1・2年生も、最後の持久走記録会をがんばりました! 11月25日(金)
2022年11月25日 18時32分11月とは思えない陽気の一日となりました。
今日は1・2年生も最後の持久走記録会でした。約700m、1年生の中には、「初めてこんなに長い距離を走ったよ!」という子がいたかもしれませんね。
登校時に、正門のところで「今日は最後の持久走がある」と教えてくれた2年生がいました。表情は暗い感じだったので、掛ける言葉に迷いました。「この前は3番だった。1番になりたいな。」イヤだ、嫌いだという言葉ではなかったのでほっとしました。「今日で最後だから、頑張って!」握りこぶしを見せてエールを送りました。
2時間目の授業が終わって、運動場に向かう1・2年生の子どもたちはやる気に満ちていました。元気いっぱい、廊下を走って飛び出していく子がたくさんいました。「廊下は歩きますよ~!」先生たちのそんな声が聞こえてきました。
持久走が始まりました。普段から運動している子もいるでしょうし、そうでない子もいるでしょう。体格に差もあります。でも、どの子も一生懸命頑張りました。記録会が始まった当初、かなりの時間歩いてしまっていた子も,今日はほとんど走っていました。数回の授業の中での成長を感じました。みんな一生懸命で、かっこよかったです。
昨日のブログに、高学年の記録会で、2位という結果に悔しさいっぱいの子がいたことを書きました。今日の1・2年生の授業でも同じような光景を目にしました。2位という結果に,悔しくて気持ちの整理がつかず、泣けて泣けて仕方ないという様子でした。授業が終わっても泣いていて、職員に促されてなんとか校舎には入ったものの昇降口先のホールで止まっていました。
見かねて声をかけました。
「2位で悔しかった?」「うん」
「そうか、1位取りたかったんだもんな」「うん」
「先生、あなたが走ってる姿見てたけど、かっこよかったよ。むっちゃ速いなーって思った。1位取りたかったと思うけど、2位だって、すごいことなんだよ。先生からすると、2位って、『むっちゃ、すごいじゃん!』て感じなんだよ。1位もいれば、2位もいる。10位の子も、20位の子もいる。順位がつくから仕方ないんだな。今、何年生?」「2年」
「2年生か、じゃあ6年生までに、あと何回チャンスがあるんだ?」「4回」
「悔しかったって気持ちは忘れない!悔しかったな~って。で、来年またがんばろっ!」
まもなくその子は、自分で立ち上がって教室に向かっていきました。悔しさいっぱいの後ろ姿もかっこよかったです。
その後の休み時間に廊下で偶然出会いました。「先生、オレもう泣きやんだよ」と笑顔で報告してくれました。
中学年の最後の記録会は,参観できませんでした。ごめんなさい。どの学年でも、どの子にもステキなステキなドラマがあったと思います。