高齢者になって、何を考えたかな(4年2組 総合的な学習の時間) 10月10日(木)
2024年10月10日 14時33分社会福祉協議会の職員の方の指導の下、4年生の子供たちが高齢者の疑似体験をしました。重りの入ったベスト着て、ひじとひざには、動きを妨げるサポーターが巻かれ、音が聞きにくくなるイヤーマフをして、杖をついて歩きます。
グループの代表児童が、配付されたお年寄り体験グッズを持ちに集まったのですが、自席に戻るだけでもたいへんそうでした。「なにこれっ!おも~いっ!」張り切って取りに行った子たちも予想外の重量に驚いていました。
グループのお友だちに手伝ってもらって、装備を装着し、お年寄り体験のスタートです。廊下に出て階段を降りてから再び教室の前まで戻ってきます。子供たちは笑顔でしたが、老化を感じつつある私は、笑顔にはなれず、あと何年でこんな感じになるのかな…と複雑な心境になりました。
お年寄り体験…子供たちがどんな気持ちや課題をもってこの体験に臨んだのかが重要です。そして、実際に体験してみてどんな気持ちになり、どんなことを考えたのでしょうか。考えが深まったり、視野が広がったりしていれば、今日の学びが意味あるものであったと言えます。超高齢化社会に向かっていくこの国をこの先作っていく子供たちに期待していますが、まずは身近なおじいちゃん、おばあちゃんに対して、いつも以上に優しくなれたら、ステキですね。子供たちの学習のまとめと振り返りを見るのが楽しみです。