袋井特別支援学校の児童との交流に向けて(4年生) 10月19日(水)
2022年10月19日 17時55分昨日、4年生は袋井特別支援学校の先生をお迎えして、特別支援学校について理解する学習を行いました。市内の高尾にある静岡県立袋井特別支援学校、近くにありながら「知らない」という様子の児童もいました。
本校では、毎年4年生の児童が袋井特別支援学校の児童との交流活動を行っています。以前は、直接対面しての交流を行っていましたが、コロナの流行からはメッセージのやりとりなど、間接的な交流しか行うことができていません。4年生の子どもたちは、これから特別支援学校の3年生のお友だちと交流をしていく予定です。
来校してくださった先生は、小学部1年生の担任の先生でした。自己紹介から優しい笑顔でお話してくださいました。特別支援学校には、1つのクラスに3人の担任の先生がいるそうです。
得意なこと、苦手なことというのは、人によってそれぞれ違います。どれだけ得意か、どれだけ苦手かという度合いも人によって違います。特別支援学校では、一人一人の苦手さに合わせた工夫をしながら子どもたちが学んでいます。学校で実際に使っている物もたくさん持ってきてくださり、子どもたちに見せながらお話してくださいました。
掲載した写真で、子どもたちが見ている大きな黄色い丸いスイッチのついている物は「ビッグマック」という録音もできるプレイヤーだそうです。指が自由に動かない、ボタンを押すのに十分な力がないという人でも簡単にスイッチのオンとオフができるものです。子どもたちは、実際にさわりながら簡単に操作できることを確認していました。
なかなか集中できないという子は、集中力が続くようパーティションという仕切りを使って視界を限定して、勉強しているそうです。宿題をしている我が子を見ていると、すぐに身の回りに置いてある物に気持ちがいってしまい、集中できなくなっている姿をたまに見かけます。我が子も同じだなぁと思いました。我が家でも、勉強机のまわりに段ボールでパーティションを作ってみようと思いました。
中学年の子どもたち、特に4年生というのは、心理面でものすごく成長する時期と言われています。物事をより深く考えられるようになる年頃です。これから行う特別支援学校の子どもたちとの交流を通して、子どもたちはまた大きく成長すると期待しています。