世界に一つだけの土器づくりをしました(6年生) 7月7日(金)
2023年7月7日 14時14分今朝、登校してきた6年生の多くが手に大きな葉っぱを持っていました。土器づくりの際、土器の下に敷いて使うとのことでした。
先日、土器づくりのガイダンスを行いましたが、今日は歴史資料館から4人の職員の皆様が来校して下さり子どもたちに土器づくりを指導してくださいました。
前回の総合の時間にすでにデザインを考え、どんな土器にするのかスケッチしてあります。今日は、専用の粘土を使って、土台の部分から作っていきました。
「小学校でこれが最後の粘土かもしれない」聞こえてきた言葉が、少し悲しく感じられました。真剣に、でも楽しそうに粘土を手に取り、よく練りながら自分の土器に仕上げていきました。
縄文時代、弥生時代の人々の気持ちを想像しながら、がんばっていたのかもしれません。焼いた時に取れてしまわないだろうかと心配になるくらい細かな装飾を施してある作品もありました。
作業が進むにつれ、子どもたちの手は粘土と同じ茶色になっていきました。3時間とおしての作業です。独特の姿勢になる子もいました。下から見ながらやった方がやりやすいので・・・とのことでした。自分の手で粘土の感触を味わいながら作業してできた作品です。早く完成品が見てみたいでしょうね。焼き上がりが楽しみです。
さすがは6年生、資料館の方々へのあいさつも、聞く態度もステキでした。