紙芝居を楽しみました!(4年生) 9月2日(月)
2024年9月2日 14時06分心配された台風10号も温帯低気圧、低気圧へと勢力が弱まり、大きな被害もなくほっとしています。それでも、本日と金曜日は給食なしとなり、午前中のみでの下校となりました。保護者や御家族の皆様にはご心配とご迷惑をおかけしました。
明日からは、子供たちも楽しみにしている給食がようやく再開され、通常通りの生活に戻ります。少しずつ生活のペースを取り戻していけるといいなと思います。
さて、今朝は、4年生で地域のボランティアさんによる紙芝居が行われました。ボランティアさんたちは、事前に図書館や法務局まで出掛けて、「どんなお話がふさわしいのか」吟味し、紙芝居を選んできてくださったそうです。
1組では、「ぼくのきもち きみのきもち」といういじめがテーマの紙芝居をやってくださいました。いじわるする「ブルタロウ」といじわるをされていた「シバオ」の中身が入れ替わってしまうというお話です。いじわるをしていたブルタロウは、中身が入れ替わったことでいじわるされていたシバオの気持ちを理解するようになります。いじわるされていたシバオは、ブルタロウになって生活してみて、おうちでつらくさみしい思いをしていたブルタロウの気持ちとたいへんさを理解します。
学校全体でなくしたいと考えているいじめについて考えさせてくれる紙芝居でした。紙芝居が終わった後、「どんなことを感じたか、教えて。」とボランティアさんに投げ掛けられましたが、残念ながら手を挙げて発表できる子は表れませんでした。躊躇する子供たちを見ながら、「だれか一人でも感想を言ってくれればいいのに・・・。」と思いましたが、子供たちは真剣に紙芝居のお話を聞いていました。今日の4年生の子供たちの聞く態度は、まさに「相手を大切にした聞き方」で感心しました。発表することはできませんでしたが、どの子もいじめについて考えることができたと思います。
「自分も相手も大切にする子~東小の文化をつくる~」「相手を大切にした聞き方」「相手に届くあいさつ」「いじめのない学級・学校づくり」東小で目指していることを保護者の皆様、地域の皆様と共有して、2学期も子供たちの成長を支援していきたいと強く思いました。