早くも気分は読書の秋・・・かな 9月5日(月)
2022年9月5日 15時40分昼の放送で、図書委員会から「今日の昼休みから本の貸し出しを始めます。」という案内がありました。開館初日、どれくらいの子どもが利用するのだろうと、昼休みに図書室に行ってみると、すでに長蛇の列ができていました。返却に来た児童もいましたが、ほとんどは本を借りにきた子どもたちでした。貸し出しの列に並ぶ子、本棚を見上げながら借りる本を選ぶ子、共通していたのは笑顔でした。貸し出しの再開を心待ちにしていたようです。「何の本を借りるの?」と声を掛けると、本を見せながらうれしそうに語ってくれる子がたくさんいました。
ネットから多くの情報が簡単に得られ、本そのものも電子書籍として端末上で読むことができる時代になりました。街の本屋さんのあり方も以前とは変わってきた感じもします。それでも、紙の本がもつ魅力は、今でも子どもたちを惹きつけています。
校内の木々からヒグラシの鳴く声が聞こえてきます。残暑も厳しく、秋と呼ぶにはまだ少し早い気がしますが、まもなく読書の秋、お子さんといっしょに本に親しむ秋というのもステキです。静かな秋の夜長に、家中からテレビなどメディアの音声が消え、家族で静かに読書に親しむ、我が家もこの秋一度はやってみたいです。