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視覚障害のある方が盲導犬を連れてきてくれました(4年生 総合) 6月15日(木)

2023年6月15日 16時15分

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盲導犬と生活している視覚障害のある方が、盲導犬を連れて浜松からお越し下さり、福祉について勉強している4年生に講話をしてくださいました。

幼いときから弱視の障害があり、10歳からは視力をほとんど失ったそうです。視覚障害と言っても、見えづらさの状況は人によってまったく違うそうです。まったく見えない、光の明暗だけが分かるという人もいれば、見える範囲が狭かったり、ぼんやりとしか見えなかったり、すりガラスごしに見ているかのように白くモヤがかかったように見えたりするという人もいて、症状は様々だそうです。

お話を聞きながら、子どもたちは目が見えないということのたいへんさを想像しているようでした。

盲導犬のビアンカは、講師の横で、じっと座っていました。盲導犬を間近で見ることは子どもたちにとっては初めてのことだったと思います。実施にふれさせてもらって盲導犬が非常におとなしく賢いことを感じているようでした。

真剣に話を聴く子どもたちの姿が印象的でした。「ふだんのくらしを幸せにする」福祉について、子どもたちの考えが深まっていくことを期待しています。