5年生の観音山冒険記④ 2月4日(火)
2025年2月4日 08時30分2日目のお昼ご飯は、おにぎりのお弁当でした。班ごとに、外に出て食べるか、食堂で食べるか、決めてよいということにしましたが、東小にも北小にも外に出て・・・という班はありませんでした。日中とはいえ、外は寒く、午前中、山を歩き回って疲れていたからかもしれません。食堂で、みんなで楽しくおいしく昼食をいただきました。
午後はクラフトづくりの予定ですが、時間的なゆとりがあったため、部屋に戻ってみんなでワイワイと遊んで過ごす子もいました。中には、布団にもたれて気持ちよさそうにのんびりしている子もいました。
午後は食堂で、クラフト作りを行いました。午前中のOLビンゴで山中を歩きながら、クラフトに使う葉っぱや木の枝、小石などを拾ってきていた子もいました。1cm程度の幅にカットされた木の枝部分を一人1枚受け取り、置物式、または、つり下げ式で制作します。表面をやすりで磨くことから始め、絵や文字の下書きをして、絵の具で色を付けます。松ぼっくりやどんぐり、木の葉や枝をボンドで取り付け、仕上げにニスを塗ります。所員さんの説明をしっかり聞いて、夢中に作業を進める子供たち、それぞれが世界に一つしかないステキな作品を完成させることができました。
クラフトの完成後、OLビンゴで見つけたポストに記されていたワードの答え合わせをしてから、先生がポストの番号を引いて、ビンゴゲームをしました。ポストをたくさん見つけた班が有利なはずですが、運に見放されるとなかなかビンゴとはなりません。ビンゴ景品のシールがほしかったのか、最後まで残るのは嫌だと思ったのか、子供たちは何だかとても盛り上がっていました。
この日が誕生日だった児童がいました。観音山で集めた石などを使って、手作りのプレゼントを用意してくれていた人たちがいました。サプライズで、友達にお祝いされてとってもうれしそうでした。子供たちの優しさに先生たちは感動していました。
一日活動した後の夕食はまた格別でした。ご飯とお汁はお代わりが用意されていましたが、お腹が空いていた子が多かったため、あっという間に完食となりました。
夕食後、プレイホールにて3部構成の「キャンドルのつどい」をしました。第2部は、両校のレク係さんの進行によるレクリエーション、北小が準備してくれたレクは「もうじゅう狩り」と「フォークダンス」でした。一日目よりも子供たちがより親密になり、みんなで楽しむことができました。フォークダンスと聞いて、自分が子供の頃、昭和の時代を思い出しながら、今の子たちがフォークダンスやれるのかなと心配していましたが、子供たちはみんな笑顔で大盛り上がりでした。
東小のレク係さんが用意してくれたのは、「ジャンケン列車」と「人間知恵の輪」でした。東小、北小の子供たちが入り交じり、みんなで楽しむことができました。ジャンケン列車の先頭は、東小の子供たちでした。
キャンドルのつどいのしめくくりは、メインキャンドルから火の使いが取ってきた火を一人一人がもっているキャンドルに灯すキャンドルサービスです。炎を見つめながら、みんなで助け合い励まし合って楽しく過ごした観音山での活動を振り返りました。そして、自分を支えてきてくれた家族のこと、友達のこと、先生方のことを思いながら、最後に、自分自身を振り返りました。厳かな雰囲気の中、キャンドルのつどいを終了しました。
キャンドルのつどいの後、入浴まで少しだけ時間があったので、外へ出て前日にできなかった星空観察をしました。カメラでは真っ暗な空しか写すことができませんでしたが、子供たちが見上げた夜空にはたくさんの星が光っていました。
観音山、二日目の夜は、多くの子供たちが一日目よりも早く眠りについたことでしょう。先生たちにも、多少疲れが見えました。