タブレットに録音しながら音読発表(5年1組) 3月6日(水)
2024年3月6日 17時30分5年1組の国語では、「大造じいさんとガン」の本読み発表をしました。
今日は、班ごとに分担を決め、タブレットに音読を録音しました。タブレットのなかった時には、教師が子供たちの音読発表を聞くためには、順番に本読みをさせるしかありませんでした。タブレットで録音した音声を先生に送ることも可能なので、すべての班が同時に行っても大丈夫です。担任の先生は各班の取り組みの様子を観察して回っていました。
同時進行の問題点は、距離をとらないと隣の班の人の声や音をひろってしまう可能性です。「教室内でできるだけ広がりましょう。」「拍手したい気持ちになると思うけど、遠慮してくださいね。」といった指示が先生からありました。
班ごとに順番を決め、録音を開始して、発表を始めました。みんなの前でやるよりは、抵抗感は少ないのではないでしょうか。それでも最初の子は、少し緊張気味です。周りの子の中には、心配そうに見つめている子もいました。どの班も真剣に取り組んでいる教室の雰囲気がステキでした。
母語が日本語ではない子もいました。指で文字を追いながら一生懸命読んでいました。班の子供たちがその子を支えてくれている優しい雰囲気がステキでした。「がんばれ!」私も心の中で声援を送りました。その子が読み終えると班の子供たちが自然と拍手を送っていました。
ICT機器が整備され、本読みの発表やテストもやり方を変えることが可能になりました。先生が評価するための活用ではなく、録音を自分で聞いて感情を込めて読めたかを客観的に評価して改善につなげることも可能になりました。ICT機器の効果的な活用方法は、まだまだたくさんありそうです。宝の持ち腐れにならないよう、活用を進めていきたいと考えています。