エシカル消費って知っていますか?(5年生) 1月19日(金)
2024年1月19日 17時12分5年生は浜松いわた信用金庫から4人職員の方々を講師に迎えて、お金のことをいっしょに考えました。最近は、キャッシュレス化が進み、現金をほとんど使わないという人も出てきました。お年玉も現金ではなく、電子マネーの方がいいと考える子供たちもでてきたと耳にします。
今日は、家庭科の授業で、お金のこと、とりわけその使い方について考えました。授業では、「エシカル消費」という言葉が出てきました。私自身始めて耳にした言葉です。エシカルとは、「倫理的な」という意味で、エシカル消費とは、「人や社会、地球環境、地域に配慮してお金を使うこと」だそうです。売れ残って割引になった商品を買うこと、見た目は悪いけど味は変わらない野菜を買うことなどはエシカル消費です。地産地消も輸送費のコストがかからず、輸送で発生する二酸化炭素を押さえられるという点でエシカル消費と言えるそうです。SDGsの目標達成につながる消費の仕方です。
授業の後半で、子供たちは1,000円でカレーの材料を買うとしたらどんな材料を買うか、グループで相談して決めていきました。同じジャガイモでも産地や値段、見た目が違った場合、どちらを選ぶか考えます。選ぶ際に、消費者がエシカルな視点を持つことがSDGsにつながるという考え方です。牛肉、豚肉と比べると、イノシシ肉や鹿肉の方が、エシカルなのだそうです。「へぇー」「そうなんだ」そんな発見がたくさんある授業でした。
5年生の子供たちは、これから買い物をするときには、商品についている様々な「○○マーク」が気になるのかもしれませんね。
学校の先生以外の方、とりわけ地域の方々に授業をしていただけるのは、貴重なことです。いつもと少し気分が違って張り切っている子供たちもいました。