新しい週のスタートです。 9月5日(月)
2022年9月5日 12時08分台風の進路が心配な週明けとなりました。依然厳しい残暑の中にありますが、朝晩は多少涼しさを感じられるようになりました。先週金曜日は、急な豪雨と雷の発生により、中学年の子どもたちには、雷雲が遠ざかるまで学校に待機してもらい、下校を遅らせる対応をとりました。御心配をおかけしました。
さて、週明けの月曜日、子どもたちは元気に登校できたでしょうか。休日をはさむと、生活リズムを崩してしまったり、「お家にいる方が楽しい」と学校に行くのに前向きになれなかったりする子どももいるかもしれません。週明けの朝は、正門を入っていく子どもたちの表情が特に気になります。
子どもたちの登校が済み、各教室にあいさつに向かいました。昇降口では、さわやか委員会の子どもたちが、月曜の朝恒例のアルミ缶回収を熱心に行っていました。アルミ缶を入れた袋をカタカタ言わせながら登校してきてくれた子どもたち、そして、月曜日の朝から委員会活動に一生懸命取り組んでいる子どもたち一人一人に「ありがとう」と伝えたくなります。
8時15分までの朝の支度の時間、1年生の教室から順番に中をのぞいてあいさつすると、「おはようございます。」と元気なあいさつが返ってきました。クラスによっては、私があいさつする前に大きな声であいさつしてくれる子どもたちもたくさんいました。
あいさつをされると、自分の存在が認めてもらえているようでうれしい気持ちになります。あいさつができる子は、相手を大切にしている人です。その一方で、自分のことも大切にしていると言えます。あいさつができる人は間違いなく相手によい印象を与えているからです。
あいさつには、「自分の心を開いた状態で相手の心に迫る」という意味があるそうです。あいさつできる人とできない人では与える印象が違います。あいさつをしない人は、「私はあなたに対して心を閉ざしています。私はあなたに近づきたいとは思っていません。」というメッセージを無言で発してしまうためです。
今年の東小の目標である「自分も相手も大切にする子」に近づくためには、あいさつができることは特に大切だと言えます。
我が子を見ていて思うのですが、あいさつは、簡単そうで実はなかなか難しいものです。特に、慣れない人にあいさつするというのはかなりハードルが高いようです。であればなおさら、あいさつを改善していくためには、意識することや自ら努力することが必要です。そして、周囲の人からの励ましや働き掛けも必要です。「あいさつすると気持ちいいな」そう感じられるとあいさつの輪がどんどん広がっていくと思います。