アースキッズセレモニーで認定証をいただきました!(5年生) 7月12日(金)
2024年7月12日 16時34分子どもたちがリーダーとなって家庭で地球温暖化防止に取り組む「アースキッズチャレンジ」。5年生が、一連の取組を終え、本日セレモニーを行いました。
県の地球温暖化防止活動推進センターの皆さんと袋井市役所の環境政策課の皆さんが、このセレモニーのために御来校くださり、子供たち一人一人にエコリーダー認定証を授与してくださいました。
子供たちは家庭の電気、ガス、水道のメーターの数値やゴミの量を一週間チェックし、キックオフイベントに臨んだのが5月下旬のことでした。エコ生活をするための子供たちが立てた作戦は、全部で323個もあったそうです。
お家の人にも協力していただきながら、取り組んだエコ生活。今日のセレモニーでは、子供たちの取組でどれくらいの二酸化炭素の排出を削減できたかを確認しました。わずか1週間少しの取組でしたが、71.8kg、2ℓのペットボトルで19,242本分の二酸化炭素を削減したことになるそうです。ペットボトルの本数を聞いて、子供たちからは驚きの声が上がっていました。
学年代表の児童が、みんなの前でエコリーダーの認定証を授与していただきました。
その後、小グループに分かれ、県や市の職員さんから子供たち一人一人に心を込めて認定証が手渡されました。少し照れくさそうにしている子もいましたが、受け取った子供たちの表情には、少しだけ誇らしげな笑みがこぼれていました。子供たちが持ち帰った認定証を御家庭でも御確認ください。記されたメッセージは、一人一人異なります。「以下同文」という認定証ではなく、一人一人の取組を認めてくださっている世界に一つだけの認定証です。
会の最後に、ムダをなくす作戦を続けていくことと、仲間を増やしていくことが大事であることを確認しました。御家庭でも子供たちの作戦継続のサポートをよろしくお願いします。
地球温暖化防止は何のためにするのか?だれのためにするのか?今日のセレモニーでも話題になりました。北極では、氷が溶け、ホッキョクグマの生きられる場所がどんどんなくなってきています。南太平洋のツバルという小さな島国は、海面の上昇により水没の危機が迫っています。未来の地球人の生活はどうなってしまうのでしょうか。
今日来られた地球温暖化防止や環境のために働いている県や市の皆さんの「目の前にいる子供たちを大切にする」態度や眼差し、所作に感動しました。子供たちに語りかける言葉や姿勢、大人の方から頭を下げて認定証を手渡す姿に、子供たちに対するリスペクト(敬意)を感じました。「あなたも地球温暖化を防止していく私たちの仲間なんです」「一緒にがんばりましょう」という強いメッセージのようにも感じました。
目の前にいる人を大切にできない人が、実際に会うことはないホッキョクグマやツバルの人々、まだ会ってもいない未来の地球人のことを大切にできるはずはありません。地球環境のために働く方々は、やっぱり「相手のことを大切にする」人なんだなーと感じました。今日接した大人の皆さんから子供たちが何か感じ取ってくれているといいなーと思いました。
相手を大切にした聞き方ができる5年生がすごく増えたことも実感しました。5年生の子供たちの成長をとってもうれしく思いました。