里山での「一年生を迎える会」は延期・・・しました 5月1日(水)
2024年5月1日 17時47分子供たちが楽しみにしていた里山へ出掛けての一年生を迎える会ですが、午前中から雨が降り出す予報であったため、延期の判断をしました。6時に通知したつもりが、メールの送信ミスをしてしまい、子供たちは里山に出掛けるものと信じて登校してきました。
「ごめんなさいっ!」朝からかなり子供たちをがっかりさせてしまいました。
里山保存会の皆様も子供たちを迎える準備をしてくださっていました。来週9日(木)には、すっきりとした天候の中、出掛けられるといいなと思います。
楽しいお出掛けから一転、通常通りの授業となった子供たちですが、楽しく真剣に学習に取り組みました。
6年2組の英語の授業では、自分の宝物を含めた自己紹介のスピーチ発表を行いました。緊張しながらも、どの子も英語でのスピーチを上手に発表していました。我々が子供の頃と比べたら英語の発音も上手だなぁと感じました。
さらに驚いたのは、スピーチ発表の後にALTの先生が、「Any questions?(何か質問はありますか?)」という問い掛けをしていたことです。質問することができた子は一部の児童でしたが、それでも友達のスピーチを聞いて内容に関連した質問をすることができることはすばらしいことです。英語での質問にチャレンジしている子もいて、その勇気と力に感激しました。
スピーチをした人に質問するためには、まずはその人の話した内容を理解しなくてはなりません。その上で、内容に興味をもって何か質問を生み出さなくてはなりません。他者とのコミュニケーションを豊かにしていくために必要な力です。良好な人間関係を築いていくためにも大切な力です。英語の授業でそれを発揮している子供たちに感心しました。
隣の6年1組は、社会科の授業で選挙について学習しました。提示された架空の選挙資料を見ながら、「あなただったらだれに投票しますか、その理由は何ですか」と問われ、各自で自分の考えをまとめました。
A,B,C異なる政策を提案する候補者のだれを選ぶのか、根拠をもって自分の意見をグループや全体で発表しました。
6年生の学年目標はドリームです。どんな日本にしたいのか、どんな世界にしたいのか、社会の創り手として、子供たちに夢をもってほしいと願って先生は授業をしています。「選挙」は、自分が描く夢の世界、理想の世界を実現するための大切な手段と言えそうです。
学級委員選挙、児童会役員選挙をやっていたのは何年前くらいまでだったでしょう。子供たちの実生活の中で選挙を体験する機会はほとんどなくなりましたが、今月26日には静岡県知事選挙の投開票が行われます。ちょうどよい機会です。「お家の人に今度の県知事選挙に行くか聞いてみて。そして、なぜ行くのか、あるいはなぜ行かないのかを聞いてみて」と先生が話していました。
選挙に込められた夢とは何だろう?タブレットに向かい、真剣に授業のまとめを記述している子供たちがとっても大人に見えました。