お子さんは給食も楽しめていますか? 4月27日(木)
2023年4月27日 15時01分今日の献立は、「食パン、牛乳、チキンのバーベキューソース、野菜サラダ、コーンチャウダー、いちごジャム」でした。ご飯よりパンの方が好きという子の方が多い気もするので、今日のメニューは子どもたちの好きな物が多いのかなと思いました。2年生の教室へ行ってみると、担任の先生が配られたけど食べきれないという子の給食を一品ずつ減らしていました。「どれくらいなら、食べられる?」丁寧に子どもと交渉しながら減らします。担任の先生の(苦手な物でも少しはがんばって食べてほしい)という気持ちが優しい言葉の向こうに透けて見えます。
一通り減らした後は、食べられる子への追加の配付です。野菜サラダをおかわりする子もたくさんいました。「食べたいけど、様子見てからでもいいですか?」まずは配られた物を食べきってからと、しっかりした子もいました。パンとチキンは大人気でした。「チキンは、半分にしてもいいならみんなもらえるけどどうする?」「じゃんけんで負けたらあきらめるにします。」給食のおかわりの場面でも、自分の気持ちを大事にしたり、相手の気持ちを考えたりする子どもたちの姿が見られました。特にもめることもなく、じゃんけんに勝った子が受け取っていました。「担任の先生が食事する時間がどんどん短くなっちゃうなぁ」様子を見ながら、担任の先生たちのたいへんさを感じました。
今日のいちごジャムは、給食センターこだわりの手作りジャムです。いちごジャムと言えば、以前はビニル製の小袋に入ったもの。給食当番が、ぽんぽんと机の上に置いて配っていました。「いただきます」をした後、袋の縁を少し噛み切って破り、パンの上で絞り出したのを思い出します。
日本一の給食を目指している袋井市では、ジャムをお玉ですくって小皿にのせて配ります。ひと味もふた味も違います。
以前、他県から転入してきた児童のお母さんと偶然言葉を交わす機会がありました。「お子さん、どうですか?学校には慣れましたか?楽しく登校できていますか?」「うちの子、『給食が死ぬほどうまい!』と言っています。楽しく学校に行けています。」と答えてくださいました。
直接お会いすることもない給食センターの方々が、毎日一生懸命「おいしくなぁれ、おいしくなぁれ!」と念じながら作ってくださっています。感謝なことですね。