学校ブログ

ゆたかなこころの授業(5年生) 9月19日(木)

2024年9月19日 17時13分

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本日、地域のボランティアさんが講師を務めてくださる「ゆたかなこころの授業」を5年生で実施しました。お二人のボラティアさんがお見えになり、準備した絵本の読み聞かせをしてくださいました。

読んでくださった絵本のうちの一冊は「おとなになるっていること」という本でした。思春期の体の成長、第二次性徴の話、男の人と女の人のからだの違い、成長の個人差、性自認などの性の多様性を考えるお話でした。

日本は先進国の中で一番性教育が遅れていると言われています。「性教育後進国」と指摘されることもあるようです。ユネスコが世界保健機関(WHO)とともに作成した「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」では、性教育の開始年齢は5歳となっているそうです。

世界中のほとんどの国が、このユネスコのガイダンスを参考に性教育に積極的に取り組んでいるとしたら、日本が「性教育後進国」と言われることにもうなずけます。

これまで、もしかしたら今でも、家庭も学校も性教育にはまだまだ消極的なのかもしれません。一方で、子供たちが日々膨大な情報にさらされています。性教育の必要性はますます高まっているのかもしれません。

地域の大人が、ゆっくりとした口調で真剣に性のお話をしてくださいました。子供たちに対して、「必要なこと」「伝えたいこと」なんだよという気持ちがすごく伝わってきました。

地域の方々が、本校の子供たちの健やかな成長を私たちと同じように願い、力を貸してくださっていることを本当にうれしく思います。子供たちのうちに「ゆたかなこころ」が育まれていくと信じています。

ありがとうございました。

5年生の子供たちの聞く態度がすばらしかったこともとてもうれしく思いました。