学校ブログ

いざという時のために命を守る!(着衣泳) 7月11日(金)

2025年7月11日 14時25分

万が一、服を着たまま水に落ちてしまう水難事故に備えて、自分の命を守るための技術を学ぶ「着衣泳」を行いました。浅羽東小学校では、毎年、体育の授業で、全校児童が「着衣泳」を学んでいます。

今日は、6年生が、水着の上から長そでシャツと長ズボンを身に付けて、水の中に入りました。まずは、服が水に濡れる感覚を覚えて、服のまま水に落ちても慌てないことを学びました。そして、服を着ていると、体への抵抗が大きくなり、動きにくくなります。しかし、その反面、水着よりも浮きやすく、「泳ぐ」よりも「浮く」ことを意識すると、体力を消耗することが少ないことを体感できました。

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次に、空のペットボトルをお腹や胸の前で持ち、仰向けになると、一層浮きやすくなることを学びました。ペットボトル以外でも、水に浮いているものにつかまることで、命を守ることができます。ものにつかまって浮くためには、仰向けになると浮きやすく、体力の消耗を最小限に抑えられます。また、川や海などに落ちた人を助けるために、水に浮いてつかまれるものを投げ入れるとよいことも学びました。決して、自分が飛び込んで助けに行くことはしてはいけません。

もうすぐ、子どもたちが待ちに待った夏休み。いつ水難事故に遭うとも限りません。学校で水泳を学習する目的の一つは、自分の命を自分で守ることができるようにすることです。水泳の授業を通して、しっかりと技術を身に付けられるよう、指導していきます。そして、安心して楽しい夏休みを過ごしてほしいと思います。

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