学校ブログ

命を守る ~予告なしの避難訓練を実施しました~ 9月15日(木)

2022年9月15日 13時56分

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9月1日の防災の日から、2週間以上が経過しましたが、雨天のため延期をしてきた第3回目の避難訓練をようやく実施することができました。

今回は、子どもたちへの予告なしというかたちで、昼休みに実施しました。それぞれが好きな場所で思い思いに過ごしていた昼休み、突然、放送が入り、緊急地震速報のメッセージが流れました。揺れがおさまるまでその場で身の安全を確保し、やがて運動場に避難を開始しました。今回は、教師の指示はほとんどなく、放送を聞きながら自分たちで判断して、運動場に避難してきます。これまでより少し時間もかかりました。私語も少しありました。

全体の人員確認が終わった後、防災担当の職員からは「1回目、2回目と比べると少し残念だった。」という感想がありました。校長からも反省点が残るという講評がありました。

「地震はいつどこにいる時に起こるのか、分からない」今回の訓練の意義を子どもたちはちゃんと理解していました。

先生方は真剣に人数確認を行いました。だいたいではなく、確実に人員確認を行いました。先日の牧ノ原市の幼稚園での痛ましい事件のことも伝えながら、命の大切さ、そして人員確認の大切さを子どもたちといっしょに確認しました。

全員が運動場に集まり、当初は少しざわついていましたが、「今は真剣に話を聞いてほしい場だから、スイッチを切り替えてもらいたい。」と伝えると、その場の空気感が一瞬で変わったように感じました。災害について、防災について、命について子どもたちは真剣に考えていました。

御家庭でも、避難訓練のことを話題にしてみてください。お子さんが今日の避難訓練でどんなことを思ったのかを聞いていただきたいです。そうすることで、お子さんの防災意識が高まると思います。また、防災に関わって、親として願っていること、子どもと確認しておきたいこともしっかりと伝えておいていただきたいと思います。災害はいつ起こるか、だれにもわかりません。