タブレットを使って話し合い、考えを深める(6年2組 国語) 6月9日(金)
2023年6月9日 14時57分6年2組の国語の授業、今日のめあては「話し言葉と書き言葉の特徴は何だろう」でした。説明文を読み取ると同時に、班の仲間と意見を出し合い、課題を追究していきます。
今日は、タブレットの画面上にベン図を出して、その図の上に、「話し言葉」の特徴、「書き言葉」の特徴、そして共通する特徴を書き出していきました。班のメンバー4,5人が画面上で同じベン図を共有しているので、それぞれの児童が画面上に貼り付けていく付箋を同時に全員が自分のタブレットの画面で確認することができます。画面上の付箋にどんどん書き込んでいる子もいれば、班のメンバーと「話し言葉」を使って話し合いながら、それぞれの特徴や共通点を見つけ出そうとしている子もいます。
「話し言葉」と「書き言葉」の特徴を確認することができる場面でした。タブレット上の付箋紙に書き込んでいる子たちが使っているのは、「書き言葉」です。相手がいなくても一方的に書き込むことができます。「書き言葉」は消さないかぎりはいつまでも残すことができるので、いつでもだれでも読むことができます。
一方、友達と話をしている子たちが使っている言葉は、「話し言葉」です。聞いている相手がいないと成立しません。話し言葉は録音でもしないかぎりすぐに消えてしまいます。
今日の話合い活動をタブレットを用いて行っていたのは、「書き言葉」のよさを生かすためであったと言えます。一人一台端末が配備されたことで、かつては「話し言葉」でしかできなかった話合いが、「書き言葉」でも行えるようになりました。授業のやり方もずいぶん変わったなぁと感じます。
6年生の子どもたちが、真剣に深く学んでいる姿が印象的でした。