ゆたかなこころの授業(6年生) 9月5日(木)
2024年9月5日 16時53分今日のゆたかなこころの授業には、地域で保護司として活躍されている浅田さんを講師としてお迎えしました。保護司とは、法務大臣からの委嘱を受けて犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支える民間のボランティアさんです。
浅田さんは、浅羽町や袋井市の議員さんとしても長年働いてこられ、子供たちの夏休み学習室にも学習支援ボランティアとして来てくださっていました。
お話の中心は、「ものごとを見る目の大切さ」でした。浅田さんが中学生になったとき、同じクラスに他の小学校出身の同級生で「親分」と呼ばれていた子がいたそうです。体も大きく、怖い人という印象のその人が実は妹思いの優しい人だということを知って、それまでの印象が一変したそうです。さん付けで呼んでいたその子をあだ名で呼ぶことができるようになるほど、関係性も変わったそうです。ものごとの一面だけを見ていても本質は分かりません。入った情報を鵜呑みにするだけでは真実は分かりません。「総合的に」「科学的に」「批判的に」ものごとを見ることが大切だということをいろいろな話を通して教えてくださいました。
情報があふれる社会に生きる私たちです。ものごとを正しく見る目をもちたいなと思いました。
地域の大人と関わる機会は子供たちにとって、貴重です。地域の方が講師を務めてくださる「ゆたかなこころの授業」は本校ならではのステキな財産だと思います。