静岡県グリーンバンクによる出前授業(5年生 総合・社会科) 9月17日(火)
2024年9月17日 18時03分本日、5年生は、静岡県グリーンバンク、掛川森林組合から4人の講師の皆さんをお迎えして、森林ESDの出前授業を受けました。ESDとは、英語の頭文字ですが「持続可能な開発のための教育」という意味です。私たちの身の回りの森林を守り、よりよい状態の森林を持続させていくために子供たちに森林について理解してもらおうという授業です。
実際に山でお仕事をされる服装で、チェンソーなどの道具を持って、森林・林業の現役プロフェッショナルさんも来てくださいました。
総合的な学習の時間に環境について勉強している5年生ですが、林業や森林について、興味を持ってお話を聞けるだろうかと心配していましたが、子供たちは前のめりにお話を聞き、積極的に質問していました。
森林がなくなれば、地球温暖化はさらに加速すると言われています。「もっと森を守るために働く人を増やさないと・・・」授業後、そんなことを話している子供もいました。
やがて、子供たちも大人になり、それぞれが仕事をするようになります。今日来てくださった4人の講師のみなさん、どなたもステキな大人でした。こんな人になりたい、こんなふうに仕事をしたい・・・今日の出会いが子供たちの夢に何かしらの影響を与えているのでは・・・と思っています。
林業に携わる人から直接お話を聞く機会というのは、なかなか得られません。日本は比較的森林保護は進んでいますが、世界に目を向けると自然破壊がどんどん進んでいる地域もあります。今日の授業が世界や世界の様々な問題に目を向けるきっかけになるのかもしれません。
講師の皆様、本日はステキな授業をありがとうございました。