白杖を使って歩く体験をしました。(4年生福祉体験) 5月19日(月)
2025年5月19日 13時43分4年生は、総合的な学習の時間に、福祉について学んでいます。前回は、袋井市社会福祉協議会の職員の方を講師に招いて、福祉の考え方について学びました。
5月14日(水)には、目の見えにくい方が使っている白杖を使う体験をしました。始めに、袋井市社会福祉協議会の職員の方から、白杖や点字ブロックなどについて説明を受けました。どんな人がどのようにして使うのか、どんなことに気を付ければよいかなど、丁寧に話してくださいました。
その後、子どもたちは、ペアになって、アイマスクを着けて白杖を持って廊下や階段を歩いてみました。子どもたちからは、「前がよく見えなくて、もし段差でつまずいたらと思ったら、とても怖かった。」「学校の中ならいいけど、お店や駅やホテルではどうすればよいか知りたい。」などといった感想が聞かれました。また、「白杖は、普通の杖と違って、先端に滑り止めが付いていなくて軽いことが分かった。」「点字ブロックの種類と意味が分かった。」「ガイドヘルパーがいると安心することが分かった。」など、様々な知識も学ぶことができました。
この体験を通して、目が見えにくい方の気持ちを考え、自分にできることを考える機会になりました。これからも、車いすや点字、手話など、様々な体験を通して、すべての人の「ふだんのくらしがしあわせに」なるために、自分で考え、気付き、行動できるよう支援していきます。