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持久走記録会に向けて・・・がんばれ!(体育 2年2組) 11月25日(月)
2024年11月25日 18時03分12月3日(火)の持久走記録会に向けて、子供たちが頑張っています。体育の授業では、ほぼ毎回学年ごとに定められたコースを1回は走るようにしています。毎年の光景ではありますが、持久走を頑張っている子供たちの姿に励まされます。
勉強に得意不得意があるように、持久走にも得意不得意があるでしょう。食べ物の好き嫌いがあるように、持久走の好き嫌いもあるでしょう。お子さんは、どちらですか。
持久走が、不得意で大嫌いだった私は、速く走る子供たちを見るとうらやましく思います。そして、「かっこいいなぁ~」と思います。一方、走るのが遅い子であっても頑張って走っている子を見ると、同じように「かっこいいなぁ~」と思います。苦しさから逃げずに頑張っている姿がステキなのです。苦痛に顔をゆがめながらも歩かずに、足を前に出そうと頑張っている姿に勇気をもらいます。苦しさやつらさがわかる分だけ、感動するのです。
今日、2年生が体育の授業で、コースを走っていました。走る前に先生から、「疲れても歩かないよ。最後まで走り切ることを目標に頑張りましょう。」と声を掛けられ、スタートしました。みんな頑張っていましたが、グラウンドの反対側へ先生から離れていくと、ポツリポツリと歩き出してしまう子がいました。
「がんばれ~、自分のペースで走り続けろぉ~!」と声を掛けましたが、その子の心には届いていないようです。歩いている子の姿を見た他の子の中から、さらに歩き出す子が出てきます。我慢できず、歩いている子を後ろから追いかけます。「お~い!がんばれ~!つかまえちゃうぞぉ!」そう言いながら追いかけると、うれしそうに走り出します。結局、残りの1周半は、逃げながらゴールまで走り切ることができました。
「歩いちゃおうか」「歩きたいけど、がんばろうか」・・・子供の心の中で、自分との戦いがあったはずです。勝負は紙一重です。苦しい時にあきらめない強さをもちたいものです。
持久走記録会までにあと何回体育があるでしょうか。もしかしたら、お家で「持久走いやだなぁ~」と言っている子がいるかもしれません。嫌だと感じている子供のつらさをまずは受け止めてあげてほしいです。その上での勇気づけをお願いします。ギューッてしてあげるだけでも、お子さんは、お父さんやお母さんから勇気を受け取っているはずです。