体と心はどのようにおとなになっていくのかな?(4年生 思春期講座) 11月13日(木)
2025年11月13日 11時48分11月11日(火)に、4年生を対象として「思春期講座」が開かれました。講師は、保健師の佐々木睦美さんです。自分の体と心を守ること(性暴力の防止)、自分を大切に思う気持ちを育てることを目的としておこなわれました。
まず、自分の体は自分のものであり、とても大切なもの、というお話がありました。性暴力に対して、「嫌」と言えること、それは、「自分を守るための大事な言葉」と教えてくれました。
次に、「体についての正しい知識をもてば、心配が減る」と、男性と女性の体の仕組みと役割を教えてくれました。男性と女性の違いや、清潔に保つための方法などを分かりやすく説明してくれました。
最後に、心と体がおとなに変わっていく時期を「思春期」と呼ぶこと、思春期には、自分の中のおとなの心と子どもの心かぶつかって、イライラしたり腹が立ったり不安になったりしやすいことも学びました。そんな時は、深呼吸したり誰かに話したり好きなことをしたりするとよいそうです。そして、たった一つの自分の体を守るために、「自分で考え、自分で選び、自分で決める力」や誰かに相談する力をつけてほしいと訴えました。
ご家庭では、性に関する内容をお子さんに直接伝えることをためらうこともあるのではないでしょうか。でも、今回の講座で学んだことについて、ぜひお子さんに尋ねてみてください。話しにくかったことも案外すんなりと理解しているかもしれません。
今、ネットやスマホでは、様々な情報に触れることができます。だからこそ、正しい知識を身に付け、自分で判断できるようにすることはとても大切なことです。こうした中、この思春期講座はとても有意義なものでした。これからも、あらゆる機会をとらえて、「自分も相手も大切にする」ということについて考えていきたいと思います。