自分で点字を打ちました(4年生 総合的な学習の時間) 7月9日(火)
2024年7月9日 18時03分福祉について学習している4年生が今日は点字の学習をしました。6つの点をどのように組み合わせるとどんな文字(音)になるのかを教えていただきました。一人に一つずつ、渡された点字器と点筆、初めて触れる道具だったと思います。想像以上に子供たちは点字に興味をもち、実際に点字を打ってみると、たくさんのこどもが「おもしろーい!」と気持ちを声にしていました。
点字を打つ作業は、地道な作業です。それでも五十音を打ったときには、どの子も黙々と点筆を刺して作業を進めていました。集中して取り組む4年生の子供たちの姿に感動してしまいました。自分の打った点字を点字器からはずして、裏返しにして指先の触覚で点字を読み取ろうとがんばりましたが、簡単なことではありませんでした。視覚を失ってしまった方は、指先の感覚が研ぎ澄まされていくと聞いたことがあります。人間は、たとえ何かの能力を失ったとしても、生き残るためにその他の能力がそれを補おうとどんどん伸びていくそうです。人間だけでなく、すべての動物がそうなのかもしれません。
身の回りにある点字にもきっと興味がもてると思います。
福祉の学びは、「相手を大切にする子」に直結しています。
学びの機会を提供してくださる社会福祉協議会、そして、毎年来てくださる講師の先生に心より感謝しています。