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深―く考えた道徳の授業でした(3年2組 道徳) 7月16日(火)

2024年7月16日 17時20分

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走るのが遅くあまりみんなと話さないクラスメイトと運動会で二人三脚をすることになった主人公。友達が遅くても「自分が引っ張ればいい」と考え、運動会まで毎日、一緒に練習を続けました。ところが、運動会当日、主人公は他のペアに遅れまいと焦ってしまいます。そんな時、一緒に練習したペアのお友達のゆっくりとした小さな声の掛け声が聞こえてきて、自分たちのリズムを思い出します。見事、ゴールまで完走、結果も見事に1位になりました。子供たちも身近に感じた資料のようで、話の展開もスッと子供たちのうちに落ちたようです。

授業は、今クラスで行っているくじ引きによる日直決めの場面を思い出すところからスタートしました。「苦手な子とか、あまり仲よくないお友だちとペアになった時、みんなはどんな気持ちになるかな?」「う~ん」「いまいち」「緊張しちゃう・・・」

人と関わっていく中では、相性がよい人、よくない人がいることは当然のことなのかもしれません。普段、友達と関わっている時の自分の気持ちを子供たちは一生懸命考えていました。

二人三脚の後、ペアのお友だちのお母さんからお礼を言われた時の主人公の気持ちや、ペアの子にどんな言葉を掛けたと思うか、主人公の気持ちを考えました。教室の隣の子とペアになって、自分の考えたセリフを伝える場面ではかなり照れくさそうにしているペアも見受けられました。

1学期も終盤。道徳の授業で子供たちが登場人物の気持ちを深く考える、自分を深く見つめる、友達と深く議論する、そんな姿がたくさん見られるようになりました。