かさの単位を勉強しています(2年2組) 9月9日(月)
2024年9月9日 14時40分2年生では、水など液体の量を表すかさの単位を勉強しています。リットルのL、デシリットルのdL、ミリリットルのmL。アルファベットも分からない2年生には、少しハードルが高いようにも感じられましたが、子供たちは一生懸命がんばっていました。
「1Lは、何dL?」「1Lは、何mL?」今日はこれまで学習してきたことを確認した後、かさの単位に慣れようと先生の用意したプリントとにらめっこ、練習問題を解きながら、理解を深めていました。
教室には、1Lます、1dL ます、1Lの牛乳パック、子供たちがお家から持ってきたペットボトルやシャンプーの容器などがありました。実際の物を使って、子供たちは1Lや1dL、1000mLなどの量感を学んだのだろうと想像しました。しかし、プリントにある問題の言葉や挿絵からのみでは考えられないで止まってしまう子も何人かいました。横について、少し一緒に考えてあげると、子供たちはまた一生懸命考え始めます。教室に、何人か支援の先生が入れたらいいなと思いました。
プリントの問題を最後まで解いて、先生に丸付けをしてもらいに行く子供たちはみんな笑顔で、誇らしげでした。
LやmLは、日常生活でも、見かける単位ですが、dLはほとんど遭遇することがありません。授業を参観しながら、「dLが使われている物、見つけてみたいなぁ」と思いました。2年生のお子さんのいる家庭では、お家の醤油さしを見せながら、「これは何dL(何mL)入る容器かな」なんて会話をするのもいいのかもしれません。そんな会話を通して、かさの感覚、量感を得ていけると思います。
算数では、特に考える力が必要です。「どうやって考えればよいのか」を鍛えることで、その考える力が他の場面でも発揮されるようになります。「考えることが面倒くさい」ではなく、「考えることが楽しい」という子に育ってほしいですね。