一年間で何冊図書館の本を借りたかな? 3月13日(月)
2023年3月13日 14時25分図書館担当の朝子先生から、「学校図書館だよりNo.9」が出されました。
今回のお便りの主な内容は、「1年間のベストリーダー」でした。リーダーと言ってもleader(指導する人)ではなく、reader(本を読む人)です。今年、学校の図書館の本をたくさん借りた子どもたち、トップ10が紹介されました。
最多は、2年生の児童で218冊。登校した日に毎日1冊ずつ借りても追いつけない冊数です。驚きました。トップ10の子どもたちは年間100冊くらいの本を借りています。
読書の質と量を向上させることは、学力向上にも効果的であると言われています。
読書をすることで、「長い文章を読めるようになった」「新しいことを知ることができた」「知っている漢字やことばが増えた」「興味のあることが増えた」「自分の考えを文章に書けるようになった」「新しいことをすでに知っていることと結びつけて考えるようになった」など、様々なことができるようになったと、実際にたくさん本を読んでいる子どもたちが回答したそうです。ベネッセが行った調査では、「読書量が多い児童」ほど、成績が伸びる傾向があることが分かったそうです。国・算・理・社の4科目全てで成績が伸びたそうですが、最も伸びが著しかったのは、意外にも算数だったそうです。
読書をする時、私たちは本に夢中になって没頭します。実は、このことが学習面でプラスの効果を生むとも言われています。ただ、読書に没頭できるほど本好きになるのは容易なことではありません。本に没頭するには、①十分な「時間」と ②静かな「空間」と ③ちょうどいい「本」 という3つの条件が必要だそうです。
もうすぐ春休み。いつもより「十分な時間」がとれそうな春休みに「よい本」に出会って、「静かな場所」で読書の楽しさを感じられたらいいですね。