食料自給率の問題と給食で使われている食材についてお話してくださいました。日本の食料自給率は、カロリーベースで約40%です。毎年、公表されているそうですが、その前の年は37%だったそうです。この数値は世界でもかなり低いと言われています。ロシアがウクライナに侵攻し、戦争が始まったとき、世界大戦になるかもしれないという報道が一部でありました。もし、このまま第三次世界大戦になってしまったら・・・そんな研究をしたアメリカの大学教授がいたそうです。そして、ある論文では、真っ先に国家存亡の危機に瀕するのは、ウクライナやロシアではなく、日本だと言われていました。根拠は、日本の食糧自給率の低さだと述べていました。国の政策としても、食糧自給率を高めようと努力しているところです。
「ところで、給食に出されている食材は、どれくらい国産のものが使われていると思う?」と子供たちに投げかけられました。先週の金曜日の献立でなんと、82~83%だそうです。給食センターでは、できるだけ地元でつくられている安心・安全な食材を使うよう努力しているという話がありました。
本日二度目の訪問は、給食の時間帯でした。まずは、子供たちが給食を食べている様子をご覧になりました。横を向いて座っている子、机とイスが極端に離れている子もいて、座る姿勢をしっかりしましょうという話もありました。
そして、「5年生のみんなは、今から、あるいはもう少ししてから『成長スパート』を迎えるから、必要な量をバランスよく食べるようにしましょう。」というお話がありました。今日の給食でも、食べ終わってお代わりをする子もたくさんいました。それでも好き嫌いや食べる量には、当然個人差もあり、食缶をのぞくと、お魚は大人気で残す子もほとんどいなかったようですが、ご飯とお汁、野菜はかなり残っていました。
朝の食糧自給率の話を思い出しながら、学校としても子供たちといっしょに残食について考え、減らす努力をしていきたいなと思いました。御家庭でも、子供たちが健康で成長していくことができるように、食を話題にぜひお子さんと話をしていただきたいです。