メディアの利用時間を決めて守れるようにしよう!(浅羽学園 健康の日) 5月11日(木)
2023年5月11日 10時21分今日は浅羽学園統一の健康の日です。
朝の時間帯に、放送で保健室の先生から「メディアの利用時間を自分で決めて、守ることができる子」を目指して、学園で取り組んでいくというお話がありました。
昨年度実施した調査の中で、平日のメディア利用時間が4時間を超えている子どもが小学生で10%前後、中学生では25%もいることがわかりました。3時間以上でみると、小学校低学年では21%、中学年では30%、高学年では38%、中学生では56%にのぼります。昔は「テレビばっかり見ている」と叱られたものですが、今はそれ以外のメディア(パソコン、スマホ、タブレット、ゲーム機など)も増え、子どもたちが楽しめるコンテンツもどんどん出されているとなれば、利用時間が増えるというのも当然な話です。
「家で勉強しない子が増えた」「本を読まない子が増えた」「外で遊ばない子が増えた」と言われますが、メディアの影響が大きいと言わざるをえません。
本日、子どもたちは「メディアカード」を持ちかえりました。2つの課題があります。一つは、「平日のメディア利用時間は、○○時間○○分以内にする」という目標を決めること、もう一つは、現在の生活の様子(メディアの利用による目の疲れ、睡眠不足の自覚があるか、そしてメディア疲れ解消のための取組)を振り返るということです。
メディアは私たちの生活をより便利に、そして快適にする有益な物である一方、私たちの生活や健康に悪影響を及ぼすという陰の部分ももっています。そのことを理解した上で、適切に使っていくことができる子になってほしいと思います。おうちの人と一緒に考えてみてください。