地域・家庭・学校が連携して子どもたちの命を守る!(浅羽学園下校時一斉避難訓練) 12月5日(金)
2025年12月5日 17時19分今日、冷たい風が吹く中、浅羽学園の小中学校が一斉に、下校時に震度5強の大地震が発生したことを想定した避難訓練をおこないました。子どもたちが自分の命は自分で守るという「自助」の意識を高めること、保護者・地域・学校が連携して下校中の子どもたちの安全を確保する体制を整えることがねらいです。
おとといのブログでご紹介しましたが、11月27日(木)には、5・6年生の通学区長と通学班長が集まり、あらかじめ下校時の避難場所としてふさわしいと思う場所をピックアップしてありました。どの時点で大地震が起こるかはわかりません。
今日は、まず、通学区会を開きました。避難訓練の目的や避難場所、気を付けることなどを確認しました。その後、遠い通学区から順に学校を出発しました。今日の訓練に合わせて、ガードボランティアの方々をはじめ地域の方々、保護者の皆さんなどが、街頭に立って見守ってくださっていました。事前に地域回覧や連絡メール等でお知らせしてありましたが、皆さんのご協力がとてもありがたく感じました。
午後2時に、袋井市の浅羽中学校区内で、下校時の避難訓練開始の同報無線が流れました。子どもたちは、その放送を聞き、安全な場所を探して身を守る体勢をとりました。近くに教員やガードボランティアさん、保護者の方がいた通学班もありましたが、子どもたちは、自分たちでどうしたらよいか考え、その場の状況をみて判断していました。
避難が完了した後は、通学班ごとに、そこが本当に避難場所としてよかったか、他に避難できそうな場所はあるか、この後どんな行動を取ったらよいかなどについて話し合いました。実際にやってみて分かることはたくさんありました。午後2時20分に、訓練終了の同報無線が流れ、子どもたちは、集団下校をしました。
今回の避難訓練実施にあたり、地域の皆さん、保護者の皆さん、関係機関の皆さんにたくさんのご協力をいただき、ありがとうございました。今日の訓練で得たことを生かし、地域や保護者の皆さんと連携して子どもたちの命を守るためにはどうしたらよいか考えていきたいと思います。引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。