生き方講座を開きました!(6年生 総合的な学習の時間) 9月10日(火)
2024年9月10日 17時43分6年生は、総合的な学習の時間に地域の皆様を講師にお迎えして、生き方講座を開催しました。教育や福祉、国際理解、文化、技術、芸術など、様々な分野で活躍されている方々6人にお話いただき、子供たちは自分が興味のある2つの分野を選択してお話を聞くという形式で行いました。
教育の究極の目的は、子供たちが自らの生き方・在り方を考え、なりたい自分を実現していくことにあります。小学校6年生の現時点で、「将来こんな仕事をしたい」そんな夢を描いている子もいるでしょうし、自分の興味・関心や得意なことがどんなことなのかもまだ分からないという子もいるでしょう。「生きるとは?」「働くとは?」どういうことなのでしょう。親以外の大人から話を聞くということは、子供たちにとって自らの生き方・あり方を考えるきっかけになります。貴重な時間を割いて本日お越しくださった講師の皆様に心より感謝申し上げます。
こども園の先生方、地元で自動車整備工場を経営されている方、市内で通訳のお仕事をされている方、市の郷土資料館で学芸員として勤めている方、書道家として活躍されている方が子供たちに現在されているお仕事のことやその仕事をするようになったいきさつや仕事のやりがいなどをお話してくださいました。
「どんな仕事に就きたいかよりも、どんな大人になりたいかをちょっとだけ考えてみよう」「どんな仕事をするかよりも、どんな気持ちで仕事をするかが大切だと思います」講師の先生方が話される言葉や体験談に子供たちは真剣に耳を傾け、時にはメモを取りながら聞いていました。普段の授業よりも今日の講座の方が圧倒的に聞き方がよい子供たちがほとんどでした。それだけ、講師の皆さんのお話が子供たちにとって興味深かったのだと思います。
この子たちがどんな大人になっていくのでしょう。将来、どんなふうに生きていくのでしょう。想像するとワクワクしてきます。
自分が今日聞いたお話をまとめ、次回は、別の講師のお話を聞いた児童と交流をする予定です。自分の中になりたい将来の自分の姿が、夢が広がってくるといいなと思います。