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里山へ出掛けて「一年生を迎える会」を実施しました! 5月9日(木)
2024年5月9日 15時20分恵まれた天候の下、一週間延期した一年生を迎える会を無事に実施することができました。全校で諸井里山に出掛けて実施する大きなイベントです。子供たちも楽しみにしていたようです。朝、正門で子供たちを迎えていると、「おはようございます」のあいさつよりも先に「先生、今日里山に行けるよね?」と尋ねてくる子が何人もいました。大人の感覚で、「それよりも先にまずはあいさつでしょ!」と一瞬考えましたが、それだけ楽しみにしてくれていたのだと考えると、仕方ないかなと思えてきました。「今日は行くよっ!」大きな声で答えました。
里山では地域の皆様が子供たちを待っていてくださいました。里山保存会の皆様、諸井地区の自治会長様、民生委員様・・・多くの方々が子供たちが安全に楽しく過ごすことができるよう御支援くださいました。
青空委員会の子供たちがオープニングとエンディングのセレモニーを担当し、全校児童にこの会の目的を伝えながら、「これから皆でよりよい浅羽東小をつくっていこう!」というメッセージを投げかけてくれました。
地域の方々も子供たちにお話をしてくださいました。諸井里山では、これからニイニイゼミ、クマゼミ、アブラゼミ、ヒグラシの4種類のセミが順番に登場し、鳴き声を聞いたり実際に目にしたりすることができるそうです。夏にはカブトムシを捕まえることもできるそうです。自然に親しみ、友達と楽しく遊んだり、お家の人と訪れたりする場所として里山を利用してくださいとおっしゃってくださいました。
その後、通学区ごとに楽しく遊びました。一年生を歓迎し、楽しく過ごせるように事前に準備をしてくれました。「一年生を迎える会だから一年生がやりたいという遊びをしようよ」事前の話合いでは高学年の子供たちからそんな意見も出ていたそうです。5,6年生のリーダーさんが通学区のメンバーをまとめながら、鬼ごっこやかくれんぼなどをして楽しく過ごしていました。300人以上が一緒に遊んでいます。時々、はぐれてしまう子もいるようで、「先生、○○さん見ませんでしたか」と尋ねられることもしばしばでした。一年生を喜ばせようと上級生が気を遣っている姿や、上級生が下級生の手を引いて歩いている姿はとってもステキでした。
また、帰校する際、最後まで子供たちを見送ってくださっていた地域の皆様の姿に心が温かくなりました。本当にありがたいことだと感じました。
諸井里山は、子供たちのふるさと、浅羽の宝物です。いくつになっても懐かしい場所として覚えていられるようにこれからもたくさん遊びに行ってほしいと思います。地域の方々が整備し、守っている里山をやがて子供たちが引き継いで守っていく姿を想像します。